2009.10.04

情報教育特集

初等教育資料」10月号の特集は「新しい学習指導要領が求める情報教育」である。文科省参事官の解説があり、論説の他に事例が6つ。そして座談会というスタイルである。特集のこのスタイルはいつものパターンであるが、それぞれの立場からの報告が明快であり、このパターンのよさを感じた。座談会には、研究仲間の笠原先生、笹原先生が登場。日ごろのお二人の実践を知っているだけに、とても明快な記事になっていた。

この号で注目したのは、やなせたかしさんへのインタビュー。「正義というのはかっこいいだけじゃなくて、傷つく自分を覚悟すること」「教職という職業に就いた以上は、ある程度覚悟しなくちゃいけないと思います」というメッセージを重く受け止めた。

この「初等教育資料」は20年近く年間購読しているが、かつては「資料のようなもの」として積ん読しておくことが多かった。今は購入した時点でじっくりと読む。1年間トータルで読むと、現在の教育の動向、特色ある教育課程の実践が幅広く知ることができる良書である。

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2009.09.28

常置しているから活用する

今日は教育委員会の学校訪問。教育委員長さん他5名の方が来校。授業も参観する。
本校の先生方はこのような日は実物投影機+プロジェクタをよく使う。今日も参観に一緒に回ったが、4学級中2学級が活用していた。算数の教科書の拡大投影と社会の資料集の拡大投影。どちらも効果的な活用で、子どもたちも集中していた。

日常はどうかといえば、よく活用する先生と時々のみの先生に分かれる。広める立場としては、「もっと活用すれば授業も変わるのに・・・」とも思う。ただ、全く活用しない先生はいないし、参観を意識する授業での活用率は高い。これはやはり教室にICT機器を常置しているからだと考える。教室に置かれていれば「使ってみたい」というタイミングで即使える。置かれていなければ、「使えれば・・・」と意識しても「でも準備は大変。やっぱりやめよう」と思ってしまうこともあるだろう。

その点で、今年度各学級にICT機器を常置できたのは授業改善に確実に役立っている。今は個人持ちを含めての整備の段階なので、今年度予算で再度購入予定である。中学校でも実物投影機を購入予定なので、さらに実践の広がりが期待できる。

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2009.08.30

教育の情報化の調査結果

学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果が文科省から発表された。学力テストの結果とだぶる今の時期の発表ということであまり注目をあびていないが、自分としては我が県のことが気になる。

ICT活用指導力の都道府県別の結果が書かれている詳しい速報値はこちら。岩手は、全校種を合わせた結果は5項目とも6位。かなりの上位である。しかし、校種別に詳しく見ていくとこれは高校が全国のトップクラスだからこその結果。(もっともこの高校の結果も少し違和感があるが・・・)
小学校は全て下位であるし、私が重視している「授業中にICT活用をして指導する能力」に至っては全国44位である。これは確かに実感している。

この結果は残念であるものの、自分として今後やり甲斐のあるものである。自分の今までの財産がこの分野の普及に生かせるからである。地道な歩みになるだろうが、できることから取り組んでいこう。

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2009.07.02

学校ホームページ

現任校に来てから、「取り組まなければいけない」と感じていた仕事の一つが学校ホームページの開設である。
「今までも開設したことがない」(これは町内の小学校も同様)ということで、何とかしようと思っていた。しかしながら、昨年度はネット環境のこと等でうまくいかず、先送りになっていた。

今年度、ふれあい通信というツールを活用して、簡易型ではあるがホームページをオープンする予定である。昨日はその学習会。先生方が、「これならできそう」と感心していた。
デザインは立派だが、なかなか更新できない・・・・そういうホームページが時にはある。県内の分をチェックしても、ここ1年以上更新なしというのも結構ある。
そういうものよりは、頻繁に更新が可能で、担当者任せにせす、先生方が交代交代で更新できるホームページの方がいいと思っている。今月から何とかできそうである。
管理職としては「学校の情報公開の手段の一つ」として重要視している。担当の教育振興会の情報提供の場としても貴重である。いわば管理職実践の一つである。正式にオープンしたらまた紹介したい。

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2009.04.02

教育の情報化に関する手引

待ちに待った「教育の情報化に関する手引」が3月30日に発表になった。
新学習指導要領の移行措置が今年度からスタートするにあたって、情報教育や授業におけるICT活用など、学校における教育の情報化についてその必要性がますます高まっているだけに、ずっと注目していた。
第1章から第10章まで読みたいところばかりだ。一番興味がある「教科指導におけるICT活用」はさっそく読んだ。具体例の多さに感心した。これならばICT活用のイメージもわく。

この手引きを書かれたメンバーはこちら。自分が情報教育関係では尊敬される方々がずらりと揃っている。そういう方々が書かれたのだと思うと、しっかりと読んで自分の学校の取り組みや活動に生かしていきたいと思う。

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2009.03.20

予定より早く・・・

今年度の備品購入が完了し、来年度から全学級に「実物投影機+プロジェクタ+マグネット付きスクリーン」が配置されることになった。普通学級が4つ(複式学級が2クラス)と特別教室が1つ(これは私が毎日2~4時間授業を行っている)である。もっとも私物を含めてのことではあるが。

1年前に赴任した時には、ゼロからのスタートだった。「少しずつ増やしていって、数年後には何とか各学級で常置できれば・・・」と思っていたが、これほど早くできるとは思わなかった。上司の理解の大切さを痛感した。
「2学級に1セット」と「各学級に1セット」というのは大きな差がある。他校に転勤する先生が、しみじみと「今年は本当に実物投影機とプロジェクタのお世話になった。転勤した学校でもあればいいのだけど・・・」とつぶやいて、機器がどれくらいの値段なのか聞いていたのが、印象的だった。

今年度は「まず使うのを日常化する」ということだったが、次は「どのような活用をしていくか」というが先生方の話題になるであろう。自分の働きかけも変わってくる。どのような自分の実践ができるか、楽しみである。

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2009.02.24

校務の情報化の大切さを痛感した

今までの勤務校は学校に支給されるパソコンは管理職等、一部に限られていた。
現任校に来て、初めて学校のパソコンのうち一台を専用で使うことができるようになった。校内ネットワークもできている。「市町村でこんなに違うのか・・・」と思った。私物のパソコンを学校で開く機会は少なくなった。

かなり便利なのだが、今週は「校務の必需品」と痛感した。同僚で身内の不幸があり、今週学校を休むこととなった。同じ管理職なので、学校文集、PTA関係等々、共同で進めていた仕事もあったし、その先生が運営する会議や発行物もあった。先週情報交換していたことをもとに、各種ファイルを検索したり、編集したりして、昨日、今日と仕事を進めた。不明の部分は昨年度までのファイルを参照した。
これらは校内ネットワークができているからこそ。できていない学校だったら、仕事が進まず大変なことになっていた。家での持ち帰りの仕事でも睡眠不足になっていたに違いない。
今週はプライベートでも書かなければいけない原稿や準備がある。それらには全く手をつけられなかったであろう。
その点ではまさに必需品である。一度こういう経験をしたら、もう以前のしくみには戻れない。

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2009.02.10

機器を常設するよさ

 3学期になり、自分が授業する特別教室に実物投影機とプロジェクタを常設するようになった。今までは隣の2年生の教室に常設しているものを借りていた。一日に3~4時間授業をしているので、機器がかち合って授業変更をしてもらうこともしばしばだった。しかも、隣の学級から借りることとなると、それなりの準備や後片付けの時間がかかる。隣の先生も遠慮して、廊下にある学習コーナーの棚に置く時もあった。これはこれでその先生が不便だったに違いない。

 それが2年生の教室にも常設、自分の特別教室にも常設ということになって、そのよさを痛感している。自分も教頭職であるから、授業時間ぎりぎりに教室入りとなる。それでも常設されていれば、すぐに準備ができる。係が作られている学級なら、すでにOKの状態になっている。
 2年生の学級でも今日補欠授業に入ったら、係の子が机を丁寧に動かし、2人だけでセッティングを終えた。所用時間2分あまり。常設してコードもつなぎっぱなしだからこそ、低学年でもこの速さで終えられる。やはり常設されるのに越したことはない。

 常設している教室は今のところ3つだが、実物投影機だけはあと2台入る予定である。何とか全教室が配置となる。現在未配置の学級がどのように変わるか楽しみである。

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2008.12.11

整備が加速

 本校でのICT活用(主として実物投影機+プロジェクタ)は、機器据え置き学級では順調である。
 「頻繁に・・・」というわけではないが、教室前の廊下を通った時に「ああ、使っているなあ・・・」と感じたり、見回りで教室に入った時に使用後の様子を見たりしている。それらの学級では、CDラジカセまではいかないにしても、それに近いぐらいの敷居の低さになっているのでは・・・と思っている。

 来年(度)は、おそらく全学級に実物投影機が入りそうな状況である。複式の小規模校だからできそうなことだけど。授業改善が進むと思う。

 これには二つの働きが大きいと感じた。

 1つは「公開授業効果」である。据え置き学級の担任の先生方は、公開授業や研究授業でICTを効果的に活用した授業を行った。参観した先生方が「これは効果的」と感じていた。中学校の先生からは、「今年は小学校でICTがブームですね」と言われた(実際にはブームではなく日常になっているが)。これでまずは理解が進んだ。
 これは本校だけにとどまらない。町の校長会の授業参観、町教育研究会での研究授業でも活用していたので、他校にもその効果は一部の人にであるが、伝わっている。備品購入の際に本校に問い合わせもあった。

 もう1つは一定の権限のある人の理解である。備品に関わっている事務職員も「話題になっているので」ということで何回か研究授業を参観した。対価に対する効果を実感していただいた。さらに自分自身も管理職ということでその点は心得ている。担任ではないものがどれだけ理解するか・・・この大きさを痛感した。

いずれ整備は順調。来年(度)がさらに楽しみである。

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2008.11.29

「教育の情報化に関する手引」

国の動きを知るために文科省のHPは定期的にチェックしている。
情報教育関連で今一番注目しているのは、「教育の情報化に関する手引」の新版が作成されるということである。10月に作成検討委員会がスタートし、来年の2月にはプレス発表の予定である。

今回特に注目しているのには理由がある。それは作成メンバーのすばらしさである。今まで自分が情報教育について学んできた先達がズラリ。間違いなく価値あるものができるという期待でいっぱいである。
有り難いことに会議の議事録で現在の動向も学ぶこともできる。

過去の新「情報教育に関する手引」(H14)や「初等中等教育の情報教育に係る学習活動の具体的展開について」(H18)も今一度読み返そうと思っている。

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2008.08.08

教育の情報化の実態等に関する調査結果

文科省における「学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果」が発表になった。こちら
くわしい都道府県別のデータもこのWebの中の速報値に書かれている。

昨年度の調査で我が岩手県の「教員のICT活用指導力」の「軒並み3位」には驚いた。
さすがに今年は難しいだろうと思ったら、今年は「すべて4位」。トップ5を依然キープしている。
ところが細かな数値を見ていくと理解ができた。本県の高等学校がトップ項目が多いのである。高校の事情はわからないが、ITの整備がはやかったのは確かである。
しかし、小学校のそれは高校や中学に比べたら、かなり数値が低くなっている。これは、いろいろな話を聞くと確かにその通りであろう。
この結果によって、本県ではもっともっと「小学校において」ICT活用指導力を伸ばしていく必要があることがわかった。自分に何ができるか、考える機会を与えてもらったような感じである。

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2008.06.17

この頃の実物投影機活用

教頭職ではあるが、現在十数時間、授業を受け持っている。主に算数と理科である。
その時間は多くの時間で実物投影機を活用している。最初は珍しがって、影絵をしたり、実物投影機を覗き込んでいた子どもたちだったが、すっかり慣れてきた。使わない時など、「今日は使わないんですか?」と聞かれることもある。

さて、先生方も同じだ。実物投影機の具体的な実践が数多く掲載されているこちらのマガジンを先生方に以前、配付した。食い入るように写真を先生方は見ていた。そして、中身を見て、「そうそう、算数でものさしは本当に効果的」といったことを話し合っている。
とある子からは、「先生、実物投影機とプロジェクタで算数がわかるようになりました!」という「報告」を受けた。
実際には機器だけでわかったのではなく、その先生がICTを効果的に活用した授業を行ったからわかったのであるが、子どもにとってはやはり新鮮だったようだ。

さて、私が現在取り組んでいるプロジェクトでブログを作成している。「ニコニコ45分」というものである。以前にも一度紹介をしたが、初心者にもできる実践が数多く掲載されている。自分の実践のヒントになること間違いなしである。

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2008.05.21

学校CMS

今もよくチェックするHPに前任校のホームページがある。
学校CMSで作られているものである。CMSについての説明はこちら

昨年5月にオープンして、休日以外はほぼ毎日更新されている。そして、よくあることだが、担当者が転勤すると学校HPの更新が止まってしまう・・・ということもない。
私が転勤してから、逆にパワーアップされたHPを皆さんで作っていることがよくわかる。
この間、前任校に用事があり訪れた時に、「新しい担当者と皆さんでさらに工夫して作っている」という話を聞いた。システムがいいことが、担当者や皆さんの負担軽減&更新意欲につながっているのであろう。

それにしても、転勤してみると前任校のHPは有り難い。
「ああ、今はこういう行事があるんだななあ」「〇〇先生が今年の研究授業の一人目か。若いのに凄い」といったことがすぐにわかる。学校にはいないが、先生たちも子どもたちもがんばっている様子がよくわかる。
自分も本校でそろそろ学校Webの話題を出してもいいころだなあ・・・と思っている。

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2008.05.03

教室に常設

前任校から使っている「実物投影機+プロジェクタ+スクリーン」を新しい学校でも先生方に使ってほしくて、学校に運び入れたという話を4月上旬に書いた。
自分が補欠授業に入った時に何度か使った。校内の先生方は、興味を示していたが、まだ少しだけの使用に留まっていた。

ところが今週、二人の先生から「使わせてください」という申し出があった。
・補欠授業に入った時の子どもたちの声
・セッティングをサポートしてもらえる
・活用事例の冊子の効果
・授業参観という場
といった理由からであろう。喜んでセッティングをした。ICTの効果的な活用でよりよい授業が可能なら、その環境をサポートするのが自分の役目である。同時に活用の様子も見させていただいたが、教科書やノートの拡大投影がメインで、自然であった。

これからどんどん活用しそうな雰囲気だったので、「機器は教室においてください」と話した。「教室に常にある」のと「その都度設置する」のでは、活用度がまるで違う。他学級や自分も使うが、その時にその学級から借りればよいだけだ。
ゆっくりとした歩みではあるが、確実にICTの活用は広がっている。

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2008.04.07

ICT機器をもちこむ

前任校ではICT活用が活発になった。
さて新任校。実践する立場ではない。ただ、自分の強みとして活用は勧めたいと思っていた。
もっとも本務の仕事をしっかりとしてから・・・・と考えていた。少し時間がかかるかもしれないと覚悟をしていた。
ところが早々と活用できそうな方向になってきた。

・3月に情報モラル授業が地元紙に掲載され、「今度の教頭は情報教育をするらしい」という話がされていたこと
・一緒に赴任した同僚が以前に雑誌の原稿を読んでおり、興味を示していること
・担任外がおらず補欠授業の時には自分が入ること
・学校に機器が少ないこと

ということで、入学式後にさっそく実物投影機やプロジェクタ、カート等を校内に持ち込んだ。日常的に受け持っている授業はないので、セッティング等のサポートはしやすい。セッティングした後は本務のために職員室に戻ることになるが、あとは担任の先生に工夫してもらおうと思っている。学級の人数は4人~11人。それでも「ICT活用で大きく映す」ということが効果があることは間違いない。

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2008.02.04

推進する人が増えた

本校のICT活用もいい意味で話題にならなくなってきた。
「必要な時に使うのは当たり前」になってきたからだ。
「今度、実物投影機とプロジェクタを使ってみるので、セッティングを教えてください」という声も、しばらく聞いていない。初心者の皆さんもスキルも身につけたからだ。むろん、「つながらないんです!」というヘルプコールもなし。

このごろ有り難いと思っているのが、少人数担当の先生方が積極的に実物投影機をもっていっている点だ。
本校は算数が少人数担当の先生方のメイン教科だ。算数の教科書をそのまま映すのに、よく活用している。
時にはTT(ティームティーチング)になって、ICT機器のセッティング・操作を担当する場合がある。授業者からすれば、TTの相棒がその面を全てやってもらうのは効率的な授業を進めるうえで役立つ。

それだけではない。ICT活用の有り難さを担任に伝える存在になっている。しかも、その少人数担当の先生は学年全体を担当している。学年全体のICT活用を推進している役割も果たしていることになる。
私も担任外になって、各学級に実物投影機とプロジェクタをセットしたカートをガラガラと移動させて持ち込んでいる。TTで行っている時には同じような役割を果たしていた。
「各学級に入る人」も、ICT活用推進のキーマンなのである。

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2007.12.05

今年も何とかニュース番組作り

メディアに関わる学習に最初に取り組んだのが、2001年。NHK「体験!メディアのABC」のプロジェクト校になってからだ。
それ以来、毎年何らかの形でメディアと関わる学習で発信させる活動に取り組ませてきた。
ちなみに昨年は「地球温暖化防止ビデオ」を作成した。一昨年は「水沢の自慢CMを作ろう」だ。
今年は担任外で情報テキストを使った情報の学習は3時間ぐらいでいろいろな学級に入って行っているが、メディアに関わる学習は無理だろう・・・と思っていた。

ところが、先月から5年生の担当となり、国語で「工夫して発信しよう」という単元を受け持つことになった。しかしながら、かけられる時間は5時間程度という。これでは、実際の発信活動は難しいかも・・・と思っていたが、そのサイズで可能な発信活動をしようと考えた。
「校内からニュースの素材を考える」
「プレゼンスライド+アナウンスという形」
「スライドは5枚。はじめとおわりが手書きで、残りは写真のみ」
「原稿は一項目2文か3文」
このような条件規制をして、活動を明示したら、何とか5時間+20分で発表まで終えることができた。

担任であれば、時間をのばすこともできるが、そこは担任外。限られた時間で、どう活動を組織するか。これはこれで勉強になる。

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2007.12.03

やはりテキストは強い

6年生で1時間の授業をすることになった。
総合ということで、「では情報の学習をさせてください」と話したら、承諾を得たのでさっそく実践。
もちろん、情報テキストを活用する。

内容は知的財産権について。ここは今まで2クラスで実践をしている。
ワークシートもダウンロードできるので、準備はあっという間に完了。
ふだん社会科で入っている学級だったが、ふだんの社会以上に反応がよかった。単元構成のよさ、発問のよさ等があるだろうが、何よりも情報テキストがあるのが強みだ。テキストに沿って文章を読み、発問を行い、資料を活用して説明をしたり、さらに問題を出したりする。何も教材がなければ、こういうふうにいかない。しかも、この教材はどんな学級でも手応えのある反応が出てくる。

その意味で、改めて情報テキストのすばらしさを感じた。実践してみてのすばらしさである。

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2007.10.29

適切なICT活用

今日の研究授業で「このICT活用はいいなあ」と思った。

教科は国語。説明文の学習である。実物投影機とプロジェクタを使っていた。
といっても教科書本文を写すのではない。学習範囲の説明文はきちんと模造紙に書かれていた。サイドラインを引いたり、常に活用したりするので、確かにこれは紙の方がよい。
では何に使うのか。ワークシートを拡大して映す時のみ、活用をしていた。当てはまる文章を書く時や書き方を説明をする時のみの使用だ。使う時間は限られている。不必要な時には消している。まさに部分活用だ。
子どもたちは文章を書く時に、スクリーンを見て、自分が書いているのが正しいのかどうか教師が書くのを見て確認をしていた。子どもにとって、有り難い投影だったことがわかった。ワークシートの書き方を説明するのなら、確かに子どもたちと同じものを示した方がよい。

今日拝見した先生は、日常的にICTを活用している。実物投影機の活用率も校内NO1であろう。活用の経験回数が多ければ、効果的な活用方法が身に付くということがわかった。やはり、「経験」なのである。

※それにしても本校の場合は、実物投影機は女性教師に人気である。男性教師はPCを活用したデジタルコンテンツ提示が多い。性差による違いがあるのかもしれない。

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2007.09.26

話題にならないのが広がりの証明

今日は算数の全体研究会の授業。2年生のティームティーチングの授業だった。
途中でICTを的確に活用していた。合計3回。実物投影機とプロジェクタの組み合わせ。
導入では、あえて実物写真を拡大提示。これは掲示用にも使うため。
途中で教科書のアレイ図を拡大提示。必要な部分以外は隠して提示するという工夫をしていた。
最後はワークシートの書き方を教師がモデルで実際に書いてみせていた。指示が徹底する。
必要な場面で、工夫して行った活用であった。

さて、研究会。このICT活用がメインの話題になることはなかった。付箋紙に書いた人もそれほど多くはない。
私はこれを「日常的に活用している人にとっては、当たり前のこと。話題に出すまでもない」と考えたのだととらえた。
各学級の今までの活用ぶりを考えたら、それもうなずける。逆説的だが、話題にならないのが、広がりを証明しているのだ。
むろん、今回の研究の視点にはICT活用は入っていない。だからということもあるだろう。しかし、今までの研究授業の多くも同様であった。視点にはないが、ICTは積極的に活用されている。その結果広まっている。研究テーマでなくても、広まるのだ。

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2007.08.28

ICT活用のこつを知っている

担任外として3年生の2クラスに算数を教えている。本来であれば、少人数指導をするのだが、校舎改築の影響で半年はティームティーチングである。2クラスはベテランと若手。担任がメイン、私がサブになることが多い。
ベテランの先生は、40%ぐらいの割合で実物投影機を活用する。今日は長さの学習ということで、教科書の絵を拡大投影したり、実際に定規や巻き尺を映したりした。
その映すポイントやスクリーンへの書き込みを見て、唸ってしまった。活用のポイントがまさに適切なのだ。
しかも、活用する必要がないという時には、こだわらない。実物提示だ。

もともと授業力にある先生。ツールの使い方も、経験年数が少なくてもその場で判断ができるのだ。効果的なICT活用の実践のベースには、確かな授業力が土台としてあることを改めて感じた。

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2007.08.01

ベスト3

「学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果」が出た。
今年の3月に「ICT活用指導力チェックリスト」として,教員全員が4段階で答えたものだ。
結果はこちら
都道府県別の結果はこちら

これを見て,驚いたのが本県の実態だ。
都道府県の全体のランキングでは岩手県が3番目。茨城,沖縄という先進県に続いての3番目なのだ。
「エッ」と思い,改めて見る。小中高別で見てみると高校がトップを争っている。この実態は,高校に知り合いの先生方がほとんどいないのでわからない。しかし,高校だけでこんなに全体のランキングがあがるわけがない。
改めて小学校も中学校も見てみると,全体の中で十数番台をキープしている。同じ東北で比較してみると,多くの実践者がいる宮城,山形,福島より上位なのだ。
なぜこういう結果になっているのか,いろいろと考えをめぐらしたが・・・。

いずれ,このベスト3という事実は変わらない。
ならば,このベスト3は,「注目されるチャンス」と位置づけた方がよい。これを機に,ICT活用がさらに広まればいいのだから。そう思った。

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2007.07.15

WPPP実践報告

昨年,自分が関わっていたワイヤレス&ポータブルプロジェクタプロジェクト(WPPP)の実践報告Webが公開されました。こちらです。

Webのガイドを紹介します。

 小さな教材を大きく映す、こんな単純なことがとても効果的です。子どもが大きく映し出された教材に集中し、授業にもメリハリがでます。
 わかりにくいことを、わかりやすく示すためのICT教育の入口がここにあります。
 ここではIT超初心者からエキスパート、50名弱が報告した2000を超える事例から、選りすぐってご紹介。きっと目からウロコが落ちます。


まさにこの通り,様々な実践例が紹介されています。教科別もありますが,活用パターン別を理解すれば,きっと実践に応用できると思います。次のようなものです。

・臨機応変、事前準備なし
・小さな教材を大きく映す
・目の前にないものを示す
・映したものに書込む
・「やり方」のモデルを示す
・習熟のために繰返し示す
・考え方を示して理解を促す
・活動の段取りを示す
・体育館や広い教室で使う
・子どもが使って発表する

私の実践もいくつか掲載されています。ぜひご覧ください。

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2007.07.11

ブレイク!プロジェクタ活用

本校のプロジェクタ活用の話である。
今年になってから、ますますプロジェクタ活用が広まったなあ・・・と思っていた。
そうしたら、ここ1カ月ほど、さらにプロジェクタ活用がブレイクした感がある。5台あるプロジェクタがフル活用。実物投影機も同じ。「えっ、もう全部借り出されているの?」ということもしばしばだ。
その他にマイ・プロジェクタが7台で、それをもっている先生方はもともとプロジェクタをフル活用している。

職員室では次のような会話が日常化している。

・実物投影機はいいよね。子どもたちがよく集中する。
・早く予約を入れられないと、この頃は借りられないねえ。
・こんなに活用して、他の学校になったら(転勤したら)どうしよう。

私個人所有(レンタル中)の高性能実物投影機もフル稼働。特に低学年の先生方がよく借りている。集中度合いが全く違うからだろう。また、低学年の先生方には女性が多い。話題が次々と広まって、「じゃあ、私も・・・」ということになるようだ。
いずれにしても嬉しい悲鳴が続きそうである。

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2007.07.05

更新率

昨日に続いて学校Webの話。
学校Webに関わって、このようなサイトがあることを教えていただいた。
日本全国の学校のWebが掲載されている。さらに、それらの更新率もわかるしくみになっている。

さっそく日本の学校の岩手をクリック。
岩手の学校Webの様子がわかってきた。

・土日を除いて毎日更新をしている学校があること
・同じ市内の黒石小も毎日がんばって更新していること
・紫波町が町全体で学校CMSの仕組みを取り入れていること(驚いた)
・学校CMSを取り入れている紫波町の更新率は高いこと
・しかしながら、10%以上の更新率(つまり10日に1日以上、月に3回)の学校は1割に過ぎないこと。
・さらに7割の学校は更新率が0だということ。(3カ月以上更新がない)

多くの学校にとって更新するのが大変か、これを見ただけでもわかる。
その点、しくみが更新しやすいものだったら、本校のように毎日更新は容易であろう。今日も若手の先生が更新。さらにベテランの先生も、「そろそろホームページにあげようと思います」と話していた。最初の数人は私が一緒にしていたが、もう教えられる先生方も出ている。(本当に容易に更新できるしくみだ)

本校もようやく再登録になったので、今日から更新率がスタート。これから毎日1%ずつ上がっていく。

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2007.07.04

更新4日目

本校Webが毎日更新のしくみになって4日目。順調に更新されてきている。
更新マシンは職員室にある一台のみ。
そこに私以外にこの4日間で5人の先生方が「更新しますね」と言って、取り組んでいた。
一人あたり10分程度。私の向かいの机がそのPCの置き場所なので、わからないことはすぐに教えられる。

もっとも、聞くのは一回につき、1・2回程度。皆さん、軽く作成している。
1カ月前に講習会をしたこと、私の方で簡単なマニュアルを作っているということもあるが、やはり学校CMSというしくみ自体が優れているだからであろう。
私からすれば「学級通信を作る感覚。それも4分の1ほど」という感じである。

スタートしたばかりだが、自分自身にはこの学校Webを「本校の研究」と「ICT活用」を公開する場と考えている。
自分の校務分掌である。
夏休みにこれらは着手したいと思っている。
それまでは、まずは日々更新すること、教職員に「参加したい」という気持ちをもたせるようにすることが大切だと思っている。

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2007.05.30

情報テキストで授業

急遽、今日3年生で総合の学習をすることになった。
「情報の授業を3年生でしていい?」と担任に聞くと、「お願いします」ということだったので、さっそく情報テキストの準備をして、ワークシートをダウンロードした。

1時間だけの授業だったので、「情報の安全で正しい使い方」の1時間分を扱うことに。「メディアとは」「身近にあるメディア」「メディアの適切な選択」等について学習をした。子どもたちの反応、食いつきが実によかった。その反応に教えがいを感じた。
今年は3年生以上の各学級に情報の授業で数時間入る予定だ。今日は3年生の手応えを感じることができた。今度授業をすることが楽しみだ。

同時に感じたのがテキストとワークシートの有り難み。これらがあるからこそ、準備もすぐにできた。
その存在価値は高い。

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2007.05.18

ICT活用指導力パンフレット

文科省発行のICT活用指導力チェックリストパンフレットが手元に届いた。
チェックリスト自体は3月にアンケートをしているので初めてではないが、その解説や付帯情報が掲載されているパンフレットが全員に配布されると、やはり注目度は違ってくる。さっそく、同僚の先生から、「具体的な指導例があるんですね」と反応があった。

本校は5つのカテゴリーのうち「情報モラルなどを指導する能力」の項目の数値が低かった。その点で、今年は情報モラルにも力を入れていこうと思っている。担任の先生方はもちろん、情報教育担当である私も、担任外というメリット(この場合は)を生かして、空き時間にいろいろな学級に入って指導をしていく予定である。

ちなみにパンフレットの表紙写真には、宮城の皆川先生が写っている。五円玉を拡大提示した画像である。これまた同僚に「これは何を教えているのですか?」と尋ねられたので、「おそらく5年社会の導入です。五円玉を使うと子どもたちが【社会っておもしろそう】と思うのですよ」という話をした。しばし、有田先生の実践を紹介した。別の面でも話題ができたパンフレットである。ちなみに私の五円玉の実践はこちら

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2007.04.16

プロジェクタ活用がスパーク

本校は20日が授業参観日。
教務さんがつぶやいていた。「プロジェクタの割り振りを考えなくては・・・」
その日の申し込みが多いらしい。IT機器を効果的に活用すれば理解度も高い・・・そんな場面を参観日で見せたいという気持ちもよくわかる。

プロジェクタの日常的な活用は、当たり前のこととなった。学校のプロジェクタは計5台。頻繁に貸し出されている。そのためか、昨年度は個人購入も2人いた。(それ以前に持っていたのは自分も含め2人)

そして、今年。4月だけで3人のプロジェクタ個人購入があった。いつの間にか、プロジェクタの合計台数は個人を含め13台になる。ほぼ2学級に1台の割合となった。「いい授業のためには、投資を惜しまない」という先生方の姿勢に頭が下がる。
同時に、3月10日のわいわいIT活用セッションもかなりの影響を与えたのではないか・・・と思っている。1年でICT活用の中心になったベテランの先生のプレゼン、ICTによる学力向上を実証した先生のプレゼン、そして佐藤学級訪問団によるわいわいトーク、そして何よりも説得力のある堀田先生のご講演。密度の濃い1時間だった。

何事にもブレイクする時、スパークする時がある。本校のプロジェクタ活用は今がその時期かもしれない。

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2007.03.28

教育の情報化の実態調査

情報教育担当者にとって3月末の恒例である「学校における教育の情報化の実態等に関する調査」の入力を終えた。
いろいろな人のブログを見ると、3月20日前後に入力していた人もいた。「本校はまだか・・・」と思っていたら、卒業式後の23日に担当者に文書が届いた。報告まで勤務日で4日。今回はICT活用指導力のチェックもあるし、転勤者の忙しさは尋常ではないので少しあせった。しかし、翌日には41人が全員提出。助かった。本校の先生方の協力度が高いことがよくわかった。

さて、今回は先のICT活用指導力チェックリストが今までと違う点である。
全員のリストを入力するとエクセルなのでだいたいの本校の傾向がわかる。昨年度から今年度にかけて力を入れてきたBの授業でのICT活用指導の能力はわりと高い。それに対して校務での活用や教材研究での活用は、これからの課題だということがわかる。
一つの調査の報告だが、これを分析をすれば十分に「自校の情報教育力」の評価と課題になると改めて感じた。やがて全国的な結果も出るだろう。その時に改めて比較してみたいと思う。

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2007.02.22

キーは初心者

今日、プロジェクト部会のミニ報告会が認定会の後に行われた。
校内研究会で主題研究(4教科)とは別に、プロジェクト部会を設けている。環境、音楽、道徳、IT、体育である。年に数回集まりをもって「ミニ研究」をしている。この組織自体は今年度のヒット作だった。各部会で得意なメンバーが集まって、アイデアを出し合い、それぞれ成果が出たからだ。

さて、ITプロジェクト部会のヒットは「初心者でもできるIT活用」に取り組んだ先生である。
部会は各学年から1名ずつ参加するが、多くは機器に得意なメンバー。その中でIT活用は初心者の先生が入ってきた。
私は「これはチャンス」と思った。というのはいろいろなセミナーで、そのような先生が活用しはじめると一気に校内でIT活用が広まるという例を聞いていたからだ。「得意な人」が使うより、確かにインパクトがある。
そして一年近く。確かにその通りだった。今日の報告会で「伸びしろは一番」と報告した。そして、その学年の先生方も一気にIT活用をするようになったのだ。「IT活用のキーは初心者にあり」ということが証明された形だ。

その先生には今度は某研修会でプレゼンに初挑戦を依頼した。周囲の反応が今から楽しみだ。

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2007.01.12

岩手県教育工学研究大会

今日は岩手県教育工学研究大会での講義講師。
事務局の先生から依頼を受けた時に、とても嬉しかった。
県内では、情報教育関係の公的な研究会はほとんどないからだ。(知らないだけ?)

せっかくの県内講師の機会だ。
「人とつながる」ことを大切にしたいと思った。
参加者は決して多くはないものの、皆熱心に話を聞く方ばかりだった。
会終了後の雑談で同じ奥州市から来ていた方が4人いた。うち2人とはもともと知り合いだったが、別のお2人とご挨拶。また、昼食会で会長さんはじめ事務局の盛岡の先生方と懇談。どちらも貴重な機会だった。
奥州市では情報教育に熱心な先生方がいる。
そして、盛岡市は何といっても県をリードする先生方がいる。
岩手の情報教育も点が線になれば、どんどん発展してくのではないか・・・そんな気がした研究会だった。

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2007.01.10

大阪・京都でPDA

PDA(携帯情報端末)を使った実践を数年前に読んで、興味をもったことがあった。
しかし、そのうちPDA自体を使わない(見ない)ままに年月が過ぎてしまった。

ところが、今回の旅行で2日間続けてPDAに縁があった。

まずは昨日。USJ。入るなりいきなり係の人に「アンケートにご協力ください」と我が家族は呼び止められた。「どこから来たのか」「誰が一番希望していたのか」「TDRにはどれぐらい行っているか」といったことを聞かれた。それをPDAでどんどんと打ち込んでいくのである。確かにこれなら集計は楽だ。いちいちプリントに丸をしていたのでは、あとの仕事が面倒だ。

そして今日。京都の清水寺でPDAによる画像&音声ガイドサービスをしていた。京都BBという会社で行っているサービスとのこと。日本語だけではなく、英語、韓国語もある。さらには「京都弁」の案内も。
さっそく借りて、ガイド付きで清水寺を観光させてもらった。移動に合わせて聞くことができるので、たいそう便利だった。こちらに記事があった。

旅先ではいろいろなことが発見できるとものだと改めて感じた。

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2007.01.05

ITがらみで・・・

今日は興味のあるITがらみの情報が入ってきた。

一つは長年購読しているメルマガkyositu.comニュースでIT号を創刊したというお知らせ。
意外なほど現場に密着した情報教育関係のメルマガは少ない(授業成立メルマガもその貴重なものの一つである)。自分が関係しているメディつきセミナーやICT実証成果発表会の記事も掲載されている。これからが楽しみである。

もう一つは読売の教育ルネサンスの「ケータイで『答案』送信」というもの。聖心女子大のプレゼン入試の話は聞いたことがあった。講義等ではメールでのレポート提出は当然だろうが、入試もこのようになってきた。いろいろな面をITは変えていくんだなあ・・・と改めて思った。

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2006.11.20

テレビで見たIT活用

なかなかテレビで「IT活用」場面を見ることはないのだが、昨日の日曜日、偶然にも二つのIT活用を目にした。

一つ目。NHKのお昼過ぎのお笑い番組。切り絵名人が登場。作品紹介でOHPを使っていた。「ふるさと」のメロディーをバックに、故郷を思う若者、囲炉裏がある家で息子を思う両親をストーリー仕立てで8枚ほど見せた。その間、説明は一切なし。バックに「ふるさと」が流れるのみ。でも、すばらしい切り絵とぴったり合った音楽に、会場から大きな拍手が出ていた。今まで数回、スライドショーでの振り返りをしたことがあるが、このような効果が期待できると感じた。

二つ目。地元ローカルニュースで津波を紙芝居で伝える人のニュースが出ていた。これは実物投影機とプロジェクタで。ただし、語りが違っていたし、こちらもBGMが効果的。基本的なスキルがあるうえでのIT活用なので、効果は倍増だ。

学校でのIT活用のアイデアが実はいろいろな場面で応用できるのではないかと、ふと思った。

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2006.10.30

情報テキストの重み

27日に情報テキストのことについて書いた。
実は、書いた時点では実物を見ていなかった。その日に届くはずだったが、自分は熊本に向けて出発していたので、すれ違いだったのだ。

熊本についてから改めて手にした。
声が出なかった。本当に「情報の教科書」だったからだ。
テキスト作りに携わった者として本当に感動をした。

内容はもちろん、細部に至るデザイン、写真のきれいさ、見やすさ、読みやすさ。
情報の学習をする子どもだけではなく、教師が見ても十分に学べるテキストになっている。

学会で発行元の学研さんのブースに立ち寄った時に、著作権をクリアーするのにご苦労されたお話をあれこれお聞きし(特に自分の担当のところはそういう資料が多かった)、改めていろいろな方の思いがこのテキストに凝縮されているのだなあと感じた。

自分自身はもちろん注文を終えたが、校内の先生方からも注文が来ている。
改めて申し込みはこちらから。

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2006.10.06

IT指導力の基準作り

毎日インタラクティブに「教員のIT指導力の基準作り始まる」という記事が掲載されていた。
「いよいよ、次の段階になってきたな」という思いである。
今までも「ITを使って指導できる教員の割合」等の調査が行われてきた。しかし、それらはあくまでも「指導できる教員の割合」であり、「指導している教員の割合」ではない。ましてや「効果的に指導している教員」といったところまでは、考えられていない。

この記事の中で、特に注目したのは清水座長の「国際的に通用する基準であることも重要だ」という指摘だ。これはIT指導力が世界の教育の中で、すでに重要な位置を占めていることを物語っている。今後に注目したい。

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2006.10.05

初心者が広めるIT活用

今日の校内研究会でITプロジェクト部会を持った。ほんの30分ぐらいだったが、改めて本校のIT活用が広がっていることを確認した。もともとITが得意な先生が広めた話、個人でプロジェクタを購入している先生が学年の先生方にすぐに貸し出す話等、嬉しい話が続いた。

その中でこの部会の中でキーマンだと思っていた先生の話が興味深かった。初心者のベテランの女教師である。1学期に何度か活用しているうちに、2学期はすっかり慣れて十分に活用しているという話だ。しかも、2年生の子どもたちがIT係としてセッティングをお任せ。一押し実践は、「鍵盤ハーモニカを弾く指の動き」を実物投影機で映すというもの。子どもたちから「わかった!わかった!」という声が自然に出たという。

さらに、同学年の先生(これまた初心者)もその先生が使うようになってから触発されて、実物投影機とプロジェクタを使い始めているとのこと。初心者の同学年の先生がどんどん使って効果を上げているからこそ、触発されたのであろう。

この事実は、今後の本校でのIT活用を広めるうえで重要な示唆を与えてくれている。
「特別な人がIT活用する」という雰囲気が、いつの間にか「IT活用は珍しくない」というところまで来た。すぐに「IT活用は当たり前」というところに行くのでは・・・と思っている。

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2006.09.07

着実な広がり

今日は5年生の算数の研究授業だった。テンポのあるいい授業だった。
その中で印象的なシーンがあった。子どもたちが書いた台形の面積の様々な出し方を、実物投影機+プロジェクタで投影していた。2年生の研究授業での同様の活用方法を見て、「自分も使ってみよう」と思ったのだという。どちらもベテランの先生だ。このようにして、IT活用が着実に広まっているのを嬉しく思う。

印象的だったというのは、その投影のあと、準備していた解き方の掲示物をさっと貼ったことだ。実物投影機で発表をする場合、「子どもの考えが残らない」ということがある。その点を考慮して、あらかじめ用意しておいたのだ。それを見て、「このようにIT活用と掲示物を組み合わせれば効果的」と思った先生もきっといたに違いない。

その先生は、「今まで子どもたちの解き方を画用紙や小黒板に書かせていた。でもどうしても時間的に大変だと思っていた。そこで今回は実物投影機を使ってみた」と研究会で話されていた。実際に試してみて、その効果を実感したという。本人はもちろんだが、周囲の人にも納得がいくIT活用だった。

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2006.08.31

情報教育に係る学習活動の具体的展開

8月28日に文部科学省から,「情報教育に係る学習活動の具体的展開について-ICT時代の子どもたちのために、すべての教科で情報教育を-」という発表があった。以下,文部科学省ホームページによる紹介である。

 社会の情報化は急速に進展してきており、社会の変化に応じた適時適切な情報教育が求められていることから、文部科学省では、「初等中等教育における教育の情報化に関する検討会」(座長:清水康敬 独立行政法人メディア教育開発センター理事長)を設置し、情報化の進展等に対応した教育の情報化の今後の在り方について検討を進めて参りました。

 本報告書では、初等中等教育における情報教育の考え方を整理し、情報教育の内容の体系化を図った上で、小、中、高等学校の各学校段階において子どもたちが身につけるべき「情報活用能力」に関する指導内容や学習活動例を一覧表にまとめています。

 文部科学省としては、各学校における教育課程の編成や、各教科等の個別の指導において、本報告書が参考として活用され、実際の教育現場における子どもたちの情報活用能力の育成に資することを期待しています。 

 このような資料は自分にとって本当にありがたい。自分の主張の根拠となるからだ。かなりの量なので,まだ一部しか読んでいないが,「情報教育の目標で分類した学習活動一覧」などは今後の情報教育を教科の中で進めていく時に大いに参考になる。また,「情報社会を教える」という自分の研究においても参考になる部分が多い。じっくりと読みたい資料だ。

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2006.08.26

校内IT活用の広がり

WPPP会議が終了した。今年の1月にスタートしたプロジェクタ活用のプロジェクトだった。それから7カ月。本校のIT活用もずいぶん変わってきたなあ・・・と感じている。

一番はプロジェクタを活用する授業が「特別のもの」ではなくなったということだ。個人でプロジェクタを購入するなどして、教室に常設している学級が4つ。その学級ではプロジェクタを使った授業が日常化している。それだけではない。「初心者」と自ら称している先生が、研究授業だけではなく、学級にIT係まで作って(それも低学年で!)活用をするようになってきている。これはプロジェクタ活用のよさを実感したからであろう。その先生のことは他の先生方の刺激になっていると思う。

このような状況になってきているのには、本校の「ITプロジェクト部会」の存在が大きいと思う。集まる回数は決して多くはないが、集まったら「何の機器をどのように活用するか」という話題が尽きない。メンバーも決して機器に強い人ばかりではないし、ベテランも若手もいる。それぞれの先生方が自分の周囲に働きかけているのが大きいと思う。この夏休みは部会の先生方が中心になって「岩手一簡単なIT活用校内研修会」を行った。自分は出張で不在だったが、いい研修会だったと聞いている。

プロジェクトは終了したが、自分に役目は終わりではない。日々のプロジェクタ実践をさらに幅広く行っていくこと、校内に活用を広めていくことが使命であると思っている。

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2006.08.05

注目してもらうチャンス

毎年恒例の文科省の「学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果」が発表された。
自分が本校のデータを打ち込む立場なので、結果にももちろん注目している。

今回のデータで驚いたのは「コンピュータで指導できる教員の割合」だ。

1. 岩手県 97.7パーセント
2. 茨城県 96.5パーセント
3. 沖縄県 95.1パーセント
4. 岐阜県 92.8パーセント
5. 新潟県 92.8パーセント

何と本県が1位。昨年まで中位以下だったのに。
県からのアンケートに関わる文書を見て、「今年は数値がグーンと上がるだろう」と予想をしていた。それにしても1位とは驚いた。(本校は確実にIT活用が広まっているが)

ただ1位になったのは私はいいことだと思う。これによって注目されることになるからだ。岩手の情報教育にスポットライトがあたるチャンス。そうとらえていきたい。

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2006.07.25

教育の情報化の推進化に資する研究

今年の3月2日に「IT活用による学力の証し」が東京であった。2分間のプレゼンのために必死に練習したフォーラムである。

そのプロジェクトの成果が文部科学省から発表された。
教育の情報化の推進化に資する研究」である。これはICTを活用した授業の効果を明らかにし、ICTを活用した授業についての実証的な調査研究を行ったものである。目的、方法はもちろん具体的な実証授業も掲載されている。これからの情報教育と学力について考えていくには必須の文献である。

この中で特に注目すべきは第6章「考察」である。日常的なICT活用の必要性が説得力ある表現で書かれている。ぜひお読みいただきたい。(私の実践も一部紹介されている)

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2006.06.20

広がるIT活用

じわりじわりだが、IT活用が自分の周囲でも広がっていることを感じている。
本校では今年から「プロジェクト部会」を設けている。音楽、体育、環境、道徳、ITである。本校の特色の部分のプロジェクトなので、領域はバラバラだ。このうちITは、昨年度「プロジェクトを設けるなら・・・」ということでお願いをしたものだ。年数回、プロジェクト会議を行い、IT活用を広めるのがねらいである。一人一人がテーマを持って、実践に取り組んでいる。

メンバーは各学年が1人ずつ来ているが、ほとんどが機器に強い先生方。その中に、ベテランだがIT活用初心者の先生がお一人いた。その先生がキーになるなあと思っていた。教室が近いので、その先生には気軽に使ってくださいと話していた。もともと活用に意欲があってITプロジェクト部会に参加をしていたので、何度も機器を借りにきた。その都度、我が学級のIT係が出番だということでセッティングをしている。その先生の学級にもIT係がいて、その子たちもセッティング。いつの間にか、プロジェクタ活用が特別ではなくなった。
そして、今日の研究授業でも実物投影機とプロジェクタを活用して、操作活動の発表を効果的にしていた。初心者の先生が気軽に活用する姿は、今後の広がりという点で効果があったと思う。

この他にも学年では、理科のデジタルコンテンツ活用が話題になっているし、他学年ではワイヤレスプロジェクタを学年PTA行事で使いたい(体育館での読み聞かせ)とのことである。
一昨年までは、「IT活用が特別なこと」という雰囲気があった。それが昨年から徐々に変わってきた。そして今は決して「特別なこと」ではなくなっている。「自然なこと」「気軽に活用」まではまだまだであるが、じわりじわり広がっているのは実に嬉しいことである。

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2006.03.29

某アンケート

某アンケートの校内集計を終える。こちらのサイトに関係のあるものだ。

これを見ると本県は総合ランキング17位。どうも実感としてピンとこない。
一台当たりの児童数は全国5位だが,これは小規模校が圧倒的に多いからだ。この間訪問した学校も,児童数28人にPCが8台。しかし本校は一台あたり43人(!)。学校の児童数でずいぶんレベルが違うはずだ。

「指導できる教員の割合」もわりと高いものの,おそらく実践者が「点」のような状態だ。いろいろな情報教育関係の研修会に出ても,岩手県人にお会いすることは稀だ。ただ,校内ではきっとレベルを高め合っている学校もあるのだろう。

ただ,本校の場合,このアンケートの教員の分では年々数値が上昇している。特に「指導できる教員の割合」は急上昇だ。日常でIT活用が当たり前という学年も出てきている。
校内で,あるいは市内で何かしらのアクションができる状態になってきているかな・・・と思う。来年度,これも一つの動きを作るポイントになりそうである。

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2006.02.14

ICT利活用キャンペーンで得をした

今日はICT利活用キャンペーン@教育センター。文科省主催で全国各地で行われるものだ。岩手は早い開催。
自分は模擬授業を行う。この研修会も1月に情報が学校に入ってきたものだ。
具体的な内容については書くことができないが、模擬授業をすることになってたくさん得をしたと思っている。箇条書きにしよう。

・このキャンペーンのスピード(企画→実行までの)を実感することができた。
・準備のために自分の実践を見直した。
・準備のために他の人の実践を研究した。
・準備のためにIT授業実践ナビを研究した。
・新たに教材を作ってみた。
・模擬授業+ミニ解説を3本という経験ができた。
・教師相手の模擬授業も本質的には授業づくりのコツがポイントと実感できた。
・情報教育関係の発表(に近いこと)が岩手でできた。
・自分のホームページを紹介してもらった。(依頼したわけではなかったが)

これらが数日前から今日まで得たものである。おまけもある。

・受講者に岩谷堂小時代の教え子の兄がいた。一生懸命にミニバスに取り組んでいた姿を思い出した。模擬授業で側転をしてもらうなど、協力してもらった。
・帰りの温泉は一仕事をしたということで、まさに極楽だった。

このような模擬授業のあとは疲れるどころか、元気が出る。明日への活力になった今回の模擬授業である。

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2006.01.14

WPPP会議

今日はWPPP(Wireless&Poratable Projector Project)会議。
お台場にあるパナソニックセンターに向かった。

ここは自分にとって思い出の場所だ。3年前、今の学校に赴任して思うような実践ができなく、また情報教育担当でありながら、何をすべきかわからないまま過ごしていた。やはり自分から出掛けなくてはと思い、あちこちの情報教育に関係する研修会に出ようと決意をした。そこで、この研究会に参加した時の会場がパナソニックセンターだった。とても刺激的であり、「やはり本格的に情報教育に取り組まねば」と決意したものだった。その時に見たパレットタウンの大観覧車の美しさも印象に残っている。

さて会議である。広い会場に参加者が50人ほど!。実践者は若手からベテランまで、しかも担任はもちろんだが、管理職・社教主事と本当に様々。まさに多種多様な実践が集まるだろうと予想されるメンバーだった。それは個性のある自己紹介を聞いてもよくわかる。北から順番に座るので、北海道・東北メンバーは知っている方ばかり。地区ごとの会議もある予定なので楽しみ。

最初に堀田先生の趣旨説明のあと、5人の実践者の報告。これもまたバラエティだった。図工、音楽、1年生、模擬授業、まとめ・・・どの方の実践も「自分がしたくなるような」ものだった。この点が今回の実践のポイントだと思う。自分の実践を振りかえる。同じように「他の人がしたいと思うような実践をしよう」という考え、同僚の前で授業をしたり、話したりしてきた。しかしその考えにあった内容だったか。これから自分の考えていく点だ。

その後、松下電器さんによる機器説明。聞きながら、「こんな機能もあるのか!」と驚きの連続だった。しかも、強力なバックアップ体制。結果を出すことは当然の義務だ。それにしても担当者の皆さんの一つ一つの言葉に、自社製品への誇りを感じ取ることができた。会議自体にも事務局の皆さんの細やかな心遣いを感じた。自分が大好きな漫画に「課長 島耕作」があるが、主人公に通じるものがある。こういう会議に出て、いろいろな方の振る舞いを学ぶのも大事なことだ。

このプロジェクトは昨年から行われている。その成果はこちらに出ている。これを見るだけでもプロジェクタ活用の工夫を学ぶことができる。次回の会議は8月の大阪。3学期からダッシュで結果を出していきたい。

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2005.12.01

教師のプレゼン術を知りたい

今日はCEC先進IT活用教育シンポジウム
「このIT活用が学力を伸ばす~一斉授業でのシンプルな活用を中心に~」というテーマで発表をした。協議会長野大会で学んだことを生かしてシート作りをして、プレゼン練習をして臨んだ。その点で自分の伝えたいことは伝わったと思う。MLや皆川さんのブログでも「わかりやすいプレゼンだった」「構成が参考になった」といった評価をいただいた。

しかし、自分の中ではまた「プレゼンは難しいものだ」と感じた。プレゼンの時は聴衆を見ているのだが、その反応があまり変わらないからである。身を乗り出したり、うなずいたり、「意外」という表情をしたり・・・そんなふうに聴衆が変化するプレゼンができるようになりたいとつくづく思う。もちろんそのようになるには、かなりの修業が必要だと思うが。

なぜそう思うのか。それは、聴衆が変化する講演会と研修会を本校で見ているからである。2月の有田先生の研修会。90名の聴衆がどんどんと身を乗り出してきた。8月の堀田先生のプレゼン。本校の先生方が大きくうなずいたり、「うーん」とつぶやいたり。どちらも聞き手の意識が変化するのがはっきりと分かった。

自分はプレゼン初心者だから、これから本格的に学びたいと思う。今までも様々なプレゼンから学んできた。今回の皆川さんのプレゼンからも多くのことを学んだ(本当にすばらしいプレゼンだった)。学べば学ぶほどきっと奥が深いのだろうと思う。

「本でも学ぼう」と思って、いくつかのプレゼン関係の図書も購入している。しかし、検索してみれば「教師のプレゼン術」という類の本はないようだ。雑誌の特集もわずかしかないようだ。今や研究会の発表はほぼ全部プレゼンソフトを使ったものだ。ニーズは高いのだから、「教師のプレゼン術」という特集や本がもっと出てもいいと思う。

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2005.08.11

講座を持つ

今日は授業づくりネットワーク大会初日。
一つ,重要な任務がある。それは講座講師を務めることだ。講座の講師を務めることはそんなに数は多くはないものの年に数回は行っている。しかし,今回は特別だ。というのもテーマは「授業成立に役立つIT活用ミニネタ講座」ということで,情報教育に関するものだったからだ。
今までの講座は,社会や総合,授業そのものといった内容が多かった。「情報教育の講座を持つ」ということは考えられなかった。4年前から本格的に取り組もうと思った。しかしITに強いわけではない。今もブログを更新はしているもの,苦手だ。
ただ,様々な情報教育人やプロジェクトに出会ったことは大きな財産だった。その間に自分が学んだことを今日の講座で披露することができた。その点ではこの4年間の歩みを振り返ることができた有り難い講座だった。

今日紹介した主なデジタルコンテンツ
東書Eネット
教育用画像素材集CEC 体育
NHKデジタル教材
IT授業実践ナビ

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2005.06.10

こういう情報が・・

ちょっと情けない話だが,ここしばらく読書をしていない。2週間ほど,アウトプットがメインになってインプットはほとんどない状態だ。そういえば昨日,娘のノートを買いに本屋に行ったが本屋に入ったのも久々の感覚だった。ネットで購入ということもあるけど,新書版やビジネス書などはやはり手にとって買うことが多い。これらも買っていない。インプットが蓄積されてこそ,アウトプットするものも生まれてくる。読書の時間がとれないわけはない。少し反省。

そんな中,雑誌は発売時期になると届けられるので自然に読む。これは有難い情報だ。最近届いたのが学研「NEW教育とコンピュータ」。この中の特集が校内の情報教育を広めるのに参考になる。
・校内の情報化はどうしたら進むの?
・授業&校務のIT活用Q&A
・情報モラル&著作権
即実行したいと思うような内容だ。
同時にミニコラムで「一問一答Q&A」がある。「音声が出ない時は」「メモリーカードの種類がわからない」といった内容だ。自分はこれに特に注目した。文書作成のみがパソコン使用のメイン(けっこう多い)という人にとっては,ちょっとした基礎知識が有難いものだ。校内で情報教育通信を出したいと思っているが,このような情報を掲載することもとても価値があると思う。通信のヒントである。

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2005.04.06

情報教育担当として

見逃していたが、毎日インタラクティブの3月の記事に「待っている子どもたちがいる」という記事が載っていた。
地域によるITの格差について書いたいるのだが、その中の一節。

「子供たちが10数年後に社会に飛び出した時、『なんで、私の学校ではITやインターネットのことを教えてくれなかったんだろう』と先生を恨むのではないかと心配になる」

本校の情報教育の環境も決していいとは言えない。そんな中でも今まで工夫してきたつもりだ。ただ、あくまでも昨年度は自分の学級の範囲内だった。他学級、他学年のところまでは難しかった。
しかし、環境がどうであれ、子どもたちは学校生活を送っていく。新学年として何ができるか。情報教育担当として全校的な視野で向き合っていこうと思う。

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2005.03.26

教育情報化の現況

メールマガジンで「教育情報化の現況」というwebを知った。
自分にとっては重要なwebだ。

今自分が取り組んでいることが、国のIT戦略の一つと関わっていることを改めて感じることができた。これは、情報教育を推進していくための主張のバックボーンとなる。

同時に県別のデータにも目がいく。岩手は1台あたりの児童数はランキングで全国5位。この理由はわかる。岩手は全国でも小規模校の割合が圧倒的に多い。そういう学校にもコンピュータは一定台数が入るから、1台あたりの人数は少ない。逆に言えば大規模校は悪条件の中で情報教育をしている。本校もそうだ。
一方、LAN整備率やコンピュータで指導できる教員の割合は低い。本市も同様だ。県別のデータでもよくわかる。

新年度自分がしたいことの一つが情報教育を広めるということだ。この実態が向上するように、まずは足元である本校や市のパーセンテージを上げるように取り組みたいと思っている。

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2005.03.24

アンケート統計の見方

例年恒例の某アンケート。担当者として今年が3回目だ。
設問、例年ほとんど変わらない。しかし、今回「あれっ?」と思ったところがあった。
あるスキルを調べる設問で、今までだったら「下のうち2つ以上ができれば、『できる』に該当」というものになっていたのだが、今年はそういう制約が外れていた。
となると「できる」の割合が当然高まる。「あることのパーセンテージを高める意図があるのか」と思ったが、むしろ今までのハードルが高く世間の誤解があったので、このようにしたと解釈した。その結果が出た時に「割合急上昇」という見出しが出ても、このような背景があってアップしたのだと考えよう。

以前新聞で、あることについて賛成と反対を聞いたアンケートがあった。
賛成がおよそ8割。反対が2割。新聞には賛成の人の理由のパーセンテージと、反対の人の理由のパーセンテージが出ていた。どちらも同じ大きさのグラフでそれらが掲載されていた。
しかし、人数比で言えば賛成の40%と反対の40%は同じではなく、「4:1」だ。
「新聞のグラフのみ注目している人は、賛成と反対が拮抗しているように見えるだろうなあ」と思った。

このような統計の見方について、某プロジェクトで実践をすることになっている。身近なところにも題材が転がっていそうだ。

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2005.03.22

プレゼン学習と学力

またまたプレゼンの話。
今日、指導要録の抄本を書いていて、プレコンに出た子の学力がグーンと向上していることを改めて知った。その子は4年生の時から担任している。4年生の時には発表でも他の子たちの方が目立っていた。
5年生からぐんぐん頭角を表し、6年生では学級でトップのプレゼン力を持つようになった。同時に学力も向上した。

プレゼン力と学力との相関関係についてくわしいことは知らない。しかし、よりよいプレゼンをするためには学習を深化させることが必須となる。よりくわしく調べること、事象について考えること、工夫した表現を考えること等、総体的な力が必要となる。

今回の「青い目の人形」はまさにその通りだった。審査員の質問への答えがそれを象徴していた。「日本からアメリカに贈られた人形はどうなったと思いますか」という質問が出た。
「実はそのことは調べていて、アメリカに贈られた人形はすべて残っています。日本もそのように真似をすればいいと思っています」と答えた。幅広い調べ活動を行い、プレゼンの構想をする段階でその内容を取捨選択をしている。この内容は子どもたちがテーマと直結していないからと選択しなかったものであった。さらに「日本も真似すべき」と事象に対する考えが自然に出てきた。これは社会科で常に事象について考えるという活動を行っていることも作用しているだろう。
これには質問した審査員も「答えを言われちゃいましたね」と苦笑をしていた。彼女の学習の取り組み方が出た瞬間だった。
同時に私自身、来年度もプレゼン学習をカリキュラム化して推進しなくてはと決意した時であった。確かなデータはないが、子どもたちの学力を向上させると思われるからである。

午後の講演で清水先生から「ICTを活用したプレゼンテーションで自分の考えや思いを表現する力がより高まると答えた教員が9割近くいた」というお話があった。このようなデータ化を含めてプレゼン学習を推進していきたい。

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2005.03.21

プレコンの続き

昨日のプレコンについて関係していた先生方のブログを見てみる。

堀田先生「子どもによる望ましいプレゼンを見るということ」。学校カリキュラムの強さについて言及されている。本校では総合的な学習の時間にはプレゼン学習の時間は設定されていない。しかし、単元の中や教科の学習においても部分的に計画をすることは可能である。それらを蓄積する中で確かなプレゼン力はついていくと思う。

グランプリ児童の指導者の吉野先生は子どもの修正力の高さについて書いている。リハーサルを貴重な学びの場ととらえる子。その子の力を引き出す先生。「他者から学ぶ」という姿勢が子どもにも教師にもなければできないことだ。

兵庫の清久先生。大会のことを謙虚に振り返っている。「みんなに伝えようとする熱意」を引き出すのは確かに教師の腕。この点で自分はどうだっただろうか。

こう考えていくと、プレゼンコンテストは結局学習の全て(カリキュラムを含めて)が問われていることがわかる。教師の指導力の反映そのものである。

なお、毎日新聞のwebに昨日のプレコンの記事が掲載されていた

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2005.03.20

学びの深さがよきプレゼンになる

今日の第2回プレゼンテーションコンテスト全国大会、実にいい勉強になった。
実際に指導を受けた子どもたちのプレゼンを見ることによって、これからのプレゼン実践を考えることができたからである。

一番感じたのは、内容にはそのまま学習の深さが表れるということである。いかに子どもたちの学びを深めるか、そして子どもたちに伝えたい思いをふくらませるか。そして、実際に伝えたいことをクリアーにするか。このようなことがあった上で、方法・構成・パフォーマンス等を考えることになる。
その点では内容は授業反映と言える。

グランプリの子は内容が抜群だった。しかも、自然なパフォーマンス。ライブで見たからこそ痛烈な印象に残っている。

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2005.03.14

ITは〇〇

 授業におけるITの役割について、いろいろな表現がある。
 印象に残っているのは「ITは名脇役」という言葉だ。一昨年の放送教育全国(沖縄)大会で堀田先生の話の中にあった。テレビを見ながら「なるほど」と唸った。ITは主役ではない。脇役だ。でもそれは、どうでもいい脇役ではない。全体をレベルアップする名脇役なのだ。

 さらに「ITは授業のアンプ(増幅装置)」という表現も見つけた。毎日インタラクティブの記事である。確かに教師にとっては教え方を増幅するものだ。子どもたちにとっては集中度や理解度を増幅させるものだ。もとの音がよくて、アンプの活用も上手なら最高の音となる。それが最高の「授業」である。
 もっともアンプだけでは機能をしない。もととなる授業があってこそのアンプである。それがないと、アンプもただの機器に過ぎない。このようなたとえもわかりやすいなと思う。

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2005.02.28

自分に欠けている「地道さ」

昨日の2005年の会での堀田先生のご講演は示唆に富むことが多かった。
その中で印象に残った実践例がある。「日本初のデジカメスピーチ」のことである。
デジカメスピーチをする子どもたちの一年間研究。圧倒されたのは発言文字数のグラフである。一目瞭然。子どもたちの成長ぶりがよく分かった。

この実践は堀田先生編(笹原先生も編者)「デジタルカメラから始める情報教育の授業」(明治図書)に掲載されていたので知っていたが,直接ライブでお話を聞くとやはりインパクトが違っていた。強烈な印象になって残った。
なぜか。それは堀田先生が「地道さ」というキーワードの事例として話されたからである。
デジカメスピーチの一人一人の文字数を追う。グラフ化する。考察する。それに基づいて実践方法を工夫する。再度データをとる。また考察する・・・。この繰り返しだったと想像する。実に地道な作業だ。しかし,それは当然のことながら研究にとっては重要なことだ。
自分も「実践」ばかりではなく,「研究」をしたいと思っている。しかし,自分に欠けているのはこの「地道さ」だと感じた。新年度,この「地道さ」をキーワードにさっそく取り組みたいと思っている。

なお,先の著書では目次だけではなく「立ち読み」もできる。その中にこのデジカメスピーチの話も少し出ている。「立ち読み」とはうまく考えたものだ。「目次」で本の内容はわかるが,本のイメージはわかない。でも「立ち読み」があれば,少しは想像がつく。一つの工夫だ。

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2005.02.27

2005年の会に感謝!

2005年の教室を考える会みちのくファイナルが終了した。感謝の思いでいっぱいである。

2年前,「何とかして情報教育についていかねば」という思いで参加した第2回の2005年の教室を考える会。知り合いもわずかで会場に入る時に年甲斐もなく緊張したのを覚えている。そして何よりも刺激的だったのが記憶にある。
その日の日記には次のように書いた。

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 午後会場につくと、今までの研修とは違った雰囲気であった。グループごとの席。普段着。それぞれ笑いながら挨拶している皆さん。「人とつながる」ことも大事な要素だけにやはり違う。今まで実践はおろか、考えたこともない自分
にとっては周りの人の話は学ぶことばかりであった。「企業に企画書を出せる教師」という言葉が印象的。ポスターセッションの先導的な実践者にも共感を覚えた。いずれ最近いろいろな研修会に出ても「刺激的」となかなか実感しなかったが、今回はまさに刺激的!企画の人の凄さを感じる。
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あれから2年。全国大会にもさらに一回,みちのくの大会には2回参加して,さらに学びを深めることができた。
実践面ではもちろんであるが,それよりも「人とつながったこと」がやはり大きい。校内の情報教育仲間を除けば地域では「一人でやっている」という感じが強かった。でも,今東北各地の皆さんと様々なつながりを持つようになった。さらに企業の方々と関われたこともメリットが大きかった。会で知り合った方々が「近くに来たので」とわざわざ水沢小学校に立ち寄ってくださったことも何度かあった。
また,研修の仕組みも勉強になった。校内研,学級経営等様々な場で応用可能である。

なお全国大会終了の意義についての記事がある。この記事を読んで,改めてこの会に参加できたことの価値を感じる。

さて,一つの終わりは新たなスタートである。感謝のみではなく,新しい取り組みをこれから考えていこうと思う。

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2005.02.26

NHKプロジェクト終了

今日はNHK高学年プロジェクト会議。今年度3回目。前回以上のレベルの高い実践発表が行われた。これからの私自身の実践のヒントも見つけることができた。これでこのプロジェクトは終了だ。

さて,この4年間で3回のNHKのプロジェクトに参加させていただいた。
2001年は「体験!メディアのABC」。
2003年は「おこめ」。
そして今年の「にんげん日本史」「三つのとびら」。
どのプロジェクトも自分にとって新たな実践の場となった。
それぞれ学校放送番組を教育でどう生かしていくかが最大の他に,情報教育的に実に意味のある内容であった。
キーワードで言えば,「体験!メディアのABC」は「メディアリテラシー」,「おこめ」は交流学習・デジタルコンテンツ,今年もデジタルコンテンツである。
このようなプロジェクトに参加させていただくには,当然推してくださった方がいる。改めて感謝する次第である。

このようなプロジェクトに入る価値はいくつもある。
一つ目は実践の選択の余地が広がることである。これは今までの私が公開してきた実践にこれらが大きく関わってきていることでもわかる。
二つ目は人脈が広がることである。ちょうどHPの立ち上げと軌を一にしたこともあるが,2001年から私の交流の場は飛躍的に広がった。
三つ目は一流の人の考えを聞くことができることである。今日もそうだった。

その他に東京に行って「ちょこっと旅」ができることかな?今日は国立博物館に入って圧倒された。
まあ休日に家をあけることになるので,家族には感謝している。いずれ,皆様に感謝である。

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2005.02.22

キーボード早打ち大会

今日,情報委員会主催でキーボード早打ち大会を行う。今日の対象は6年生。昼休み25分程度の大会である。各学級3人までエントリーができる。
情報委員会を発足して2年近く。パソコンルームでの当番活動の他のメインの活動はホームページの更新ぐらいだったので,「何かイベントを」ということで子どもたちが考えて,実行した。準備は会の進行の打ち合わせと問題用紙を作るぐらいである。
今回の早打ちは,「4分間で問題を何番まで打てるか」というものである。問題は,情報委員が考え,ある程度打てる子が試してみて5~6分程度で全部打てるものである。
各学級からエントリーした子たちはさすがである。私がこの中に入ったら中間程度だなあと感じてしまう。一番早い子で400字詰め原稿用紙1枚分を4分で打つぐらいのスピードだった。賞状もその場で子どもたちがパソコン入力でプリントアウト。子どもたちに任せて運営できる。

今回の早打ち大会で思ったこと。

1 「キーボードを早く打てる」は「ピアノができる」「走るのが速い」と同じくらい子どもたちにとっては価値があることになるだろう。「自由に見学可」としたら,20人ほど見学に来ていた。「すごい」という表情が印象的。
2 出てきた子たちには,「他の分野はあまり得意ではないが,キーボードなら任せて」という子が数人いた。その子たちにとっては楽しみなイベントになる。
3 子どもたちの上達にはキーボー島の存在が大きい。5年生から取り組んでいて,今日エントリーの子たちは名誉島民や上級者がほとんど。もちろん家でも使っているだろうが,「練習」という視点ではキーボー島に取り組めたことはかなりのプラスだった。
4 児童会活動だから気軽にできる。これが教師主催で授業時間で・・・となると,自分の学年のみで留まっているであろう。

明日は4年,金曜日は5年。どのような子が輝くか楽しみである。

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2005.02.13

個人情報保護法

「学研NEW」に個人情報についての話が掲載されていた。4月からの個人情報保護法を受けての記事のようだ。
強い興味を持って読ませてもらう。
記事の中に実態アンケートがあり,無防備な状況が書かれていた。これは現場にいる者としてうなずける結果だ。
自分自身,「個人情報保護」についての研修を受けたことはないし,個人のノートパソコンに子どもたちの情報も入っている。それを毎日持ち帰っている。(全国の多くの先生方が私と同様と思われる)

かつて,バスケットの大会で個人のノートパソコンが盗難された教師が教育委員会から処分を受けたという記事を読んだことがあった。子どもたち個人の情報が入っていたからというのがその理由。人ごとではないと思った。(それにしても盗難にあった教師は被害者なのに処分を受けざるを得ないのだ・・・)

記事には「最も大きな問題は先生が家に仕事を持ち帰らなければいけないという現状」と書かれていた。全くその通りである。「持ち出し禁止」というルールを設定しても現実的には無理であろう。
そうであれば,現実的にできる工夫を行うことしか,今はできないであろう。たとえば,持ち出したら自動車に放置しない(通知表が盗難というニュースはどこかに立ち寄った時がほとんど),PCにパスワードを設定する等である。もちろん,紙データも同様だ。このような面での「危機管理」も職場で話題にしたいが・・・。

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2005.02.12

堀田先生の原稿から学ぶ

「授業づくりネットワーク」誌3月号が届いた。今月号の特集はIT活用についてだ。私も「プロジェクター簡単活用法」という原稿を書いた。その特集のトップ原稿が堀田先生。日頃からブログやプロジェクト等で学ばせていただいているが,今までと違った視点から学ぶことの多い原稿だった。たとえば・・・,

・肩肘張ったすごい実践ではなく,普段着の活用
→職場で広げるためには本当にこのことが大切と思う。

・英国の調査で,ITを十分に活用した学校の生徒の成績は,1学期分の進度の差になっていること
→このような説得力のあるデータが必要だ。自分がIT活用について話す時にも,印象的評価(「喜んで取り組んだ」「意欲的に活動した」)では不十分。

・ITを道具として使うことは何かを学ばせる一方で,何かを学ぶチャンスを奪っていることになる。
→この部分のみを抜き出すと誤解を招きそうだが,これはIT活用を否定していることではない。「こういうバランス感覚を常に持ち,その上でより価値がある(学力保証ができる)からIT活用を選ぶようにしたい」という意味だと思う。

・ITを活用した教育は世界中の課題である。
→いくつかの情報に関するプロジェクトに入っていることに感謝。自分の取り組んでいる仕事の価値を再認識した。

一流の人の原稿は,やはり違う。示唆に富むことが多い。

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2005.01.27

文科省HPに注目

堀田先生のweb経由で「初等中等教育における教育の情報化に関する検討会(第1回)議事概要」が文科省ホームページにアップされていることを知った。1月6日にあったもので、注目していた会議だ。このように議事を読むことができるのは有難い。
さっそく読んでいくと、これからの情報教育を推進していくことで重要と思われることが、参加者から提案されている。たとえば次のようなことだ。

・情報化により学力がアップすることをPRすることが大切 
・如何に「うまく使えるようにするか」のモデルを示すことが大切 
・大切なことは、保護者などにITを活用した教育の意義を知らせること
・体系化、明確化が進めば、教員は、それのみを行えばよいと考えるようになり、教育現場での発展的な教育が阻害されることもあることを念頭に置くべき 

実践者として自分がすべきことがずばり書かれている。このホームページをリンクしていくと、この会議の資料も見ることができる。
昨年、14年発行の「情報教育の手引き」を読み、「しっかりと読みこなして学ばなくては」と思った。今回のこの会議も同様だ。文部科学省のホームページに注目。

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2005.01.05

災害で役立つIT

昨日に続き、スマトラ沖大地震の津波の話題。
テレビで次のようなwebがあることを知った。
「スマトラ沖大地震・インド洋津波へ対応した IAAシステム」(被災者登録検索システム)というものだ。生存者が安否情報をこのwebに登録すれば、関係者が調べることができるシステムだ。よく見てみると新潟の地震の時にも役だったようである。

これはまさにITの有効活用だ。携帯での安否確認もあるらしいが、海外の場合にはこのような方法もあるのだと一般的になればますます価値が出るであろう。情報化社会の一例として、また災害時の対応の一つとして子どもたちにもちょっと教えたいことと感じた。

もちろん、このようなものが一般的になれば、いらずらも考えられる。それこそ情報モラルの重要性が高まるだろう。

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2004.12.13

情報教育のターゲット

2年ぐらい前から本格的に情報教育の研修会に参加するようになった。
興味を持った分野、プロジェクトに関わった分野を中心に実践を行ってきた。
しかし、自分の中で「核」というものはなかった。浅く、広く(実際は広くないかも)関わってきた。

しかし、一昨日のプロジェクト会議で改めて自分自身のターゲットを決めなくちゃと痛感した。
その会議では、自分の実践の経歴について話をした。もちろん情報教育についてである。実践とそれを裏付ける理論、主張。それを「はい、話して」と言われた時にすぐに言えるということは、日頃からターゲットを決めているからであろう。
その点で「広く・浅く」は当然のことながら弱い。

では自分の場合には何がメインか。
それは「社会科学習における情報教育」だ。具体的なテーマはこれからだが、ターゲットはこの分野だ。初任以来、社会を中心に自分の実践を重ねてきた。学校の研究が国語でも、片方で常に社会を意識をしていた。書いた原稿も一番多いし、教材開発も続けている。今までの自分の強みを生かせる分野だ。
むろん、今まで関わったメディアリテラシー学習、交流学習、プレゼン学習、気軽なIT活用といった分野ももちろん大切だ。それらは重要な裾野となる。

ちょうど今、「社会科学習における情報教育」という分野で二つのプロジェクトに関わっている。これを機会に自分の主張をこの分野で語れるようになる・・・・それが目標だ。

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2004.11.20

IT活用・最初の感動を伝える

今日の県教研集会で印象的な質問があった。
自分のレポートの中で、「この実践をするにあたり、ML(メーリングリスト)を作り・・・」と書いていた。そのことで質問が出た。
「MLって何ですか?」

考えてみれば、今まで情報教育の集まりでのレポート報告だからこのような質問は出なかった。教研だからこそ出た質問だ。周囲も同様にうなずいている。
実際に自分が入っているMLの例をもとに質問に答えた。「空間と時間の壁がMLによってなくなります」とそのよさを強調したら続いて、「そのMLに入るにはどうしたらいいのか」と質問された。実際に組合に関わりあいのある団体のホームページを紹介をした。
「そうなんですか。これは便利ですね。さっそく入ってみたい!」
と感想を話していた。

このやりとりをしていて、「そう言えばMLに入って、いろいろな人のメールを見た時、必死になって読んでいたなあ」「自分がMLに最初に投稿する時は緊張した」といったことを思い出した。
もうすでにMLもHP更新も掲示板活用も当たり前になってしまった。
しかし、パソコンを活用する人でもMLを経験していない人はけっこう多いのではないか。
身の回りにIT活用を広げるためには、このような自分たちにとって当たり前のことを話題にすること・そして自分が享受しているメリットや感動を伝えることが第一歩だと感じた。

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2004.11.15

公開授業でIT活用

昨年度からの研究授業や公開授業で可能な限りしていることがある。
それはIT活用場面を授業に盛り込むということである。といっても難しいことではない。一斉授業の中でほんの一場面で示すのである。たとえば・・・・

・導入場面で写真をスクリーンに提示
・考えさせる場面でデジタルコンテンツを提示
・子どもたちのノートをそのまま写して提示

いわば「気軽なIT活用」である。それが一番IT活用を広めるにはよい。何も難しいことをする必要はない。「これは便利」「自分もこうやってみよう」という気に一人でもなってくれたらいいと思う。

教育工学研究会のシンポジウムの中で堀田先生は日常的なIT活用のお話をされている。このような話を聞くと、今の活用方法でバンバンやってみようと思う。
明日の研究授業では、私も子どもたちも気軽にパソコンとプロジェクタを活用する予定である。

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2004.11.09

道徳でのIT活用

隣の学校の道徳の公開授業を見てきた。
見たのは6年生の授業。2コマとも的確な流れでいい授業だった。しかも研究会では実に謙虚だった。「ますます伸びるだろう」と思われた。

さてこの公開授業で「道徳はIT活用がいろいろとできる」と感じた。
たとえば行事の写真をスライドショーにして導入で流す。子どもたちは自分たちの行ったことを次々に想起するであろう。最後に流せば日常の振り返りになる。また、状況説明のためにインターネットでの情報を提示する。今回なら「インドの貧困」だ。また必要な写真ならグーグルのイメージ検索で容易に手に入れられる。
すべて「脇役」としてのIT活用だが、これらを行うだけで学習は確実に深まる。しかも、準備もそれほどたいへんではない。(行事の写真は継続的に撮る必要はあるが)

このような発想が出てきたのも今日の授業を参観したからだ。他の先生の授業を見ることは、やはり自分にtごってのヒントを得る場となる。

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2004.09.13

校内ネットワークフォーラム

 校内ネットワーク活用推進フォーラム(仙台)に参加した。
 学びの多い会だった。「校内ネットワーク」という自分にとって未知だった分野に大いに興味が湧いてきた。「学ぶ意欲」を植えつける研修会はそんなにない。
 実際の会の内容については、のちほど冊子になって出る。ここでは、会でふと思ったことを記す。今日の日記とだぶる部分が多いがご容赦を。

・国の施策に携わっている人の誇りを講演の中川文科省参事官から感じた。自分の仕事は直接的には目の前の子どもたちを教え育てることだが、出版・発表等で間接的に様々な人とつながることができる。自分の立場を誇りと改めて感じた。
・中川先生のプレゼンの上手さ。スライドと話がぴったり。自然。写真を短く見せても印象に残る。
・堀田先生のまとめ方のすばらしさ。主張をその場で一枚のスライドに仕上げる。まとめて価値づけ、質問で深める。これぞコーディネータ。
・会の企画の中で情報交換会があった。会終了後ではない。パネルディスカッションと研究報告の間である。飲み物・軽食付き。40分間なので、講師に質問したい人は質問ができる、知人と話したい人は話ができる、新しい出会いを求める人は名刺交換というように、貴重なつながりタイムとなる。グッドアイデア。
・この分野も自分の勉強の一つとして位置づけていこうと感じた。今まで「やらなくては」という思いだったが、今日の会で「やってみたい」と思うようになった。

 それにしても実態調査の岩手県のデータが高すぎる感じがする。校内LAN設備が数字ほど整えられているとは思われないが・・・。小学校だけが低いのか。先進校が県内にあったら見にいきたいが。
 それに岩手の人とつながりを持ちたくて、受付の人に名簿を見せてもらったが、残念ながら参加者は自分のみ。仙台だから岩手から来ているかもと思ったが・・・。
 いずれ本県および水沢での情報教育を盛んにするのも重要なこと。自分のためでもある。

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2004.08.13

プレゼンソフトで価値ある授業を

先日のIMETSフォーラム2004で話した内容が、スズキ教育ソフト社さんのホームページにアップされました。
6年生の実践「修学旅行デジタルガイドブックを作ろう」という実践の内容です。
実践内容とともにキューブプレゼンのよさを伝えたいと考えました。
こちらからご覧ください

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2004.07.13

いろいろなメディアと掲示板のトラブル

 情報教育の一つとして昨日情報モラルの学習をしました。
 次のような内容です。

1 知っているメディアを発表する。
 20種類以上のものが出てきました。

2 交流できるメディア(電話・電子掲示板・手紙など)のプラス面・マイナス面について考える。
 プラス面はどんどん出てきました。それもメディアによって違うことが出てきました。(「手紙は届くのが遅いけど、じっくりと考えて書くことができる」「掲示板は多くの人の目にふれる」)。マイナス面で共通しているのは「いたずらがある」ということです。

3 電子掲示板での書き込みのいたずらについて考える
 友達の悪口を書いた書き込みについて、「どう思うか」「どういう結果になると予想するか」考えました。当然のことながら、「書かれた側の気持ちを考えてほしい」「書き込みは管理する人によって、誰が書き込んだのかわかってしまう」ということになりました。

4 書き込みのトラブルにあった場合にはどうしたらいいか考える
 「友達に相談する」「先生に言う」「自分も掲示板に『やめてほしい』と書き込む」「自分の行いを振り返る」「家族に話す」

5 感想を話し合う

 日常的にモラル指導はしていましたが、改めて授業をして、子どもたちは「メディアには特性があり、それに応じた使い方が大切」「書き込みなどのトラブルに対してのスキル」を学びました。(これが今回の授業の目的です。)
 子どもたちが学んだことを感想から紹介します。

・被害者になったら、みんなが考えたようにすればいいなだなと学びました。メディアはいい点があるのに、悪い点もいっぱいあるので、メディアの悪い点は使わないようにしたいです。今日学んだことを生かしたいです。
・掲示板はみんなのものなので、マナーを守り書き込みをしていきたいなあと思いました。また、悪口を掲示板に書き込んでも誰かわかるので、すごいと思いました。これからもマナーを守っていきたいです。
・今日学んだメディアと掲示板のことを知って、いろんなことにも礼儀が必要と思いました。少しのいたずらでも、受けた人はとてもすごいショックを受けるのだと思いました。

 子どもたちにとって大切なことを学んだ1時間だったと思います。
 (学級通信「6年1組物語」56号より)

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2004.06.19

NHK学校放送番組のホームページがおもしろい 

小学MMの連載を転載する。

連載 私の教材開発物語 第38回

   NHK学校放送番組のホームページがおもしろい 

             佐藤 正寿(岩手県・水沢市立水沢小学校)

■ NHK教育の学校放送番組

 皆さんにまずお聞きしたい。NHK教育の学校放送番組についてである。
・学校放送番組を皆さんはいくら知っていますか。
・学校放送番組をどれぐらい授業で視聴させていますか。
・学校放送番組にどのようなイメージを持っていますか。
 私の場合、周囲の教師よりは活用頻度は多い方であった。しかし、その活用
方法は「学習のまとめとして見せるもの」「実際に見学に行けないものを見せる
もの」といったように学習の補完的な形が中心であった。自習時間に、学習し
ている単元と関係ない内容の番組を見せる場合もあった。(これはこれで助かっ
たが)
 この意識は、自分がNHK学校放送番組の番組協力員になってから変わった。
2001年は「体験!メディアのABC」の、2003年は「おこめ」の番組
協力員になった。今年は6年社会「にんげん日本史」理科「3つのとびら」の
プロジェクトチームに入っている。

■ 番組「にんげん日本史」とホームページの豊富なコンテンツ

 まずは番組そのものから紹介をしよう。ここでは頻繁に利用している「にん
げん日本史」を例とする。
 この番組は毎回一人の人物を取り上げ、その人物に関するエピソードを中心
に話が流れている。6月の放送では第5回が雪舟、第6回では織田信長が主人
公である。いっこく堂が出演し、腹話術でクイズ等を組み入れながら話を進め
ている。金曜日の11時15分~30分の放送である。
 しかし、その時刻まで待つ必要はない。今はデジタル化の時代。「にんげん日
本史」のホームページで、番組そのものを見ることができるのである。

★「にんげん日本史」HP http://www.nhk.or.jp/nihonshi/ja/frame.html
 
 今までは一斉にしか見ることができなかったが、このデジタル教材により、
子どもたちが興味のある部分・調査に必要な部分を個別的に視聴できるように
なったのである。
 しかもホームページのコンテンツは豊富である。私がよく活用しているもの
を紹介する。

★クリップ教材・・・1~3分の動画がたくさん入った映像百科事典である。「雪
舟」の回では、「水墨画(雪舟の『四季山水図』)」「書院造り」「狂言」とい
ったようなクリップ教材が用意されている。もちろん説明も一緒である。動画の
視覚的効果は言うまでもない。しかも子ども向けで短い点も授業活用にはぴった
りである。

★先生のページ・・・番組を活用した指導案とワークシートが特色である。番
組を授業の中でどのように位置づけるか、どのような授業展開が番組利用にふ
さわしいのかがわかる。
 また、この「先生のページ」とは別に番組の掲示板がある。ここではプロジ
ェクトチームのメンバーが中心になって、番組活用の新たな方法について意見
交流をしている。新しい指導案検討も行われている。掲示板は誰でも見ること
ができるが、書き込みには登録が必要である。

★役立ちリンク集・・・テーマの人物に関係のあるリンク集。検索の手間が省
けるし、良質なサイトを選んでいる。

 このように番組の他にホームページには実に多様なコンテンツが準備されて
いる。まさに「一大教材」のようである。これらを活用しない手はない。

■ 活用あれこれ

 ではこれらの「一大教材」をどのように活用していったらいいのか。私自身
活用し始めてまだ1ヶ月半程度であるが、次のように活用することができた。

★人物を取り上げる学習では番組をメインに
 今まで学習した中では聖武天皇と藤原道長がこの例にあたる。番組自体が導
入・展開・まとめというようになっているので、2つか3つに分割をして子ど
もたちに考えさせたり、調べたりする場面を作っている。ただ、15分間の番
組なのであらかじめ60分の授業展開として設定する。

★クリップ教材を導入で提示し興味を高める
 動画クリップの迫力ある映像は子どもたちの興味を大いに高める。そこで、
導入段階で子どもたちに見せて、感想や疑問を話し合わせる。たとえば、「巨大
な王の墓・古墳」の動画を見せ、「なぜこのような古墳を作ったのか」という課
題を導き出す。「大仏はこんなに大きい」を見せ、「どのようして作ったのか」
という課題に意識づけさせるといった具合である。

★発展学習としてリンク集を活用する
 子どもたちに発展学習をさせる場合がある。このような時に便利なのがリン
ク集である。「貴族の生活大発見」をテーマにした子たちは、リンク集の中にあ
った「いつきのみや歴史体験館」http://www2.mint.or.jp/~itukino/taiken.html
のホームページから深く調べ学習をしていた。時間が限られている場合、この
リンク集は発展学習の大きな味方となる。

★まとめにクリップ教材を使う
 「吉野ヶ里の人々はどのような生活をしていたのか」という課題を調べた後
に、その調べた内容のまとめとしてクリップ教材「吉野ヶ里のくらし」を使っ
た。調べたことが正しいか確かめられただけではなく、映像として印象に残っ
た。

 このような番組・クリップ教材・リンク集の活用で気をつけていることは、
「明確な目的をもった活用」ということである。良質なコンテンツでも活用目
的があいまいだと、そのよさは十分に発揮されない。目的意識が希薄なまま番
組を見せたかつての私がそうだった。その分、意図が明確であれば番組やホー
ムページ内のコンテンツは授業での大きな助っ人になる。

■ 他の番組にも注目

 このようなコンテンツは「にんげん日本史」だけではない。理科の「3つの
とびら」でも豊富な内容が収められている。特に理科の場合には、発展的な教
材は参考になる。また、他学年のホームページも充実している。
 また、今年度から「学校放送番組を教師がどのように活用したらいいか」と
いうことを教える番組も始まった。「学校デジタル羅針盤」である。

★「学校デジタル羅針盤」HP http://www.nhk.or.jp/rashinban/

 実際に番組を活用している全国の教師の実践例が紹介されており、授業作り
に大いに役立つ。
 また学校放送番組ではないものの、「わくわく授業」では全国のユニークな授
業例が紹介をされている。

★「わくわく授業」HP http://www.nhk.or.jp/wakuwaku/

 今、NHK学校放送番組のホームページがおもしろい。

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2004.06.15

『メディアとのつきあい方学習』

堀田先生の単著『メディアとのつきあい方学習』を読む。楽しみにしていた本だ。
本の題名にもなっているように「メディアとのつきあい方」がキーワード。14もの実践例をもとにわかりやすくその意義・方法を説いている。

現場にいる者からすれば、どうしても実践例に目がいく。その実践アイデアにやはり「なるほど」と感じてしまう。自分がNHK「体験!メディアのABC」のプロジェクトチームにいただけに特にそう思う。(この「体験!メディアのABC」のこともこの本の中に書かれている)
しかし、それ以上に有意義だったのは、第1章の「メディアが支える情報社会」と第2章「これからの情報教育~メディアとのつきあい方学習~」である。というのもここに堀田先生のメディア観、そして主張のおおもとが記されているからである。「観」があってこその主張だけに実践例の解説も明快である。

この本を読み、さらに自分なりの実践をしたくなった。第6章には「メディアとのつきあい方学習を推進するために」として「日常の活動に組み込む」「知識だけにとどめない」といった8条を提示している。これをよりどころに考えていこう。

これからの情報教育の必読書であるとともに、メディアについて考える多くの大人にぜひ読んでほしい一冊である。

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2004.06.07

「先生の広場」に指導案アップ

今年度はNHKの6年の番組「にんげん日本史」(社会)、「3つのとびら」(理科)のプロジェクトチームに入っている。
それぞれの番組と(ホームページでも番組は視聴可)クリップ教材を活用した授業のあり方について研究をしている。

この中で義務付けられているのが、指導案の作成である。社会一本、理科一本である。今日、「にんげん日本史」の第4回「北条政子」についての指導案をアップした。番組とクリップ教材の目的を明確にした指導案を作成したつもりである。

さて、この指導案の作成自体は学期一本だけなので、時間からすればそれほどの負担はない。ところが全員には、指導案へのコメントも義務付けられている。このコメントのためには、当然番組もクリップ教材も一通り見ておかなければいけない。しかも、あとになればなるほど同意見を言われており、コメントしづらい。

といっても「指導案批評は教師の力量の反映」と思っている。力量を上げるうえでかっこうのプロジェクトに自分が入っていると考えると実に有難いことである。

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2004.05.25

あると使いたくなるツール

IT日常化プロジェクトについては、以前に書いた。
教室にプロジェクタと書画カメラが入り、今週から活用させていただいている。
不思議なものだが、教室にプロジェクタが常備されているのといないのでは、「使ってみよう」という気持ちに違いがある。今までもプロジェクタはいつでも借りられる状態で独占しようと思えば、独占できるものだった(これはこれで校内活用率が低いということで問題なのだが)。しかし、持ち出し・返却がやはり面倒で頻繁に活用・・・というようにはいかなかった。
しかし教室に常備されていると別である。あるだけで「使ってみよう」と思ってしまう。
何かの本で「必要があったらタキシードを購入しようという気持ちではいけない。タキシードを購入したからこそ、使う場面が出てくるのだ」という話を読んだことがあった。それと似ているなあと思う。

さて実際の活用。
昨日は国語。「問い合わせの手紙」といって、新聞社への質問という実用的な手紙を書く内容。
活用したのは次の3段階である。
①教科書の例文で、自分たちがどの部分を変えて書いたらいいか検討をする時に、スクリーンに実際に書き込んだ。
②一通り書き込みを終えれば、スクリーンに映し出された内容は「手本」となる。子どもたちが作文の間はそのまま提示。
③子どもたちの作文の中で紹介したいものを拡大してスクリーンに提示。(読み込みをして拡大提示。同時にノートも保存となる。)

今日は図工。ポスターの導入場面。
①教師がグーグルのイメージ検索で交通安全と選挙ポスター(今回取り組むもの)で参考作品をチェック。指導の意図に合う画像をプレゼンソフトに貼り付け。
②事前に子どもたちに、「ポスター作りのコツ」を話し合わせたあとに、作品の画像を提示。「このポスターのいい点を発表しなさい」と指示をする。事前の話し合いより、具体的でしかも深みのあるものが出てきた。

この他にNHK社会「にんげん日本史」のクリップ教材を子どもたちに見せる。

以前だったら、「いい参考作品はないか」と探し回ったこともあったが、インターネット時代になって便利になった。迫力のある画像で、子どもたちはポスターに必要な視点を考えるには、好都合だった。

活用といっても本当に「ツールの一つ」としての活用である。さっと準備をして必要な時だけ提示をする。
逆に言えば、実物提示の方がよい時ももちろんある。たとえば、ポスターの画像は導入段階でポスターに必要な視点を考えさせる点ではいいが、色彩を検討するには不向きである。当然実物の方がいい。
このように、このツールでしかできないことは何か。また、このツールでもできることは何か。この点を今回のプロジェクト実践の中で明らかにしていければと思っている。

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2004.05.18

IT授業実践ナビ・リニューアル

文部科学省のIT授業実践ナビがリニューアルした。
実に多くの授業実践例が掲載されている。ITと言えば、総合の実践を連想される方も多いかもしれないが、小学校の場合、ほとんどの事例が教科の内容のもの。社会科も事例が多く、また動画もついているのでIT活用の参考にしたいと思う。

昨年度取り組んだ実践「日本一のりんごと日本一のみかん、その秘密は?」も掲載。1分ほどの動画も3本ついている。

このIT授業実践ナビでは単なる実践の紹介だけではなく、お勧めのもの・初心者対象のものというような紹介があったり、これから「ちょっとしたコツ」のサイトもできるようだ。
情報教育を広めるという仕事が自分にはある。このIT授業実践ナビはその推進に役立ちそうだ。

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2004.05.17

IT活用日常化プロジェクト

今月から新しいプロジェクトに参加している。
「IT活用日常化プロジェクト」というものである。目的は教室にプロジェクタが入った環境の中で、IT活用が日常化されるための実践を積み重ねていくものである。堀田研究室とCASIOとの共同プロジェクトであり、今回も堀田先生から有難いお誘いを受けた。(堀田先生の15日の記事にこのプロジェクトのことが書かれている)

このようなプロジェクトに参加する場合のメリットはとてつもなく大きい。たとえば・・・

1 仕事のしかたを学ぶ
 会議はスタートとゴールのわずか2回。他の連絡はMLで。しかし、その中で成果が出るための「しかけ」がある。そこから仕事のしかたを学ぶことができる。また、企業とのプロジェクトなので「民間はこのようにして仕事をしているんだ」という学びの場になる。
2 ネットワークが広がる
 プロジェクトメンバーは全国各地から。実力ある皆さんとご一緒でき、確実にネットワークが広がる。そして、メンバーのそれぞれの仕事の方法から学べる点も大きい。
3 プロジェクト対象領域を学ぶ
 当たり前だが、プロジェクトの対象は先進的な内容で価値があるもの。それについて自分が刺激を受けながら専門的に学ぶことができるチャンスである。

このようなことを考えたら、プロジェクトへの参加は本当に「有難いチャンス」である。

ただ肝心の一回目の会議は、運動会と重なり参加できなかった。しかし、そこはネットの世界。MLでの皆さんの発言、そしてメンバーのホームページ(その日深夜のうちに「仕事日記」として会議の様子をアップしている人が多かった!)から、かなりの部分を学ぶことができた。
このプロジェクトのゴールはミニ冊子の開発だ。短期間での勝負なだけに気合も入る。
実際にミニ冊子ができた段階でまたお知らせをしたい。

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2004.05.05

この6ヶ条でスタート!1単元の交流学習

 自分の実践の中で、今年度実践を蓄積したいと思っているのが情報教育の分野である。特に「ちょっとしたIT活用」がキーポイント。校内でも「情報教育通信を発行します」と宣言した。どちらも、これからこのblogで発信していきたいと思っている。
 さて、1月に2005年の教室を考える会 in みちのく第2回研究会が行われた。その時の発表資料を紹介する。

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1 「『日本一』のりんご・みかん」の交流学習
 昨年度、担任する5年1組と静岡県細江町立中川小学校5年1組が交流学習をした。テーマは「『日本一』のりんご・みかん」。社会科の農業学習の発展として7時間で行った交流学習である。このレポートは、この学習を通して学んだ「交流学習・スタートのポイント」を6ヶ条にまとめたものである。

2 ここがポイント6ヶ条

第1条 教師同士がつながろう
 交流学習前に担当の教師同士で直接会って話し合った。テーマ、仕掛け、教師の思い等を話し合うことにより、1単元のイメージが明確になる。「りんご作り・みかん作りが盛ん」いうことから、テーマを決め、掲示板とビデオ作りをメインに交流することにした。教師同士がつながり、話し合うことがよりよい交流学習への第一歩である。

第2条 交流の動機付けに力を注ごう
 導入では子どもたちに、「交流したい」という願いを持たせることがポイントである。そのために交流の動機付けには最大限の工夫をする必要がある。今回は、「江刺りんごの味は日本一」ということを学ばせた上で、「伝えたい」という思いを引き出した。

第3条 便利なITツールを積極的に使おう
 様々な交流方法のうち、今回は「はじめての共同学習」というサイトを活用した。掲示板を使い、物を交換した時のお礼、学習の進行状況、ビデオレターの感想の交流等を書き込んだ。画像添付もでき、実に便利なツールである。

第4条 実物の効果も生かそう
 実物の効果も大きい。交流が始まってすぐにお互いの自慢であるりんごとみかんを交換した。それぞれりんごとみかんのビデオ作りをすることにしていたが、この実物交換で交流への意欲は加速した。

第5条 「刺激し合う関係」を目指そう
 お互いが交流で仲良くなると共に、刺激し合う関係になろうと教師同士で打ち合わせをしていた。その手立てはビデオ作りである。「農家の喜び」「選果場」「歴史」等の6つの同じテーマを決め、班ごとに交流するようにした。班同士ということでより身近な存在になり、また制作途中で情報交換する過程で「自分たちもがんばろう」という意識になっていった。

第6条 教師も交流学習を楽しもう
 子どもたちは交流学習を大いに楽しみ、記憶に残る学習となった。同時に私自身も「人と人がつながる交流学習の楽しさ」「子どもたちが燃える学習のすばらしさ」を感じることができた。私自身が一番交流学習を楽しんだと言える。

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