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2017.12.31

2017年の振り返り

今年の元日に以下の4つの点を今年のモットーとした。大みそかの本日,簡単に振り返りたい。

1 続チャレンジ
2 研究を深める
3 有難い依頼を大切にする
4 着実に責務を果たす

1 本校で公開研究会
 現職場は2年目。一番大きな出来事は11月に行われた学校公開研究会だった。伝統校であるが,研究については新しい流れを意識しながら,職員一丸になって取り組んだ。私もサポートに時間を注いだ。当日は370名を超える参観者があり,高い評価を受けた。研究熱心な先生方にとっても大きな財産となったであろう。それは自分にとっても同様であり,大きな喜びを感じた研究会であった。

2 通信制大学院で修士の学位取得
 昨年から苦しみの連続だった通信制大学院も何とか1月に修士論文を提出し,3月には修士の学位を取得した。本当に苦しんだ。時間確保の厳しさも感じた。そういう経験ができるのも「学生」だからこそ。でも,「これで終わりではない」ということを決めたことが,この経験からの大きな学びだったかもしれない。

3 今年もあちこちに行かせていただいた
 今年もお声掛けをいただいて、あちこちで講師役をさせていただいた。宮城、東京、愛知、大阪、京都、福井、熊本…そして、岩手でも教育センター、他校および地区社研。実に有難い機会だった。それらの多くで模擬授業も行い,それぞれに十分に楽しませていただいた。

4 何とか書籍原稿も書いた
 昨年から延び延びとなっていた書籍原稿も何とか書き終えて,来年の3月には発刊の予定である。連載はなかったが,月1~2本のペースで依頼原稿も書いた。それに対してインプットは少な目。この点では反省ばかりである。

5 健康面では
 年を重ねるにしたがって自分が心配しているのが、健康面である。もともとスポーツをしたり、体を鍛えたりしているわけではない。健康的な生活をしているわけでもない。体力的には年々厳しくなっている。それでも大きな病気をすることもなく、風邪をひくこともなく1年を過ごすことができた。ただし、体重が若干増加気味。これは明らかな運動不足なので来年の目標としなくてはいけない。

6 チャレンジ
 今年のモットーの第一は「続チャレンジ」だった。このチャレンジが続いた年と言える。来年も自分の志の実現のためにチャレンジは続くであろう。そのための学びは欠かせない。

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2017.12.30

心に刻まれる黒板メッセージ

(平成26年の原稿です。)

 「教室にあるもの」といえば代表的なものとして「黒板」があげられるであろう。授業で使われるのはもちろん、担任からのメッセージを伝えるものとしてもよく活用される。

 私も担任時代は、前日の放課後に翌朝のメッセージを時々書いていた。運動会の時には「がんばろう!」と子どもたちへの励ましを書いたり、誕生日の子のよさを伝えたりしたものだった。

 そのような黒板メッセージが、子どもたちの心に一番刻まれるのは、卒業式の日であろう。本校では先月、六学年四学級が卒業の日を迎えた。当日、各教室には担任からの心温まるメッセージが書かれていた。

 「だれかが困っているとすぐに助けてくれる人がたくさんいました。友達を大切にする学級でした」と書かれていた学級。同じ中学校に進学しても、クラスは別々となる。「学級の友達の大切さ」が伝わってきた。

 別の学級では、「今、別れの時。飛び立とう、未来信じて!」と大きく書かれていた。これは卒業式で歌う「旅立ちの日に」の歌詞の一部だ。思い出に残るであろう曲のメッセージは何とも力強い。

 その隣の学級では、学級一人一人の名前が全員分、丁寧に黒板に書かれていた。名前を書きながら、一人一人の思い出も担任は思い浮かべていたのではないだろうか。

 そして、ユニークだったのは「清々しく飛び立て」と書いた後に、「最後の学級会」と記されていた学級。議題は「学級目標は達成できたか」。子ども達が学級会で成長したことを物語るメッセージだった。

 「教室の黒板」が生み出すこれらのメッセージ。卒業式という忘れ得ぬ日に、子どもたちの心に深く深く刻まれていったことは間違いない。

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2017.12.29

友だちを作れない子にどう働きかけるか

Q:学級の中に友だちを作れない子がいます。休み時間も閉じこもりがちで、一人で読書やお絵かきをしています。どのような働きかけをしたらいいでしょうか。

A:活発な子や積極的に話しかける子には教師の目がいきがちですが、閉じこもりがち子は意図的に注目しないといけません。時には学級の中に居場所がなくなり、孤立してしまうことも考えられるからです。その点で、このような子に気づいたこと自体が取り組みの第一歩となります。

 まずは教師がその子の話し相手になるようにしましょう。休み時間に一人で読書をしているのなら、「何の本を読んでいるの?」「どんな本がすきなの?」と声をかけていきます。もちろん授業時でも、その子がノートに書いている内容を見て、「いい考えが書けたね」「みんなの前で発表してね」というようにコミュニケーションをとっていきます。
教師自身が「あなたと仲良しになりたい」というサインを送ることによって、その子も教師には心を開くはずです。

 心を開くとその子の願いも知ることができます。たとえば、「本当は友だちと遊びたいけど、断られるのが怖いから誘えない」というケースがあります。

 このような本人の分析がわかれば取り組みもしやすいものです。たとえば、その子を受け入れてくれそうな小グループと、教師も一緒になって遊びます。遊ぶ時に、自分の気持ちをどう伝えたらいいか教えます。また学級全員で遊び日を作って、友だちと一緒に遊ぶ機会を増やすのもいい取り組みになります。

 このような取り組みを繰り返す中で、その子自身も学級集団に溶け込み、自分の居場所を見つけるようになるのです。

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2017.12.24

注意する場面での言葉の指導は?(H25原稿)

 (平成25年の原稿です。)

 講師役をしたとある研修会で質問を受けた。

 「子どもたちに注意しなければいけない場面で先生はどんな指導のしかたをするのですか?」という趣旨のものだった。

 そこで、「休み時間が終わり、子どもが授業開始時刻に間に合わなかった時のことを例にします」と言って実演してみた。

 若い頃の私は、「3時間目は10時40分からです!間に合うように戻ってきなさい!」とストレートに叱っていた。その叱り方が強いほど効果があると考えていたが、今は違う。

「○○くん、3時間目に間に合わなかった理由は?」
「そう、チャイムが鳴っても遊んでいたからだね。約束ごとが守られなかったこと、先生は残念だな…」
「どうすればいいかな?」
「では、今自分で言った通り、チャイムが鳴ったらすぐに遊びをやめて教室に向かうようにしよう。明日の君に期待しているよ。」

 ここで示した実演のポイントは次の4つである。

・理由を聞く(「泣いていた子のお世話をしていた」といった場合もある)
・人格ではなく行動を注意する(その子自身を否定するものではない)
・今後どうすべきか質問をする(自分の意志で行動できるようにする)
・翌日できたら褒める
 (できたことを見届けることでその子を認める)

 子どもの人格や立場を大切にしつつ、子どもが自ら判断し行動できるように育てることが注意の基本である。ストレートに叱るよりも手間がかかるが、子どもの自立のためには、このような指導が大切と考える。
 「確かにこれなら子どもも納得しますね」と質問者は頷いた。ストレートの注意なら誰でもできる。教師ならば一工夫をしたい。私自身、そのための言葉を今も探し続けているのである。

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2017.12.23

子どもとの信頼関係を築くには?

Q:学級担任として数カ月が経ちました、子どもたちとの信頼関係が十分に築けていないように思われます。どのようにしたらいいでしょうか。

A:子どもたちとの信頼関係を築くことは確かに重要です。同じ叱る行為でも、信頼関係があれば子どものためになりますが、信頼関係がなければ反発を招く場合もあります。ここではすぐに実践できるものを紹介します。

1 一生懸命に話を聞く
 まずは子どもたちの話を聞くことです。それも「一生懸命に」聞くことです。授業はもちろん、休み時間に話しかけたら仕事をしていてもその手を休め、子どもに向き合って聞きます。「先生は自分の話を真剣に聞いてくれる」というのは子どもたちが教師を信頼する第一歩です。

2 「あなたを大切にしている」という行動をする
 「苦手な学習の時に励まして教えてくれる」「休んだ時に電話やメッセージをくれる」「ノートのコメントがいつも温かい」といった教師の行為は、子どもにとって嬉しいものです。その嬉しさは信頼に結び付きます。

3 自分の得意なことで子どもを認めていく
 学級通信は私にとっては学級経営上の大きな武器でした。頻繁に一人一人の子を認めたり、励ましたりする記事を掲載しました。教師なら自分の得意分野があるはずです。その分野から信頼関係を築く切り口が見つかるものです。

4 教師自身の規範意識を見直す
 「時間を守る」「子どもとの約束やきまりを守る」といった教師自身の規範意識を見直してみましょう。子どもたちに「時間を守るように」と厳しく注意している教師が、授業に遅れるのでは「先生だって時間を守っていない」と感じるのは当然です。教師自ら範を垂れるようにしたいものです。

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2017.12.17

「お話朝会」から興味を広げる

 本校では月に1度、「お話朝会」がある。先生方が交代で全校児童に向かって話をする朝会である。話すテーマは自由で、その月の担当の先生に任せられている。 

  あるベテランの先生は、今までに撮影した写真をもとにトンボ研究の話を行った。その話の後は、子どもたちも校庭でトンボを捕まえる度に「先生、このトンボ、何の種類?」と尋ねてくるようになった。また、若手の先生は学生時代から習っている剣道の話。凛々しい剣道着姿で登場した時点で、子どもたちは一気に注目し、剣道に対する関心も高まった。

 このように先生方の個性が垣間見られる朝会である。

 12月は養護教諭の先生の番であった。趣味である登山の話である。実際に登山時に使っているリュックサックを背負い、登山用の杖をもって入ってきた瞬間に子どもたちから「あっ、山登りのお話だ」という声がする。次のようなお話だった。

・自分が今まで登った山々のこと。日本一高い富士山にも登った
・何時間もかけて苦労をして登る。その分、頂上から見る景色は最高
・山にはふだん見られないきれいない花々も咲いている。それも山登りの楽しみの一つ

 自分の登山体験の一つ一つが子どもたちにとって未知のことであり、「登山の魅力」を一気に伝えた話であった。子どもたちも、テレビ等で登山の様子が映ったら、この時の話を浮かべるに違いない。

 実はこのお話朝会は子どもたちだけではなく職員室でも話題になる。「私も鳥海山に登った」「大雪山もすばらしい山だったよ」と、放課後には先生方の思い出話でコミュニケーションも深まる。その点で、お話朝会は教師にとっても価値あるものになっているのである。

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2017.12.16

子どもたちを読書好きにする手立ては?

Q:子どもたちを読書好きにしたいと思っています。しかし、図書室から借りる子は一部です。どのようにしたらいいでしょうか。

A:子どもたちを読書好きにするには、まずは子どもたちに「本を読みたい」という意欲を育てることが大切です。本を借りるように指示しても、読書をしなければ意味がありません。さらに読書意欲は子どもによって違います。1つの取り組みだけでは、学級全体の読書意欲はなかなか高まらないものです。私自身も子どもたちが読書好きになるために様々な取り組みをしました。

・「10分読書」の時間を確保する。私は週に1回、朝の会を早めに終えて時間をとっていた。読む本は自由にする。「シーン」とした静寂の場は読書の心地よさを感じる場ともなる。

・読み聞かせを教師が行う。国語の時間に行うが、難しい場合には細切れ時間を使う。私自身は給食時間の5分間を使ったことがあった。

・朝の会で、「私の本紹介」というコーナーを作る。一回2~3人、簡単な紹介で構わない。教師にとっても子どもたちの読書傾向がわかる機会になる。

・「教師のお勧め本」を随時行う。本の魅力を熱く語ったり、一部を読んだりして教室に置くようにする。子どもたちは競って借りる。

・子どもたちが今興味をもちそうな本を、地域の図書館から大量に借りて、教室に置く。今は特別貸し出しのしくみを作っている図書館も増えている。

・「書名」と「ページ数」を書いた読書カードを作成する。感想は求めない。ページ数が増えていくことが励みになるはずである。

  様々な取り組みで「自分の学級に合いそう」と思ったものを選んでください。なお、先の例に共通するのは「実践は短時間だが、一定期間継続が必要」ということです。少しの活動を根気強く続けることで読書好きの子も増えるのです。

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2017.12.11

『授業力&学級経営力』1月号

授業力&学級経営力』1月号に拙稿が掲載された。アマゾンはこちら

「授業名人だけが知っている超一流の指導技術」で8名の先生方が載っており,自分もその中の一人。今回は顔写真まで表紙に掲載されている。「シンプルな技術で子どもたちに力をつける」というテーマで書かせていただいた。

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2017.12.10

学級通信が伝える子どもたちの息吹

平成24年の原稿です。

「副校長先生、お願いします」と担任が学級通信の下書きを出す。私も「どんな学級の情報が入っているかな…」と楽しみに読む。マラソン大会でがんばった子どもたちの記事に、「確かに必死になって走っていたなあ」と思い出す。そして、「この様子を家の人が知ったら喜ぶだろう」と想像する。「OKです。よい写真だね。発行してください」と一言添えて担任に下書きを返却する。

 私自身も担任時代は学級通信を頻繁に発行していた。「学級経営の柱」として位置付け、日々の子どもたちの活躍ぶり、授業の様子、子どもたちの作文、時には私自身の教育観等、幅広い範囲の内容を書いてきた。学級通信を発行する中で、子どもたちを見る目も保護者との交流も深まった。その点では、授業準備の他に学級通信を発行する担任の先生方に共感する。

 改めて、最近の先生方の学級通信を見てみる。ある先生は、弁当の日のエピソードを書いている。子どもたちが弁当箱を開ける時のわくわく感を記事にしたものだ。これを読んだら家の人は「我が子に弁当を作る喜び」を感じるであろう。

 学級通信に書かれている子どもたちの作文も楽しみの一つである。きらりと光る表現の中に子どもたち思いが伝わってくる。祖父母の稲刈りの手伝いをした子どもの日記からは、ほのぼのとした家族愛が伝わってくる。

 それにしても学級通信もビジュアルになったものだ。デジタルカメラの登場で写真が気軽に掲載できるようになった。子どもたちの笑顔の写真に思わず惹きつけられる。

 このように「子どもたちの息吹」が学級通信にはあふれている。それぞれの家庭で学級通信が話題になり、学校の話に花が咲くことを願っている。

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2017.12.09

基本的生活習慣、何をどのように?

Q:気づくと学校生活の基本的生活習慣が乱れています。目を配ってあれこれ注意しますが徹底できません。どのようにしたらいいでしょうか。

A:学校生活での基本的生活習慣といっても様々あります。「忘れ物をしない」「時間を守る」「きまりを守る」「挨拶する」「靴を揃える」等、多いものです。できない子がいると、その分、注意する回数も増えるのも当然です。

 ただ、効果がないというのであれば指導方法を変えましょう。

 まずは指導するターゲットを絞ります。「あれもこれもよくしたい」という気持ちはわかりますが、取り組む項目が多いと結局は徹底しないものです。たとえば「挨拶とくつ揃えに集中しよう」と子どもたちにも宣言します。この時に子どもたちにも取り組む理由を話します。「友だちに挨拶されたら嬉しいものだ。元気も出る。それぐらい挨拶は大事だ」というようにです。

 次に子どもたちへの接し方を、「注意型」から「働きかけ・確認型」に変えます。挨拶だったら、教師から積極的に子どもたちにします。声が小さい子がいても注意をする必要はありません。何回もしていれば、いい声で挨拶をすることがあります。その時に「すばらしい挨拶です」とほめればいいのです。靴揃えだったら「今日の朝、靴をしっかりと揃えた人?」と確認します。多くの子が挙手したら、「すばらしい。先生が見たら智くんと悠美さんの靴のかかとがピタッと揃っていましたよ」と確認したことを話します。こうすれば靴が乱れている子を注意しなくても効果が出ますし、子どもたちをほめる機会も増えます。

 この取り組みを、おおよそ大丈夫と判断できるまで継続します。この「おおよそ」という点がポイントです。完璧を求めるとどうしても過剰に注意せざるを得ないからです。そして、1つの項目がおおよそできるようになると、波及効果で他の項目も取り組みやすくなるものです。

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2017.12.04

社会科授業を模擬授業で学ぶ

1月6日(土)に登壇するセミナーの情報です。(大阪市)
こちらのサイトです。
別途募集をしており,40名近くの参加者になっています。
以下本文です。

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社会科をはじめて教え始めたころ、丸岡自身苦痛の毎時間でした。
「教えるべきことが多い。でもずっと説明していたら子どもたちの表情はどんどんと暗くなっていく」
「子どもたち主体に教えようとすると、子どもたちは喜んで学習するが、テストになるとさっぱり定着していない。」

ずっと、どうしたらいいのかわかりませんでした。私が社会科の授業から逃げるのと同時に、子どもたちも「次、社会?最悪~。」と声をもらしていました。

しかし、学ぶことを繰り返すことで、授業が変わってきました。子どもたちが、社会科が大好きになり、知識の定着も図ることができるようになってきました。


学べば、授業が変わります。
そして、今も「よりよい社会科授業とは何だろうか?」と模索の毎日です。
新年初めの学びは社会科を学びましょう!!

模擬授業を通して、具体的に学びます。
模擬授業に、社会科指導のプロ、佐藤正寿先生にコメントしていただき、より学びを深めていきます。
1日社会科実践を深められること間違いなしのセミナーです。

ぜひ、ご参加ください!!

■■■■

日 時:平成30年1月6日(土) 9時30分~ 受付  9時45分 講座開始
会 場:たかつガーデン 大阪市天王寺区東高津町7番11号
講 師:佐藤正寿 氏(岩手県奥州市立水沢小学校副校長)
参加費:3000円
申 込:http://kokucheese.com/event/index/459781/

9時30分 受付

9時45分 開会

1、 佐藤正寿先生オープニング講座  
 9時50分~10時20分
 「社会科授業に欠かせない必須の3か条」

2、社会科をどう授業する!?パート1~3・4年生編~ 
 10時30分~12時00分

模擬授業 25分×2人 50分 授業者:3年生 中畑 翼 (千葉)4年生 有馬章公(兵庫)
フロアでの検討 20分
佐藤先生の解説 20分

3、社会科をどう授業する!?パート2~5年生編~ 
 13時00分~14時30分

模擬授業 25分×2人 50分  授業者:中村祐哉(広島:東広島市立八本松小学校) 丸岡慎弥(大阪)
フロアでの検討 20分
佐藤先生の解説 20分

4、社会科をどう授業する!?パート3~6年生編~ 
 14時45分~16時15分

模擬授業 25分×2人 50分  授業者: 田村由宏(兵庫)西村祐太(京都)
フロアでの検討 20分
佐藤先生の解説 20分

5、これからの現場教師に期待する社会科授業とは 
 16時20分~16時45分

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2017.12.03

暑い夏に熱く学ぶ教師たち

平成24年の原稿です。

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 夏休み中の小学校。子どもたちも特別に登校し、暑さに負けずに図工の授業を受ける。体育館にはたくさんのダンボール。そのダンボールを自分たちの考えで工夫した形に積み重ねていく。つくづく子どもたちの発想は豊かだと感じる。

 子どもたちの周りには県内・県外各地から訪れた教師たちが50名ほど。熱心にメモをしながら参観している。授業後には分科会がもたれ、その授業について熱心な討論が行われた…。

 7月31日に行われた「岩手県造形教育研究大会胆江大会(会場は金ケ崎町)」の1コマである。夏休みは教師にとって、研修するためのよい機会だ。今回の大会は、幼稚園・保育園・小学校・中学校の造形活動、図工や美術に関わる教師が集まる大会である。 

 このような教科ごとの県大会は本県では2年に1回、開催される。会場地区では、そのための準備を長期間にわたって行う。私はこの大会の事務局長を昨年の4月から拝命している。

 わずか一日の大会であるが、そのための準備としてすべきことは多い。大会の内容企画から始まり、スタッフ編成、実行委員会開催、関係者および関係機関との連絡等、かなりの時間を割いてきた。だからこそ、大会が総勢300名近い参加となり、盛会となった時には感慨もひとしおであった。

 大会の午後は、胆江地区の特色を生かしたワークショップである。岩谷堂タンスの金具製作や南部鉄器の鋳物作りに参加者は挑戦したりしていた。地域の伝統産業とも言えるこれらのよさを製作活動を通して感じとっているようだった。

 1日の大会ではあるが、研修をした先生方は2学期からの実践のヒントになったことであろう。暑い夏に教師も熱く学んでいるのである。

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2017.12.02

通知表作成の取り組みは?

Q:通知表作成に毎回多くの時間がかかってしまいます。特に所見欄にいつも苦労しています。どのようにしたらいいでしょうか。

A:通知表は若手教師にとっては大きな難関です。私自身も時間がかかり、提出日当日まで苦労した記憶があります。

通知表作業はもともと時間がかかるものですから、結論は簡単です。「早めに取り組む」ことです。学習の進度が遅れていても終わった範囲内で一度評定をします。全部終わってから改めて見直しをして、必要があれば修正をすればいいのです。二度手間かもしれませんが余裕をもって進める方を優先させます。
 所見自体は参考文献やネットに例が多く示されていますから、それを研究します。ただ、それらはあくまでも「参考」です。そのまま書いたのではリアルさがありません。そこで、より具体的に書くために「その子らしさ」を入れる工夫をします。

また、中には資料を見ても考えても適切な表現が思い浮かばない子がいるかもしれません。その時には、その子の授業での様子や言動を注目しましょう。常に付箋紙を持ち歩き、その子のよさをメモしていきます。「子どもメモ強化週間」を作るのです。私はこれで所見で悩むことも少なくなりました。早めの取り組みをしていれば、こういうことも可能なのです。

 なお、せっかくの労力を費やすのですから、学級経営に反映する取り組みも私は並行して行っていました。たとえば、「子どもメモ」でぜひ家の人にも伝えたいということが出てきた場合、それらの内容を書いた「キラキラカード」として渡していました。「今日、友達がこぼした給食を進んでふいてくれました。立派です。おうちでもほめてください」といった簡単な文章です。それは子どものよさを認め、さらに伸ばすことにつながります。

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