久しぶりの教育実習校
自分が教育実習に行ったのはもう35年も前のことだ。
昨日,学校公開研究会に参加するために久しぶりに教育実習校を訪れた。校舎自体は新しくなっていたが,門を入った途端,教育実習の思い出が一気に蘇ってきた。その時に学級の子どもたちの名前や顔も今だに印象に残っている。もちろん数名程度であるが。今は40代。社会の一線で活躍していることであろう。
今回の目的は社会科の授業から学ぶことと,研究者がどのように学校研究に携わっているかということを知ることだった。社会科の授業はここ10年以上は公開研究会はもちろん,県の大会にも参加できなかったのでよき学びとなった。さらに研究者の関わりについては短い時間だが,大学の先生の話をお聞きすることができたので,こちらもよき学びとなった。
自分が秋田出身なので,可能性は低いが知っている人が参加しているかも・・・と思ったが,年代的には公開研究会の参加者はほとんどいないと感じた。学生が熱心に学んでいる姿が印象的だった。そう思っていたら,高校時代のクラスメートに三十数年ぶりに会った。高校を卒業してから年賀状のやりとりは欠かさずに行ってきた友人だ。ほんの1分ほどのやりとりだったが,自分にとってはその内容は大きなエネルギーとなるものだった。「あいつも今の立場でがんばっている。自分もがんばらないと」・・・そう思った。クラスメートとして一緒に過ごしたのは高校2年生。当時担任だった20代の先生は今は教育行政のトップとしてご活躍中である。こちらに記事。学力面も運動面も生活面でもさえない高校時代だったが,友人と担任には恵まれ,それが土台となって今があるんだと思った秋田行きであった。
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