2018年の振り返り その2
6 社会人学生・研究者として
社会人学生も2年目に入った。今までとは違って研究者になったこともあり,学会での発表は当然である。7月の日本教育工学会研究会(明治大学)で久しぶり発表をした。続いて9月の日本教育工学会全国大会(東北大学),10月の全国社会科教育学会全国大会(山梨大学),11月の日本社会科教育学会(奈良教育大学)と4回発表を行った。それぞれの原稿も提出している。学科の論集にも1本,論文を提出した。このように書くと前進しているように思われるが,これらは当然レベルであって,肝心のメインの研究テーマ自体は,もがいている状態。時間を注いではいるが,結果が出なければ意味がない。努力を続けていくしかない。
7 講師役さまざま
出やすい立場になったということで,今年度もあちこちに行かせていただいた。特に,札幌市と岡山県笠岡市には縁があって3回の訪問となった(笠岡市は1月の予定を含む),また,海外の台北日本人学校にも訪問させていただいた。それぞれ児童対象の飛び込み授業もさせていただいた。岩手や仙台でのセミナーや社会科研究会,UD関係の依頼も嬉しかった。まだまだ自分の活躍の場があると思った。さらに今年は,立場が変わったということで保護者対象の講演依頼と高校生対象の依頼がそれぞれ複数あった。この点では幅を広げることができたと思う。
8 研究会に出かけさせていただいた
同じように出やすい立場ということで,研究会や学会に参加させていただいた機会が多かった。自分が学ぶことの大切さを感じた。特に情報リテラシー連続セミナー(東北大学)の講師の先生方からの話やその方法から多くのことを学ばせていただいた。
9 JEES理事に
JEES(特定非営利活動法人 全国初等教育研究会)の理事に7月に就任した。研究会で発行しているフリーマガジン「WUTAN」2学期号には,特集として私の記事をとりあげていただいた。また,11月には東京でセミナーを開催させていただいた。基本的にセミナーは今後連続していく方針であり,来年の2月には仙台,3月には札幌でJEESセミナーが開催される。日本学級経営学会の理事にもなっており,11月には仙台でセミナーを本学で開催した。実行委員長として無事行うことができ,ホッとしている。
10 共同研究・執筆活動
教育同人社さんと共同研究を始め,2つの論文を出すことができた。来年に向けての方向性も決まっており,順調である。また,原稿も定期的に依頼され,執筆をさせていただいた。3月に単著を発刊し,小学校教員としての原稿は一区切りをつけた。4月以降では,大学のテキストとなる原稿を書いた。来年,3冊の書籍が発刊される。共著者としての喜びである。大学に移ってから原稿内容自体が変わってきたことを感じた。
11 健康面は・・・
4月からの生活で,健康面への意識は小学校教員時代よりは薄れてしまった。学校にいれば体を動かす時間や給食等で,健康面は意識できるが,大学教員はやはり気にしない生活になってしまっている。この点は反省店である。
自分にとって節目だった2018年だったが,取り組みのペースは初年度ということで,ゆっくりペースだったと思う。来年はペースをあげて「努力と挑戦:をモットーにしていきたい。ありがとうございました。
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