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2017.11.18

集会活動を成功させるこつは?

Q:大きな行事も終了し、学級内で集会活動に取り組ませたいと考えています。どのように取り組んだらいいでしょうか。

A:特別活動に割く時間が限られ、学級内の集会活動も以前に比べて回数が限られてきました。また、集会活動といっても、リクエストが多かったドッジボールをして楽しむだけという学級もあるようです。しかし、集会活動は取り組み方によって学級集団を高める絶好のチャンスとなります。そして、成功のこつは集会前の取り組みに左右されます。そこに絞って紹介します。

1 集会活動希望の下地を作る

 日ごろから、朝の会でゲームをしたり、休み時間に「全員で遊び日」を設けたりして、「全員で活動することの楽しさ」を感じ取らせます。それが下地となり、「集会活動をしたい」という声が子どもたちから出てくるようになります。

2 内容を決める話し合い活動では目的を明確にする

 集会活動を決める話し合いでは、その内容を話し合う前に、「集会活動のねらい」について確認します。教師の提案でも実行委員会の提案でも構いません。「学級全員がより仲良くなるように」というようにねらいが明確であれば、内容を決める時も「ねらいに沿った内容はどれですか」と教師が助言できます。もちろんそのねらいは教師の「指導のねらい」の反映でもあります。
かつて、「学級全員がもっと仲良くなる」というねらいで「男女が仲良くなるゲーム集会」を行ったことがありました。大いに盛り上がりました。

3 事前のPR活動と振り返りをする

事前のPR活動も重要です。実行委員会が準備物や楽しみにしている声を関連情報としてこまめに流すことで、参加意欲も高まります。また、終了後には必ず集会活動の振り返りをします。次へ集会活動へのステップになります。

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