2009.10.14

少しずつ積み重なる

先週は国語の授業研究会があった。
2年生の授業をもとに、研究会を行う。例によって「ワークショップ型」である。
このワークショップ型を続けてきて、いくつもの変化が出てきていることに気付いた。

1 付箋紙のグルーピングの大幅短縮
 授業参観の時に、授業の視点で気付いたことを付箋紙に書いている。それらを研究会では、模造紙に貼り、グルーピングをする。
 最初に取り組みはじめた時には、どうグルーピングしたらいいのか迷う部分もあったが、取り組み初めてから数分でできるようになってきた。これはにより、大事な話し合いの時間がより確保されるようになった。

2 代案が次々に出される
 グルーピングする時点で、「この点は今日の授業のポイント」だな・・・とおぼろげながら考えている。実際の話し合いで、ポイントに関わって説明や代案が今回は次々の出された。一斉型の研究会では気軽には出てこないものであろう。立ちながら一人一人の距離が短いからこそ、出てきたのでは・・・・と思う。

3 小規模校なりのワークショップ
 今まではグループが2つに分かれており、それぞれまとめを発表していた。今回は参加者が減ったので、8人全員で行った。これが結果的にはヒット。賑やかな意見交流だけではなく、1つのグループ内で成果と課題が明確になった。こういうスタイルもいいものだと思った。

 先生方もワークショップ型のよさを感じて、毎回充実した部会研究会を行っている。むろん、課題点はあるのだが、それも一回ずつ改善していっている。私自身もいい勉強をしている。 

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2009.09.02

1年前と比較する

ちょうど1年前、堀田先生をはじめとする訪問団が来校された。その時のブログはこちらこちら
この来校は、多くの種をまいてくださったもの・・・・とその時感じたのであるが、1年後の今、改めて実感している。
公開授業の感じたことは次の3つであった。

1 意図的な努力を継続しなければいけない(授業)
2 教科書本文の表現の絶妙さ
3 フラッシュ型教材、実物投影機、Web教材の脇役的活用

これらが1年後、どのようになっているか。

1については、なかなかうまくいっていないのが実情だ。授業にはこだわっているものの、自分の中での位置づけは教諭時代より低い。これは管理職の本務が別のところだから、ある程度しかたはないと思っているが。
ただ、この1年で模擬授業をいくつか行っているし、飛び込み公開授業も数回行った。さらに学級を借りての取材授業も行っている。むろん、週十数時間の授業も変わらず。その点では、「意図的な努力」まではいっていないもの、自分としてできる取り組みはしている。

2については、こだわりが続いている。先日セミナーで教科書読解についてまとめる機会があった。この時蒔かれた種も育ったと言える。

3については校内的なインパクトが強かった。実物投影機の導入が促進され、事務職にも授業参観したことで、その必要性が認識された。今年度は念願のプロジェクタ購入も行われる予定だ。今、自分の授業教室も含んだ全学級に実物投影機とプロジェクタは入っている。先生方も活用している。授業参観日に各学級を回った時には、全学級で活用をしていた。それも様々な方法で。1年前に蒔かれた種は十分に育った。今後さらに育てるためには、また努力が必要だが。

ということで、一回の研修会でも蒔かれた種はその後育つ。むろん、育てるための努力は当然必要である。

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2009.08.03

今日も反応のよさに元気づけられる

昨日のブログに書いたように今日は登壇。
11名の小規模の分科会でとてもやりやすかった。しかも全国大会(学校レク)ということで、北海道、千葉、横浜とあちこちからの参加。当然意欲も高く、私が行った模擬授業10本に反応がよかった。こういう講座は疲れない。むしろこちらのテンションも上がり、元気になる。終わってからも心地よい疲れである。

分科会の中で、1つ発見したことがあった。今回は私だけの講座ではない。あくまでも「分科会」ということで、「参加者からの発信の時間もお願いします」と打ち合わせで事務局から連絡があった。そこで、予定の時間を変えて、50分は参加者の実践交流にした。その時にグループ別に交流ということになったら、皆さんの持ちネタがどんどん披露され、時間が足りないほどだった。考えてみたら、お力のある皆さんである。その力を引き出すのがコーディネーターの役目である。(今日はコーディネーターも兼ねていた)
自分の模擬授業の時に皆さんの力の高さを感じていたのだから、予定変更をさらに変更してもよかったのである。これは1つ勉強になった。

何人かの中堅・若手の知人の先生方ともお会いした。皆さん元気。その元気もいただく。やはり研修会に出るのは刺激になる。有り難い機会を与えてくださったことに感謝したい。

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2009.07.28

元気の出る研修会

今日は隣県青森県三戸郡での研修会講師。「わざわざ・・・」というほどの距離ではない。本校から車で5分も走れば、もうそこは青森県である。だから今回の階上町の会場までも20分。ふだんの通勤時間とさほど変わらないし、管内の中心である二戸市よりははるかに近い。ということで、午前中はいつものように水泳指導をしてから向かった。

テーマは「ICT活用 初心者セミナー2 ~教室で誰でもできる簡単で効果的な視聴覚機器の活用~」ということで、昨年度の続き。このような研修会をした時に、こちらが元気をいただく場合がある。今回はそのパターンだった。

1つ目は「聞き手の意欲が感じられる」ことである。講座の場合、多くは模擬授業や少人数での話し合いがある。その反応がとてもすばらしかった。こちらも調子づくし、自分の次回への意欲になる。当然元気になる。逆のケースは「もういいや」と思う。人数や地方は関係がない。いつだったか6人の研修会だったが、意欲が高い参観者ばかりでこちらも満足度100%という時があった。

2つ目は事務局の皆さんの対応のすばらしさだ。研修会の運営を成功させようとするだけではなく、「この地域でのICT活用を活性化していこう」という志を強く感じた。そういう思いがわかるからこそ、「自分にできることをしよう」という気持ちになる。

自分の講座については反省も多々あるが、昨日のブログについたコメントを読んでこれまた励まされた。参加された皆様、圓子先生はじめ事務局の皆様、お世話になりました。今年も縁をもてたことを嬉しく思います。

 ※なお、今回紹介した本は次のものです。
  「すべての子どもがわかる授業づくり―教室でICTを使おう」(高橋純 堀田龍也編著 高陵社書店)
  「価値ある出会いが教師を変える」(佐藤正寿 ひまわり社)

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2009.06.30

授業研究会がおもしろくなってきた

本校での今年度2回目の授業研究会が行われた。
事前研究会での模擬授業の話は、この間書いたが、今回注目していたのは研究授業の他に研究会である。
ワークショップ型研究会を本格的に今年度は実施しようとしているのである。担当は小学校・中学校のそれぞれの研究主任。
昨年度から少しずつ布石はあった。付箋紙を導入したり、話し合い活動を組み入れたり・・・。ただ、機が熟していないところがあり、本格的とまではいかなかった。しかし、それが結果的に今年度すんなり受け入れられたようで、前回から本格的導入が図られた。もっとも残念ながら前回は自分が別会議があり不参加だったが。

というわけで今回の研究会をとても楽しみにしていた。
結果は、大変知的ですばらしいものになった。最初は付箋紙を使ったグループ討議。2グループでそれぞれ授業のポイントをディスカッション。ワイワイと盛り上がる。この雰囲気は前任校に似た感じだ。これで今回の研究会はいい方向に行くと感じた。
25分ほどで終わり、それぞれのグループの発表。検討したい点が共通項目として出された。私自身も授業だけではなく、研究全体に関わることを提示。それらの項目を全体で研究主任が仕切る。限られた時間であったが、これもポイントを押さえて深まった。そして指導主事の指導助言も具体的であった。
ということで、1時間40分の研究会が本当にあっという間であった。知的興奮も味わうことができた。むろん、私だけではなく、先生方も同様である。こうなってくると、研究会がいい方向に加速する。次回はさらに発展するであろう。楽しみである。

※参考:岩手県教育総合センター発行「校内授業研究会の進め方ガイドブックⅡ」

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2009.06.26

校内模擬授業

来週の研究授業を控えた事前研究会。
すでに指導案検討会は行っているので、今回は授業者から「模擬授業」の申し出があった。
本校では今までにないパターンである。喜んで部会員として参加した。

模擬授業にも様々なパターンがあると思うが、今回は「研究授業のための模擬授業」である。リハーサル的なものである。指導案を作成しても、実際の流れは授業を見てみないと具体的な部分まではわからない。特に指示発問を明記していない指導案ではそうである。
このような模擬授業では、指示・発問や教師の授業行為が明確になる。だから、模擬授業を受けながら部会員が「ストップ!」と声をかけて、確認したり、意見を言ったりした。授業者も「そうか。そうか」といいながらメモをしていた。40分あまりの模擬授業後に「だいぶ見えてきた」と満足そうだった。

むろん、子どもの実態というものがあるので、実際の授業はすんなりとはいかないであろう。それは当然である。
ただ、このようなパターンの事前研が行われるのは先生方が研究をするうえで大切なことである。模擬授業の場で発問、板書等の授業行為を考える機会になるし、その背後にある理論も学ぶ。そのプロセス自体が授業者はもちろん、先生方にとって意義あるものだと思う。
来週の研究会ではワークショップ型研究会も発展するであろう。今後の研究が楽しみになってきた。

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2009.06.08

本格的ワークショップ型研究会に向けて

本校の一回目の授業研究会が今日行われた。
自分自身は町学校保健会で招集された会議があり最後しか出席できなかったが、本校にとっては価値ある研究会になったようである。本格的なワークショップ型研究会に向けて一歩を踏み出したからである。

昨年度も研究会のスタイルはある程度改善されていた。付箋紙の活用等で、ワークショップ風に少しなった部分もあった。今年度は研究主任の思いにより、本格的に導入である。管内の研究主任研で具体的に提示されたのが大きかったようである。

自分自身が前任校で行ってきたので、昨年度少しはアドバイスをしたが、やはりこのような「外からの学び」が効果的なこともある。研究主任が今日の研究会前にあれこれ聞いてきたので、即アドバイス&資料提示。さらに研究会後も今日使われた模造紙を前に少しディスカッションをした。これは自分にとっても初めての具体的なアドバイスだった。

「先生方の仕事は見守る。ただし、あれこれ聞いてきたら深くアドバイスをする」・・・これが私のスタンスである。自分に少し経験があるからといって、「こういう風にしてみたら・・・」というのは限られた時にしか言わない。その人自身が不要だと思っていれば、アドバイスも入っていかないのは当然である。
ただ、真剣に「〇〇について聞きたいんですが」「〇〇を教えてほしいんですが」と言われれば、その人は受け入れる姿勢であるから、かなりくわしく話す。それは自分にとってもその人に貢献できる機会だからだ。
これからの研究はこのパターンになっていきそうだ。これからが楽しみである。


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2009.05.15

Q&Aは雰囲気を変える

昨日の講座で印象的なことがあった。
会の途中でディスカッションを入れたのであるが、その席で出たきた質問に答える場面があった。
そのディスカッションとQ&Aタイムでやや固かった雰囲気が和やかなものに変わったのである。

話の内容は前任校での「ワークショップ型研究会」についてであった。

・研究会の回数が限られている。どうやって浸透させたらいいのか。
・成果と課題を助言する人をどのように選んだらいいのか。
・ワークショップ型研究会のマイナス面もあると思うが、それは何か。
・付箋紙でどうしてもマイナス面が多い先生が出てしまうが、どうしたらいいのか。
・話し合いは深まるが自分の記録に残らない。どうすべきか・・・・等々

興味深い質問ばかりである。グループの代表で質問をした先生が話している時、他の受講者も共感していた。ご自身の経験でも感じるところがあったのだろう。これらの質問に答える私も、頭がフル回転。本音を出す話ぶりだったと思う。質問者とやりとりをしながら、予定していた以上の時間を費やして答えた。
こういうやりとりがあれば、講座の雰囲気も変わる。最初の雰囲気が変わって私自身も話しやすさを感じた。

かつてゲストティーチャーを招いた時、「質問がメインの授業」(上條晴夫氏提案)を行って、授業時の雰囲気が変わっていくことを感じた。それは授業だけではなく、講座の時にも同様であると感じた。

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2009.05.14

講師役の責任

教諭時代と異なり講師役の機会は限られている。それでも、年に数回、講師役を務める時がある。
有り難いことである。
今年度の1回目は県教育センターの講座の一コマ。90分で、「同僚性を基盤とした校内研修の在り方」について講義をすることとなっている。これは2年前の水沢小学校での研究主任時代の縁。教育センターの協力校としての研究実践である。
この準備をして、得をしたことが数多くあった。

1 数多くの資料を読み直した
 「研究主任」という校務分掌で自分が書き記した足跡と読み直した。ワークショップ型研究会の計画書、研究通信50号分、冊子「研究のまとめ」、寄稿した原稿等々。改めて読んで多くの資料を作成していたものだと実感した。授業も当然今以上に行っていたし、講師・本の原稿書き・発表等も盛んに行っていた。2年前の自分に元気をもらった。

2 本も読み直した
 ワークショップ型研究会に関わる本を何冊か読み直した。「講座に活用できるかどうか」という視点で読むので、おのずと真剣になる。

3 模擬授業なしの講座を構想する
 私の講座は模擬授業が入ることが多いのだが、今回のテーマでは入れる必要はない。しかし、いくらスライドを使うといっても話を聞くだけの90分は受講者も苦痛だろう。
 そこで、いくつかの「対話」や「話し合い」の場面を意図的に設定した。冒頭で「講座で一番学びたいことは?」と参加者のニーズを聞き、説明の一区切りで受講者同士でディスカッション。そこから出た質問に答える。さらに本のコーチングの事例から感想を聞く・・・等々。実際に行ってみて、講座のテンポもよくなると感じた。これは一つの収穫。

むろん反省点も多々ある。時間配分は特にそうだ。これは次回への改善へとつなげよう。
さあ、今度は自校でどう授業研究会を盛り上げていくか。自分の気持ちも高まっている。

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2009.05.08

ワークショップ型研究会

自分が今まで取り組んだもので恩返しできる機会というのは、それほど多くはない。
一昨年度、前任校で県総合教育センターの協力校として、授業研究会の改善(ワークショップ型研究会)に取り組んだ。研究主任として担当責任者であった。来週、その時の実践の講義を依頼されている。
取り組みから離れて1年あまり。改めてその時のことを振り返ると、授業研究会について試行錯誤しながら同僚と楽しく取り組めた1年間だったと思う。

今年度も新たに校内研究会をスタートさせる時期がやってきた。授業研究会はこれから・・・という学校も多いと思われる。
改めておすすめするのが、ワークショップ型研究会である。本県教育センターにガイドブックがあり(一昨年度の本校の実践が掲載)、ダウンロードできる。
昨年度本校も部分導入した。今年度も工夫していく方向になっている。楽しみである。

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2009.02.27

 「経済教育」と「ワークショップ型授業」

今日は、県の中学校社会科教育研究会の学習会に参加した。
常日頃、先生方に「どんどん希望する研修に出掛けてください」と呼びかけているが、今年度のラストに「では、自分も」ということで、行かせていただいた。

二十数名の参加。学生さん以外は皆男性教員という、いつもの社会科教師の研修会だった。会場の雰囲気が黒っぽいのはしかたなし。(以前家庭科の研修会に参加した時は会場がとにかくカラフルな雰囲気だった。)
今回は自分が今まで実践していない分野。キーワードとして「経済教育」と「ワークショップ型授業」が身近になったことが大きかった。
経済教育ネットワーク」のPRをされていたが、そのWebに「金融教育」「消費者教育」「起業家教育」「キャリア教育」「環境教育」等々、今まで実践してきた分野がずらり。新たな分野が開けそうな予感がある。こういうヒントを得るためにやはり研修会にはどんどん参加すべきなのだ。

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2009.02.13

やはり充実感

今年度2回目の学習指導案を書いた授業。昨日お知らせした通り食育の授業である。
授業が終わったあとに、知的充実感を感じた。担任時代に研究授業や公開授業をする度に感じていたあの感覚である。そういう時には授業について、たくさん話題にしたいモードになる。
今日も東京から来校された3名の参観者の皆さんと授業について懇談。

・デジタルコンテンツのよさ
・学習の目的意識のもたせ方
・ゲストティーチャーの専門性を授業の中でどう生かすか
・食育ならではの「食べる」活動(ブドウ糖)
・発信活動の工夫・・・・等々

最後の発信活動は今回は「4コマ紙プレゼン」。子どもたちは初めてだったが、今日の学びを的確に、時には教師の発想を越えて書いていた。このようなことがあるから、授業はやはり楽しいのだ。
子ども相手の公開授業(自分の場合には研究授業にはならない)を今年度は2回もさせてもらった。有り難いことだった。来年度は立候補での自主研究授業もできるであろう。授業の腕を維持するためにも必要なことである。

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2009.02.12

授業にこだわる

管理職になっても授業にはこだわりたいと思っていた。
可能な限り授業を受け持ちたいと思っていたし、それができなくても自分なりに授業のプロデュースしたいと考えていた。
幸い今年は週に十数時間受け持っている。自分から希望したものが認可された形である。

今週はさらに、受け持ちの時間以外の特別の授業を教材研究をした。
一つは食育の授業、もう一つはユニセフの授業である。どちらも外部と関わりをもつもの。しかも自分が過去に実践した「財産」がある。
明日自分が授業をする食育の授業は、デジタルコンテンツ「食育の時間」を活用するものである。3年前にプロジェクトに入っていたものである。報告書はこちらにある。
今回は新しい単元を実践するのであるが、この過去の実践の考えがやはり役立った。理解させるだけではなく何らかの発信をさせる点、ゲストティーチャーの専門性を生かす点である。

これが今年2回目の学習指導案書き。9月の社会以来である。もともとコンテンツ作成先から参観者が3名訪問する。さらに校内でも参観希望者が出てきた。管理職になっても、このような公開授業ができることを嬉しく思う。

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2009.01.29

いい研修会だった

本校の研究はもちろん研究主任が引っ張っていく。
ただ、様々なサポートをしたり、機会の提供をしたりするのは自分の役目である。
昨年の文書で教育センターの「出前授業講座・複式授業」というものがあり、「これは先生方が学ぶいい機会」と申し込んでいた。
希望が叶い、遠路はるばる本校まで来ていただいて、飛び込み授業プラス研修会を行うことができた。
本校の先生方にとって満足度の高い研修ができたと思っている。

・飛び込み授業。授業意図がしっかりと反映されている授業はやはり参考になる
・講話では複式授業のヒントをたくさん教えていただいた
・授業解説も実際に参観したから納得のいく内容だった
・Q&Aの時間を増やしたことにより、日ごろの悩みの解決のヒントをいただいた
・他校の参加者の質問からいい学びができた

複式授業についてじっくりと学ぶ場は限られている。それを本校でできたのだから、実に有り難い教育センターのシステムである。自分も補欠授業で時々受け持つから、私にとっても価値があることは言うまでもない。

もっとも複式といっても、決して特殊技能を授業の中に入れ込むことではない。授業の原理原則をいかに複式用に工夫するかという点がポイントだと思う。そして、それらを活用できることは単式の授業の大きなヒントにもなる。またこのような研修会ができれば・・・と思うような機会だった。来年度の布石にもなったと思っている。

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2009.01.17

多くの声に励まされ・・・

講師として、研究会に参加する。事前準備過程で自分自身のためになっていることは、何回か書いてきた。むろん、当日学ぶことも多い。

今回は事後の話。講師として、アンケート結果が送られてくることがある。その場で参加者が書いてくださったものだ。1月7日の県学校レク大会のアンケートが送られてきた。自由記述欄に有り難い言葉が並んでいる。

・学習ゲームで短時間でしかも授業にむすびつくものをたくさん知ることができたのがよかった。
・ICTの活用のあり方が現在使っている立場として参考になりました。
・学習で使えるゲーム(午後)は、ショートで実践的でした。方法と目的がわかりやすく実用性があった。楽しく研修できました。
・教科書の学習を遊びながら覚える方法は参考になりました。 
・授業ですぐ使えるという所に特に参考になりました。自分でやってみてわかったことがすぐ使えます。

自分の意図したところ(教科書の学習、ICT活用)も含まれており、嬉しくなった。
こういう声は講師にとって大きな励みになる。

事後アンケートは参加者の本音を全て表しているわけではないであろう。改善点があることもわかっている。そういう声が出てきたら、それはそれで有り難い。つまり、アンケートがどんな結果であっても、登壇した講師にとっては役に立つのだ。それだけに、集計してくださって結果を送ってくださる事務局の方には感謝したい。


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2009.01.14

価値あるWeb

お気に入りのWebは定点観測のようなものだ。毎日訪れないと何か大事なものを忘れたかのような錯覚のように陥る。そういうWebがいくつもある。
その中の一つ、野中先生のWebに「考え違いをしていないか?」というのがあった。特に、研修会でのK先生の報告の中の「言葉の持つ意味の解釈を誤らないように」が光る。こちら
「うん、うん。そう、そう」と同感しながら読ませていただいた。教育界でよく聞く言葉。その意味や定義を自分なりにおさえた上で行動に移す。それが大事である。その押さえが他の人と違っている場合がある。「なるほど」と思ったら、その考えに移ればいいのだ。自分は初任からその繰り返しであった。

調べでごとをしていて、時々「このWebはなかなかいいぞ」というものに突き当たる時がある。昨日、調べごとをしていたら様々な音読について的確に解説しているWebに辿りついた。文部科学省のHPだった。
「へー、こんなことも書いていんだ」と思ってよく見たら、「補習授業校教師のためのワンポイントアドバイス集」というWebだった。基礎的なことを重視するわけである。
その他、発問、板書、指名等、授業の基礎技術が書かれていた。板書の部分などはコンパクトに適切にまとめられていた。「補習授業校」だけではなく、日本の全学校に役立つWebである。指導案の項目で大村はま氏や向山洋一氏が出ていることにも注目してしまった。

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2009.01.07

学校レクセミナー

昨年度ほどではないが、今も時々講師依頼が来る。休日はもちろん、平日でも夏休みや冬休みで県内のような近い場所であれば可能な限り引き受けている。
今日は「県学校レクリエーションセミナー」。盛岡開催である。
県学校レク研究会があり、5年前と6年前にも講師をしている。テーマは学習ゲーム。様々な分野を追究をしている中の一つである。
いつものように、今の自分にできる力を出し切る講座内容にした。(当たり前だが)

1 すぐに使える学習ゲーム紹介
 ・教科書活用学習ゲーム 
 ・発表力を育てる学習ゲーム
 ・楽しみながら地名を覚える学習ゲーム
 ・ICTを使った学習ゲーム
2 思考力を鍛える模擬授業
 ・社会的な見方・考え方を育てる授業
 ・知識を広げ、発想力を伸ばす授業

1時間40分のうち85~90%が模擬授業。合計10本。残りはミニ解説である。
やはり学習ゲームを数多く伝えるのが自分の役目と考えたのなら、これぐらいは・・・・と思った。というのも、スタッフが行うレク講座の部分は話は本当にわずかでほとんどがレク実技だからだ。ならば、「ほとんど学習ゲーム授業という形で」と考えた。
このようなスタイルは自分では初めて。模擬授業の比率は多くものでも60%ぐらいだったと思う。

結果は十分に学習ゲームの方法と意義は伝えられたと思う。しかしながら、ミニ解説の時間が短くスライドを映す時間も不足で、聞き手のメモも急がせてしまう・・・ということがわかった。これは反省。

それにしても何回講師をしても、この研究会のスタッフはすばらしい。全体的な運営はもちろん、てきぱきとした自主的な動き、積極的な反応等、気持ちよかった。高齢化が進む本県教員の中で若手も多く入っている点もいい。
さらに今回は、参加教員のお子さんたちが別メニューで市内探険。託児所ではなく、子どもたちにとってもメリットがあるものをというアイデアに感心した。

聞けば夏には全国大会が夏に盛岡であるとのこと。自分もバックアップしていきたい研究会である。スタッフの皆さん、参加された皆さん、ありがとうございました。

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2008.12.21

校内授業研究の進め方ガイドブックⅡ

昨日、来年度ワークショップ型研究会をしたいという研究主任さんからのコメントが入っていた。
「そういえば・・・」と思って、岩手県総合教育センターのWebを見てみた。
昨年度参考にした「校内授業研究の進め方ガイドブック」の改訂版が出ていた。こちら

センターの協力校として本校が取り組んだ実践が多く反映されいた。(写真は全て本校のものであった。)
これからワークショップ型研究会に取り組む学校にとっては役立つ冊子である。これは本校にとっても重要な情報であった。

※P23に「モチベーションをアップするためには」という項目がある。「あこがれをもつこと」と「小さな成功体験を積み重ねること」という茂木氏の言葉が書かれている。最近意識していることと同様である。

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2008.12.20

ワークショップ型研究会への共感

昨日は校内研究会があった。
小中併設の本校は、小中一緒に研究会を行っている。今年度の反省と来年度の方向性を決めるのが昨日のテーマ。活発な意見が出て、いい話し合いになった。

さて、資料の中の「研究会のもちかた」という項目の自由記述で、「ワークショップ型研究会は意見がいいやすくてよかった」「今後も続けていきたい」というものがいくつかあった。
今年度は3回ワークショップ型研究会が試みられた。もっとも、付箋紙に気付きを書き、それを模造紙に貼ったり、印刷物にしたりして、それをもとに話し合うという程度である。いわば、「入り口編」のような形に過ぎないが、それでもある程度よさを実感できたことは、本校にとって進歩であった。

さて来年度。本校に必要なこと、そのためにすべきことを研究面で考えている。ただ、実際に行うは研究担当を中心と先生方である。どのような働きかけをするか、その点もポイントだと思っている。

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2008.12.07

やってみたいと思う講座

決して派手ではない。
話す内容もシンプル。
しかし、聞き手はどんどん引き込まれている。
そんな講座を体験することができた。
東北青年塾での真田先生の講座だ。

具体物を見せる。体験してもらう。
それらが「自分も作れそう」「これなら使えそう」というものだった。
共感したところで、授業論を少し語る。だから納得する。

「やってみたいと思った」「元気が出た」・・・そんな実践講座が理想的だ。
むろん、時には「すごい実践!」と感じることも必要だ。しかし、それが自分の実践意欲に結びつかないのであればダメである。
その点で、今回の講座でいい学びを得ることができた。
そうそう、子ども向け図書が子どもたちの意欲を高めることも。読み聞かせの可能性は広いのである。

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2008.11.22

学会

過去3年間、学会発表を続けていた。「情報化社会について教える」が共通テーマだった。
今年度は立場が変わったこともあり、発表はなし。しかし、有り難いことに全日本教育工学協議会のシンポジウムに登壇依頼があり、三重に行かせていただいた。

発表から学ぶことは多かった。参加させていただいて本当によかった。
ただ、やはり自分は発表することにはかなわないとも思った。発表するからこそ、他の方の論文もプレゼンも、質問への答えも、見逃さない、聞き逃さないとする。一生懸命にだ。発表しなくてもすればよいのであるが、なかなかそう単純にはいかない。もっともそれがわかったのも学会に参加したからだから、発表しなくても、最低限学会参加は続けていきたいと思った。

しばらくは自分の立場は変わらない。今後どういう形で自分が関わるか。しばし考えたい。

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2008.11.19

地区大会で学ぶ

教頭だけの大会がある。先月秋田に行った時の大会は東北教頭研。他県の情報は貴重だった。
今日は地区教頭研。42人の地区の教頭が発表、運営をする。大変勉強になった。いくつか書こう。

■「わかる」と「できる」の間には溝がある。その溝を埋めるには行動しかない。
講演でのお話。これは仕事での話。確かにそうだ。わかっただけでは授業は変わらない。できるために何をすべきかがポイントなのだ。

■担任は来週のことを、主任は来月のことを、教頭は来学期のことを、校長は来年のことを考える
助言者の言葉。これも仕事術。担任時代、主任時代のことを考えるとそうだった。今の自分は・・・・少し反省。

■質問の受け答えがまさにコーチング
コーチングの講演者の質問に対する答え方。名前や質問を繰り返し、うなずく。目をしっかりと見て聞く。その答えも素晴らしかった。まさにコーチング。

■リーダーにはパッション
助言者の校長先生方からは学校経営にかける熱き思いを聞いた。まさにパッション。

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2008.11.13

学校公開

今日はとても嬉しい出張である。
他校の公開授業研究会参観。全員参加の公開研究会なので、授業を見られる。
担任の先生方にはどんどん他校に行って、刺激を受けていただきたいと思っている。しかし、学校割当旅費も限られているし、自分が行く出張は教頭の職務関係のものがメインになるので、今年初めて他校の授業を見ることができたというわけである。

人数の面で本校と似た環境の子どもたちだったので、参考になる部分が多かった。特に複式授業を見る機会も限られているので、これも勉強になった。
同時に学校公開の「文化」についてあれこれ考えることができたのも価値があった。

・公開自体の流れ
・研究説明でのプレゼンの在り方
・司会や助言の在り方・・・等々

特にプレゼンについての「スライド」と「資料」の兼ね合いについては、いろいろな場でおぼろげながら感じていたことをはっきりと理解することができた。その点で参考になった。

それにしても、学校公開校は私の若い頃に比べたらずいぶん減った。岩手県の公開校はこちらに掲載されているが、全小中学校のおよそ1割である。かつては2割近くあったのでは・・・と推測する。自主公開校も少ない。自分は2校目が自主公開をする学校だったので、6年連続公開という経験がある。この時代に研究授業をたくさん経験できたのは、自分の授業力を鍛えるうえで幸せだった。
むろん、公開するからには負担はかかる。しかし、その負担は自分の授業力がアップする喜びに比べたらたいしたことがなかった。
「いつでも自分の学級を公開できるようにしよう」
「研究授業はいつでも引き受けよう」
という心構えを教えてくれた学校だった。

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2008.10.28

総合単元的道徳

先頃、道徳の研究授業を控えている同僚に情報提供をした。
「総合単元的道徳」である。
これは前任校での自分の学びである。道徳の研究校ではない。しかし、十数年前に県の道徳教育研究大会の会場校となり、総合単元的道徳に取り組んだ。その成果をずっと継続してきている学校であった。
そこで、その成果を細々とながら継続しようということで、年に1回は研究授業が行われたし、また各学年でも取り組むことになっていた。
大規模校にいたメリットである。

「総合単元道徳」でネットで検索すると、実に多くの例が出てくる。理論編も実践編も。
そこで、同僚には「情報の引き出し方」の情報を提供した。検索キーワードと学習指導案例である。学習指導案例は岩手県総合教育センターの学習指導案データベース道徳のコーナーにいくつもの優れたものがある。
このような情報を知っているだけで、準備は違ってくると思う。

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2008.10.17

著作権について通信に

若い頃から通信を発行するのは好きだった。
いつの間にか学級通信は日刊になっていた。
担任外になった昨年は研究通信を楽しんで発行していた。
さて、今年。担当として「校報」を月一回発行している。今までの学級通信のパターンと違い、ビジュアルに。イラストもデザインをしたタイトルも使っている。これは前任者がそのように発行してきたというので、まずはそのパターンで作ってきているうちに、「こういうスタイルもいいものだ。日刊ではないし・・・」ということで、行ってきている。

5月からは、教頭職としてコンプライアンスに関わる通信を、これまた月一回発行してきている。これは校内教職員向けである。今までは交通違反防止、会計の取り扱いといったいわば不祥事防止の内容に重きを置いていた。通信も軌道にのってきたので、今回は「著作権」について書いた。
これも「コンプライアンス」に関係あるのか?と思われた方もいるだろう。法令遵守と訳される場合が多いコンプライアンス。実は教師が守る必要のある法律といえば著作権・・・・と思っている。
しかも、知的財産権について授業実践(情報テキストを用いたもの)を昨年、一昨年としている。その布石という意味もある。
実際の通信の中身は次の3本立てである。

・著作権クイズ
・著作権が自分たちの仕事と関わっている
・著作権はWebで学べる(サイトの紹介)

この通信を書くために自分も改めて著作権を学び直した。通信として発行するために自分が学習する・・・結局一番得をするのは自分である。

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2008.10.11

示範授業をすること

小学校算数教育全国大会が盛岡で、しかも土曜日に開催されるということで参加した。
岩手や青森の先生方だけではなく、全国各地の大学の先生らが飛び込み授業をする点が魅力的である。今回のお目当ては愛知教育大学の志水先生。その主張に興味をもったら、岩手でのこの大会が目に入ってきた。情報が入る時というのはこういうものだろう。

5年生相手の飛び込み授業。参観者はベランダと廊下まであふれていた。皆さん、注目しているのであろう。「見通しのもたせ方」「○つけ法」といった志水先生が日頃主張されていることを実際見ることができて、大いに納得した。やはりライブで見ることは大切だ。

自ら実践して理論を確かめる。また、実践から新しい理論を生み出す。また、自分の理論を具現化しているところを参観者に示す・・・示範授業には多くのメリットがあるであろう。読売教育セミナーの中で(DVD)志水先生は、「自分はずっと示範授業をするだろう」と話されている。今も全国各地で示範授業を行っている。すばらしいことだと思う。それを目の当たりにしたことも今日の大きな収穫だった。

折しも、志水先生のブログには、「意味付け復唱法」のことが、また今日届いた「授業づくりネットワーク」誌には「○つけ法」のことが書かれていた。このような情報が入ってくるのは偶然ではないと思っている。

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2008.09.27

清水隆一氏の講演

地区PTA研究大会。今回の大会での講演は清水隆一氏。軽米町に来てから初めて知った方である。

ブログを見ると分かるが、早実・早大・熊谷組とアマ野球では有名な方である。自分より2つ年上なので、「甲子園ベスト8」というのは、「ああ、あのバンビくん(坂本投手)が活躍した大会か・・・」と自分の高校1年生の夏を思い出した。ちなみに自分と同学年の高校野球球児で活躍したのは、箕島ナイン(春夏連覇)、浪商の牛島・香川らである。

清水氏は現在コーチングで著名。自分の興味ある分野だけに、この講演も楽しみだった。

講演は期待に沿うものだった。
話されている内容はコーチングの基本だった。ただ、それらを解説するのではなく、実体験やたとえ話からする点に惹き付けられた。
特に、野球の様々な場面でのコーチングの話はわかりやすかった。たとえば、空振りの三振をした選手にどのような声がけをするか。結果は三振だが、それを叱るより、積極的に振った過程を褒めることが大事という話をされていた。「結果管理」より「過程管理」という原則。

新しい言葉もいくつか学んだ。「オートクライン」「フィンランドシンドローム」などは家に帰ってからネットで検索をしたほどである。もしかしたら、本で読んでいたかもしれないが、講演の話はやはり強烈な印象として残る。これが、話を聞くメリットである。

また、清水氏は講演者としても一流で、聞き手とやりとりをしたり、簡単なミニ実験をしたり、笑いを適宜入れたり・・・・と1時間20分があっという間だった。内容のあるスライドに私も何枚か写真をとった。なかなかそういう講演会には巡り会えない。

今度は地区の教頭会研修会でまた来られるとのこと。次回も楽しみである。

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2008.09.20

講演での学びは自分次第

盛岡で学校裏サイト等の研究に詳しい下田博次氏の講演会があるということで、参加した。
ある程度情報は得ているし、一般市民向けの講演なので概論かな・・・と思い、参加するかどうか迷ったが、行くことにした。「授業批評の技量は、その教師の力量の反映」と同様に、「講演からの学びは自分の力量の反映」と考えているからである。

結果的に行ってよかった。講演内容自体は知識として知っていることが多かったものの、やはりライブでしかわからないこともあったからだ。

・聴き手はおよそ300名。親の世代を中心に集まっている。やはり保護者の関心は高い。
・スライドが効果的。市民向けの講演会は、スライドではなく話術で勝負という講演が多いが、今回は内容を伝えるにはやはりスライドが不可欠。刺激的な部分でじっと見ている姿が印象的。
・消費者教育との関連も出てきた。自分の歩んできた道が点ではなく線になりそうだ。
・市民講座の取り組みも紹介された。学校だけではない・・・というところがやはりポイント。
・小冊子が便利。ネットトラブル体験サイトも活用できそうだ。

自分の実践のためのヒントも出てきたし、何よりも視野が広がったことで入ってくる情報もさらに増えそうだ。
ちなみに主催は市の医師会。こういう講演会を継続して開催しているのであろう。社会貢献の一つである。一昨日の講談社のお話隊も社会貢献。自分が貢献できるのは何か。そんなことも考えた。

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2008.09.03

公開授業2

(前号の続き)

公開授業。1時間丸ごと公開の授業は6カ月ぶり。いくつも感じたことがあった。そのうちから3つ記す。

1 意図的な努力を継続しなければいけない

「授業の腕を上げることを意図した努力を継続しなければ、授業の腕は下がるだけだ」という点がまず一番であった。「努力を継続しない=現状維持」ではない。管理職になっても、なるべく多くの授業をもつようにして(これは
学校の子どもたちの学力アップのため)、今も毎週十数時間の授業をしている。
しかし、それらのレベルが「意図した努力」かと言われれば甘かった。特に、子どもたちの反応への切り返しや
「何を削るか」という決断力が以前より鈍っていることを自覚した。

2 教科書本文の表現の絶妙さ

今回は教科書本文を中心に子どもたちは読み取る。子どもたちは表面的な部分の記述にしか着目できない。それはそれで基礎的な知識になるし、それが子どもたちの読み取りの限界である。それらは自力でできる。
ポイントはその次から。ここは教師の出番。「(伊能忠敬たちに対して)幕府の態度はどう変わりましたか」といった発問で深められる。この2ページで本文の表現の絶妙さがわかった。教科書を中心して教える時の原則を確かめられた。

3 フラッシュ型教材、実物投影機、Web教材の脇役的活用

今回のICT活用は上記の3つ。導入のみの活用だったり、1分程度の紹介だったりといつも通り脇役のような形である。これについては、子どもたちの集中度・理解度が高く、嬉しい反応が続いた。きわめて基本的な活用法だが、本校の先生方にとってもよさを実感できたと思う。

担任の先生がしっかりと鍛えている子どもたちだったので、よく考え、よく発言した。私も久しぶりの感覚に、もっともっと自分を鍛えなければ・・・と思った1時間であった。

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2008.09.02

公開授業1

今日は公開授業。堀田先生はじめ4人の訪問団が来校された。
同じ岩手から本校に来るだけでも大変なのに、縁のある皆さんが東京と北海道からやってくる・・・・そのことだけで感謝の気持ちでいっぱいである。

今回は自分が5・6年生の学級に飛び込みで入り社会の授業を行う。その後堀田先生のご講演を中心としたトークセッションである。時間からすれば3時間程度の訪問であるが、ぎっしりと密度の濃い内容だった。この感覚、久しぶりだったし、「やはり学び続けなければ・・・・」と強く強く自覚した一日であった。本校の先生方にとっても、大変刺激的な一日であり、貴重な機会であった。

今回の授業は伊能忠敬の場面。これは進度が小単元で「江戸時代の文化」に今週入るので、その中で選んだ。
授業で自分が重きを置く点を次のようにいくつか考えていた。

・教科書を中心とした授業とする
・フラッシュ型教材と実物投影機を効果的に活用する場面を示す
・子どもたちに学習技能を教える場面を組み入れる(飛び込みなので)
・伊能忠敬の人物像に迫るだけではなく、当時の国情の押さえもきちっと行い、社会的なものの見方・考え方に結び付ける。
・伊能忠敬について教材研究した成果を生かす・・・等々

これらはふだんの自分が社会科授業で考えているスタンスである。かつては「いろいろな資料を活用させて・・・」というスタイルの歴史授業だった。子どもたちは教科書、資料集の他に参考書、国語辞典をもちこんでいた。
今は違う。「教科書がメイン」プラス「資料集とデジタル資料が少し」といった感じである。教師が教科書の教材研究を原則に基づいてとすれば、授業はしっかりとした構成になると思っている。
今回の伊能忠敬の見開き2ページも実によくできている。それを生かした授業である。(つづく)

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2008.08.31

指導案作り

この土日は学習指導案作りに時間を割いた。
9月2日に堀田先生ら計4名が来校される。自分が5・6年生の教室で公開授業を行うための指導案である。むろん、本校の先生方も参観される。

指導案を書くこと自体は、全体にかける時間の比率からすればそれほど多くはない。その時間のための教材研究、授業構想、関連文献の読書に限られた時間ではあったが、精力を注ぐことができた。久しぶりだった(今年1月の北方小飛び込み授業以来)ので、その過程を楽しむことができた。

今回は伊能忠敬について研究授業をする。教材研究をすればするほど初めて知る事実も出てくる。そのこと自体が自分の学びとなった。授業は教科書中心。これも読めば読むほど、実に適切に書かれていると感心する。
管理職になっても、このように校内で公開授業をすることができるのは幸せなことである。

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2008.08.11

パワーアップ!ネットワーク集会

「授業づくりネットワーク2008 in仙台」に参加した。
一時期毎年のようにネットワークの集会に参加していた。2001年~2005年ごろまでだ。三重、北海道、千葉、福島・・・と全国各地に行っていた。
この2年間はお休みをした。これは、講師役の仕事が多く、日程がつかなかったためだ。今年は地元仙台(水沢からだと職場に行くよりも80km近い)、東北青年塾の強力なバックアップ、そして自分も講師ということもあって、参加させていただいた。ただし、勤務の都合で1日だけ。それでも「本当に参加してよかった」と思えるような集会だった。印象に残ったことをいくつか。

1 実行委員での皆さんのがんばり
 私も実行委員だったが、名ばかり。東北や北海道の先生方を中心に、メーリングリストで盛んに情報が交換された。むろん、事前の準備も念入りだった。その熱意に頭が下がる思いだった。私も参加できる日は何か役に立てれば・・・ということで受付を行った。表舞台には見えない土台を実行委員会の皆さんがしっかりと築いた集会だと感じた。

2 「Mini-1グランプリ2008」という企画のおもしろさ
 午後のプログラムで「Mini-1グランプリ2008」というのがあった。ご存じ、漫才のM-1の真似である。若手が5分間の模擬授業に挑み、チャンピオンを決めるものである。勇ましいBGM、軽快な司会で実に盛り上がった。ただ、単に模擬授業〇本紹介より、確かに面白い。むろん、模擬授業の内容も秀逸なものが多く感心した。このような若手がどんどん出てくる。実に楽しみである。来年もこの企画は続く。

3 ICT活用の講座
 自分が受け持った講座である。レポーターは3人。皆、東北青年塾。東北青年塾は層が厚いことを実感した。レポーターと私以外は6人と小規模の分科会だったが、その分、深い話し合いができた。しかも実物投影機への注目度も今まで自分が受け持った講座で一番熱かった。その点で、意義のある講座だったし、「人数ではない」と改めて感じた。参加者の思いや深さが伝わってくる講座の講師は幸せである。

4 東北青年塾員の活躍
 会場準備、講師、レポーター、そして懇親会。ホームということもあるが、東北青年塾の皆さんの活躍はすばらしかった。立ち上げ集会から実はまだ1年も経っていない。しかしながら、このような集団になっていた。感嘆。
 さらに懇親会では久しぶりにお会いする方々とあれこれお話ができた。これまた嬉しかった。

 やはり、積極的に参加してこそ実りある集会なのだと感じた。関わった先生方、ありがとうございました。

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2008.08.06

ワークショップ型で学校経営反省会

昨年度は研究主任としてワークショップ型研究会に取り組んだ。大いに成果を上げ、学校の研究スタイルが変わった。
しかし、今年度は研究主任ではないので、研究会はきわめてオーソドックスな形である。(ただ付箋紙の導入で今後変わる可能性は大いにある。)
「これは厳しいかな・・・」と思っていたら、夏休み中に学校経営反省会がある。これは自分が担当の会議なので、ワークショップ型の導入のチャンスと考えた。もともと少人数の会議なので、その効果はどうなのか・・・という思いもあったが、それもやってみなければわからない。

昨日、45分という短い時間のミニワークショップ。結果的にやってよかった。
本校では初めてということで、お互いに慎重になった点はあったものの、会議の時とは違った本音や広い視点からのアイデアが次々と出てきた。フォーマルな時の発言ぶりと本音のそれとでは表現が違ってくる。それが明らかにわかって、よかったと思う。
今回行ってのメリット。

・2学期にすぐに改善しようとする内容が決まったこと(外遊びの奨励、外部講師・人材の積極導入、相談室の活用の工夫)
・来年度以降考えていきたい重要案件がわかったこと(時程と集団下校)
・一人一人の学校改善の思いを知ることができたこと
・付箋紙を使ったワークショップの方法を本校でできたこと

教諭時代の自分も経験があるのでわかるのだが、学校改善のための提案をしても、何も変わらなければ発言意欲も薄れる。
しかし、このようなワークショップ型の学校経営反省会を続けていけば、その意欲も継続されるのでは・・・と感じた。それぐらい一人一人の発言には価値があったと思っている。次回が楽しみである。

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2008.08.03

改めて原典にあたる

教頭の職務関係のインプットは今年度は不可欠である。
しかしながら、1学期は目の前の業務に追われた部分もあった。それはそれで実務を覚えるという点では大切であった。
夏休みは学期期間中に比べたら余裕がある。今日は、文科省のホームページを見ながら、職務に関わる部分を学んだ。最近関わった「学校評議員」と「学校評価」について特に詳しく調べた。

むろん、管理職登用になる前にもその概略は学んでいる。しかしながら、新しい情報については改めてチェックして初めてわかったこともあった。「外部評価」が「学校関係者評価」という表現に変わっていたこともこちらのホームページで知った。これは今週行われる自己評価(教師による学期ごとの学校経営反省会)の会議を運営するにあたって、まずは原典を・・・ということで調べていくうちにわかったことである。
今回は改善プランのアイデア出しのために、ワークショップ型で行おうと思っている。その趣旨を説明するためにも、原典を読んだことは意義があった。

それにしても、重要な情報が次々と施策として出ているものだ。学校関係の報道発表一覧を定期的に読んでいくことの必要性を感じる。これがへき地に赴任しても情報格差のない今のメリットなのだから。

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2008.07.30

研修会講師で思う

2日連続での講師役。今日はお隣の青森県の三戸郡視聴覚教育部会の研修会。所属されている圓子先生との縁で招かれた。思ったことをいくつか・・・。

★会場は階上町の中心にある赤保内小学校。学校から25分で到着。本当に近い。本校から同じ町内の学校でも30分ぐらいかかるところがある。同じ町内よりも近い隣県である。ちなみに行く先々ではいくつもの登山口があり、また海岸もすぐそば。山も海も美しい地だった。

★研修会の内容は2本立て。第一部が模擬授業を含んだ講義、第二部はミニワークショップである。講義の部分ではフラッシュ型教材、実物投影機活用、自作教材等を模擬授業をしながら行う。「TRAIN」等、必要な情報も提示できた。反応がよかったので、自分自身も久々であったが楽しくできた。

★ただ、前日も感じたのであるが、久々ということはやはり恐い。時間のペース配分がうまくいかず、予定の時間をオーバーしてしまう。時間内に多くを詰めすぎた準備不足である。伝えたいことがあれこれあるので、準備段階ではどうしても内容が膨れてしまう。だから、研究授業と同じで「削ったぐらいでちょうどいい」という原則が自分の中にあったのだが、それを徹底しきれなかった。

★ミニワークショップはほとんどの方が初体験。ゴールの意識化と「すべきこと」が明確になるように留意をした。もともと意欲的な先生方である。ある程度顔見知り同士の先生方というのもプラスに働いて、予想以上に盛り上がった。時間に限りがあって5つのうち2つの班の発表に留まったが、全部行いたいぐらいだった。

★終了後の懇親会では、この研修会に至る経緯を聞かせていただいた。一人一人が研修会にかける思いがあり、それが実現する・・・すばらしいことだと思う。自分がその思いの実現に一役買ったのであれば、本当に嬉しいことである。今回の研修会と今後に関わっても有り難いお話をいただいた。参加された皆様、本当にありがとうございました。

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2008.07.29

セミナーで思う

★今日は消費者教育シンポジウム。発表者&パネラー役で参加。
今年度はこういうセミナーの登壇も自主参加も限られている。それだけに、1回1回の参加が自分にとっては貴重な学びの場だ。

★今回のシンポジウムの目玉は基調講演。「女性の品格」「親の品格」の著者の板東眞理子先生。控え室で私も名刺交換させていただくことになった。「品格」シリーズに書かれている通り、本当に品格のある方だと思った。名刺交換の後、時間がないのにもかかわらず、「この間の地震は大変でしたね」と一言声をかけていただいた。相手の立場に合わせた一言をパッと言う・・・・なかなかできることではない。ご講演もズバリ「消費者の品格」。そうか、この「品格」は全ての講演のテーマになるのでは・・・と思った。

★自分のプレゼン。自主ゼミでの発表はあったが、こういうセミナーの登壇や講師役は久しぶり。自分の意図するところは伝えることができたと思うが、「プレゼンの腕が落ちているのでは・・・」と感じた。トレーニングをしていないのだから、当然と言えば当然なのだが・・・。発表する機会が限られても、その日のための意図的なトレーニングをしていれば腕も伸びたはずなのにと反省する。これが「チャンスを生かす」ことだと思う。

★パネルディスカッションは上智大奈須先生の発言が実に刺激的だった。会場から共感が沸いたり、身を乗り出してくる様子が壇上からよくわかった。「自分の思想」「心に入る言葉」をどれだけもっていて表現できるか。これも日頃の勉強だと感じた。

★多くの方と名刺交換させていただいが、9年前の公開に参加した学校の先生がいらしていたのでご挨拶。総合的な学習で全国から注目を浴びた小学校。斬新なデザインと工夫された内容の研究紀要(というより研究ビジュアル誌)だった。いろいろな学びを求めているから今の自分があると改めて思った。

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2008.07.04

追い風が吹いてきた

昨日は校内研修会で一歩を踏み出したことを書いた。

今日は雑談の中で、前日の研究授業でのICT活用(実物投影機)の話が職員から出ていた。「(スクリーンに)書き込みができるのはいい」というものだ。さらには、今まであまり使っていない先生からも、プロジェクタのことで問い合わせ。前任校でもそうだったが、研究授業での活用はやはり影響を与える。

さらには情報モラルについての話が中学校・小学校の両方の先生方から出ていた。

校内研のワークショップ型研究会も、ICT活用も、情報モラルも、いつの間にかきっかけは出来た。正直なところ、予想外のはやさである。自分の経験が生かせるから、むろん嬉しい。

さらに、本校のICT活用の大きな起爆剤になる会を9月にすることが決まった。
まさに追い風。流れにのった感じがする。

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2008.07.03

一歩を踏み出した

本校、今年度2回目の研究授業の校内研。
幸い司会者となった。自分の意志がある程度反映できる。
一週間ほど前に、「付箋紙の活用」が決まった。「何かしら変える」のはとてもエネルギーが必要だと思っていたが、他の先生からの発言でうまく道筋ができた。

そして、今日。研究主任に事前に資料を渡しておいたこともあって、付箋紙を模造紙に貼ることがわかった。貼るのは研究主任。確かに、限られた時間であるから、一気にワークショップ型は無理である。それでも、模造紙に貼るだけでも効果はだいぶ違う。

ここまで来れば研究会もしやすい。付箋紙が貼った模造紙を黒板に貼り、それをもとにした検討会。途中でグループ別討議も入れたので、たいへん活発になった(と思う)。助言者からも研究会の活発さを評価いただいた。
提供授業がよかったということもあるし、先生方の意欲に支えられたというのもある。

終了後、たいへん心地よかった。知的興奮があった。研究会が新しい方向に一歩踏み出したと思った。
もちろんあくまでも校内研を変えるのは研究部をはじめとする先生方である。自分は支える一人である。それでもできることはある。そう感じた。

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2008.05.23

新任教頭研

4日間の新任教頭研が終わった。県下で今年度教頭職についたものが4日間、宿泊しながら研修を深める。
実に充実した内容であった。(研修内容は県総合教育センターWebに公開されている。)

教育行政の講義、他校の教頭先生方との情報交換、専門家による講話・講演、法規演習等、それなりに学んではいたが、「もっと学ばなければ・・・」と思った4日間だった。
改めて思ったことがいくつもあった。
・最新情報に触れることの重要さ(学ばないことが自分だけではなく、職場の教職員の不利益につながることがある)
・専門家から学ぶことの大切さ
・学びのフィールドを広くしなければいけないこと等々。

同時に、新たなネットワークを作ることができたのが収穫だった。また、今まで自分が学んできた道も「強み」であることを再確認ができた。
岩手では県北人事がある。生活根拠地の他に、県北に一定期間勤めるというものだ。これは全員である。(管理職は全県)。かつて水沢と130km離れた宮古に4年間勤めたが、その時のつながりがいくつもあったことも嬉しいことだった。

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2008.05.22

LEADERSHIP

とある講演会で「リーダーシップ10条件」という話題が出た。
こういう「〇のコツ」「3つの〇」というのが私は好きである。
今回は英語版折り句でまとめられている。

Looks
Empathy(共感性)
Accept(許容性)
Directive
Encourage(長所の発見)
Responsibility
Security
Horizontal(事態を見失わない)
Identity
Power

頭文字をとるとLEADERSHIPとなる。そして、確かに10項目が必要な条件だと感じた。

かつてアメリカで研修を受けた時に、次のような「TEACHER」も見つけた。

Talented       (才能ある)
Efficient       (技量ある)
Accomplished   (熟達した)
Creative       (創造的な)
Helpful        (有用な)
Effective       (効果的な)
Respected     (尊敬された)

これらの視点ももっともだと思った。

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2008.04.18

「学校マネジメント」に紹介

学校マネジメント」(明治図書)という雑誌がある。管理職向けの雑誌で、かつては「学校運営研究」という誌名であった。20代半ばの頃から20年ほど購入をしている。学校全体を考えていく視点や知識が必要と感じたからである。
この雑誌に今年度は、「学力・授業力upにつながる学校評価マネジメント2」というテーマで千々布敏弥氏が連載をしている。千々布氏は、1月の教育センターでの県教育研究発表会でご講演をされた。その後の本校の研究授業&ワークショップ型研究会をご覧になった。

その時のことを、今回連載で書かれていた。2ページの内容の大半を教育センターの企画及びワークショップ型研究会のことを書いているからである。具体的な会の様子はもちろん、その会場図等も書かれていた。
これにはさすがに感動した。教育センターの協力校として、職員が協力して行った一つのダイナミックな実践。
最後の文は、「水沢小学校の授業研究のデモンストレーションは、鍛えられた子どもたちと鍛えられた教師たちの姿を参会者に示していた」と結ばれていた。

有り難い紹介であるし、この文に勇気づけられた。今年度はセンターの協力校でもないし、私自身も転勤した。しかしながら、昨年度から始まったワークショップ型の研究会は続くであろう。そのしくみを作ったことが昨年度の大きな仕事だったと改めて感じた。

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2008.04.15

新分野

教師になってから23年間、「いつかは経験をしなくては・・・」と思いながら、できなかったことがある。
「複式」の授業である。へき地の学校が多い岩手県には、2学年以上の児童が一つの学級で学ぶ複式学級が多い。しかし、自分が今まで勤務した4校は全く関係がなかった。

今年赴任した小学校は3・4年と5・6年が複式である。自分が授業する機会もあるだろう・・・と思っていたら、意外と早く来た。今日2時間させてもらった。
単式学級との違いを肌で感じたくて、通常の授業方法で行った。すると確かに不都合があれこれ出てくる。授業中に修正しながら、取り組んだがいくつもの疑問や課題が出てきた。
これは自分にとっては幸いなことである。「新分野」が開拓されたからだ。
さっそくネットで調べると複式についての文献も数多く。今まで本等ではあまり見たことがなかった(目に入らなかった?)から、ネットの情報も貴重である。
さらに、「複式でのICT活用」もどうあればいいかというのも、新テーマだ。授業する回数自体はそれほど多くはないものの、その分、1回1回を研究的な意図をもって臨もうと思う。これからの授業が楽しみである。

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2008.04.13

学びと学びの間を大切にする

今年は立場上、出かけて学ぶ機会が限られている。
2年前から行われている堀田先生のゼミ、昨年から関わっている東北青年塾(夏のネットワーク大会)、昨年から関わって継続している2つのプロジェクトがその場だ。

昨日と今日はそのゼミとプロジェクトだった。機会が限られている分、いつも以上に学びが大きく感じられた。
これは自分の中で「今年の学びの機会は限定されている」という意識が強かったからかもしれない。

さらに今年度は「学びと学びの間」の期間が重要だと思っている。今までは取り組んでいたものや依頼されたことがあったので、その期間は短かいものだった。今回は長い。その間にどのようなことをインプットし、そしてアウトプットするかが重要なのだ。このブログがそのアウトプットの場にもなるであろう。

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2008.04.12

講座評価に励まされる

2週間前の授業づくりネットワーク春のアンケート結果が送られてきた。
早い発送、そしてこの新学期の忙しい中での対応に驚くとともに感謝したい。

3項目が4段階評価になっている。注目をしたのが「今回のワークショップの満足度はいかがでしたか」という部分。ストレートに声が反映されているからだ。高評価をしていただいたことに「自分の責務を果たせた」とホッとする。「やや不満」という声の自由記述を読むと、「もっと骨太な実践を聞きたい」というものだった。いつもの如くシンプルなICT活用を主張したので、これはこれでもっともな要望である。

自由記述にはまさに励まされる思いだった。「ICT活用をしてみます」「今回のことでICT活用が授業に効果的なことがわかった」といったような内容についてはもちろんだが、それ以外の声に目がいった。

・優しいお話の仕方で、なごんだ雰囲気でよかったです。
・言葉が明確で大変わかりやすかった。
・スライドはとても見やすくわかりやすかったです。

これらのことはふだんも留意していることだけに嬉しかった。

さて、この講座は「教諭時代」の最後のものである。
この2~3年、あちこちで発表、講座、講演をさせていただいた。実に有り難かった。
今年度からは立場も環境も変わるということで、このような機会は本当に限定される。平日は本務に専念である。
それはそれで一つの転換期である。今までの自分のパターンを否定し、新たなものを作るチャンスと思っている。

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2008.03.30

今年度最後の講座

今日は授業づくりネットワーク春集会の講座講師。
3月末の忙しい中、事前申し込みは250人。新学期を前に多くの皆さんが「学びたい」と意欲をもっていることがわかる。
会場の成蹊大学は初めてだ。吉祥寺駅からバスで5分。街中にありながら、大学に入るとそこは静かな世界だった。ちょうど桜が満開。桜とキャンパスがお似合いだった。

さて、多くの講座があり、それぞれ定員は30名。私の講座「ICTを活用した社会科授業」にも30人程度の皆さんがこられた。9割方は初めての方であるが、「常連」さんもおり、同じ内容があるのは申し訳ないと思うのだが、「同じ内容でも何度聞いても新しい発見があります」という言葉に救われる。

今年度、これが最後だ。今年も二十数回の発表・講座・模擬授業等を行った。一つ一つが自分にとっても貴重な学びになっている。来年度は立場も変わり、限られた回数の登壇となる。逆に言えば、ここ数年アウトプットが多かったから、「インプットを増やす」チャンスだと思っている。どのような状況でも、チャンスはある・・・そう考えていこう。

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2008.03.29

2007年度のまとめ2

昨日のまとめの続きである。

6 ICT活用の幅を広げる
→○ 昨年度とは違い担任外ということで講師依頼等は少なくなるだろうと予想していたが、意外と昨年度並みにあった。取材授業も何度かあり、担任の協力で行うことができた。「社会科におけるICT活用」は今後も追究していきたいテーマである。

7 立ち上げ事業を成功させる
→○ 何といっても東北青年塾の立ち上げが大きい。サブという立場だが、重要な仕事の一つだと思っている。

8 学校ホームページを充実させる
→○ 昨年度以来の懸念だったが、強力なバックアップ体制により、高い更新率が可能なHPとなった。自分だけではなく、同僚と共に作っていることが嬉しい。

9 地域でのセミナーを充実させる
→△ 今年も胆沢図工研セミナー(新しい講師)、地区社研研究会(研究授業プラス自分が講師役でICT活用)を開催することができた。こじんまりとしたセミナーだが、続けることが重要だと思っている。

10 原稿を自ら執筆
→△ 依頼された雑誌や共著の原稿は責任をもって書いた。しかし、書く量は明らかに減ったし、新書版の本の依頼も受けていたが、なかなか進まなかった。意を決して冬に集中的に書いたが、再度修正が必要だと思っている。

10項目のうち○が5つ(◎を含む)、△が3つ、×が2つである。5勝2敗3引き分けといったところか。そう考えれば、ある程度目標を達成できたいい年だったと言える。

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2008.03.28

2007年度のまとめ1

教師の元旦は4月1日だと自分の中では決めている。
昨年の4月1日のブログには目標を書いた。そのまとめである。

1 自分の担当の仕事で成果を
 今度新しい担当となる。学力面、マネジメント面で成果を出すようにする。
→◎研究主任として「ワークショップ型研究会」を定着・発展させることができた。教育センターの協力によるところが大きい。さらに、県教育研究発表会でその成果をライブで披露するに至った。

2 自己研究(情報社会を教える教材)を継続し学会発表をする
 今年も2つの学会発表を目指す。
→△日本教育工学会で発表した。しかし、勉強不足と力不足を感じている。

3 各種プロジェクトを充実させる
 有難いことに今年度もいくつかのプロジェクトに参加できることになっている。
→〇情報テキストと実物投影機、そしてNIMEのビデオモジュール等、いくつかのプロジェクトで成果をあげた。ミニネタのDVDも出るということで、今年度は映像関係が充実していた。

4 社会科実践をまとめる
 自分の授業の柱はやはり社会科。特色ある実践をまとめていく。
→×6年社会を2学級で行い、子どもたちには「社会が好き」と言ってもらえたが、「特色ある実践」はできず。残念。

5 「地域のよさ・日本のよさを伝える授業」を
 自分の原点はこれ。いろいろな場で発信していく。
→×これも4と同様。

担任外となったことにより、やはりいろいろな制約があり、授業実践という点では後退した感がある。授業にこだわっていかなければ・・・と思っている。

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2008.02.12

東北青年塾の記録

9日の授業づくりネットワークプレ集会の記録が、代表の阿部さんの手によってアップされ始めている。
こちら

プレ集会であるが、同時に青年塾の4回目を兼ねていたので、第4回青年塾の記録となっている。
今回も「読みたい」と思う内容だ。
まず、写真のスライドショーで雰囲気が伝わってくる。皆さんの笑顔が多い。楽しみつつ学んだ集会だったことがわかる。
そして講座記録。これは塾員が記録係になって、自分なりのスタイルで作成したものである。お二人分の講座がアップされているが、実に読み応えがある。これから続々他の講座もアップされてくる。

このような研修会の記録はなかなかWebには掲載されない。「有料の研修だからアップしない」という方針もあるだろう。しかし、アップしようと思っても、膨大な記録をどう書いていくかという点でつまずくことが多いのではないだろうか。
その点、東北青年塾は役割分担制でうまく行っていると思う。しかも、できた順にこまめにアップされていくので、研修の余韻があるうちに読むことができる。復習の効果は大きいであろう。
この点も東北青年塾の進化である。

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2008.02.02

中学校の研究会

とある事情から中学校の英語の研究会に参加することになった。
中学校の授業は本校の進学先の中学校は参観することはあっても、他校はなかなかない。しかも研究会までとなると久々である。科目は英語。
「中学校は授業方法を小学校に学べ、小学校は教材研究を中学校に学べ」ということを聞いたことがあった。しかし、それはかつての話。授業を参観して、中学校の授業改善は進んでいると実感した。むしろ小学校が固定した方法に終始しているのでは・・・とも思う。

さて、研究会。実にいいと思った。というのは、研究会の冒頭で助言を兼ねる主催者の方が、研究会に関わって一言メッセージを発したからである。
「本音で語ってほしい」「授業改善に結びつく意見を」「意見は出すが終わったらさわやかに別れよう」等々・・・。このように言ってくださると、初対面の授業者にも言いやすい。(小学校なら遠慮する先生が多いのではと思うから、中学校も?)
というわけで私も本音で言わせていただいた。冒頭の発言がなかったら、口にすることもなかったかもしれない。

実に新鮮。この研究会に参加できたことは幸せだった。また、素直な中学生の挨拶が素晴らしかったことも爽やかさに拍車をかけた。

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2008.02.01

授業づくり研修会(北方小)3講演編

その3である。

飛び込み授業の後の講演は60分+20分の質疑応答という時間設定である。
大きく4つの内容で行った。

1 今日の授業について
2 発問研究・模擬授業
3 演習
4 ICT活用

1と2の前半、そして4は講義形式。2の後半から3にかけては、参加者と一緒に・・・ということになる。
いつものことながら、自分は60分「話のみ」の自信はない。いや、力はない。実践者だから、模擬授業は強みだ。だから、このような組み合わせになる。

今日の授業については、自分の授業と「引き出す力」との関わりについて述べた。むろん、中教審答申やPISA型読解力で求められている授業について、理論的に補う。これは自分自身が今回勉強になったことだけに、ぜひ伝えたかったことだ。

発問研究は過去の財産。教科書での教材研究、先達の原則論を話す。模擬授業は新聞の表現の違いについて。4~5人のグループが熱心に討議されている姿が嬉しかった。

演習は、算数の比例の素材をどう生かすかというもの。「活用する力」を育てることが前提である。「場の設定」を考えてもらった。難しいのでは・・・と思っていたが、やはり先生方。アイデアが豊富だった。

ICT活用はいつものシンプルなICT活用に絡めて、表現力のつけるICT活用、情報テキスト、さらにNIMEのTRAINを紹介をした。アンケートを見ると、TRAINは反響が大きく、「ぜひ見てみます」という声が多かった。

終了後に参加者のアンケートのコピーをさっそくいただいた。この声は貴重だ。自分の授業の特徴について書かれているので、自分自身が自覚をするのだ。また、何よりも自分が取り組んだことへの励ましとなる声も多かった。自分自身が「まだまだ」と思っていても、高い評価をしてくださったのは「これからの期待」と受け止めている。

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2008.01.31

授業づくり研修会(北方小)2授業編

飛び込み授業には2通りあると思っている。
自分の得意な「定番」授業を行うもの。ネタが同じなので何回もしているうちに、さらに授業に磨きがかかる。
もう一つは、その学級の進度に合わせて新たに授業構想をして行うもの。通常の研究授業と同じようなものだ。ただし、子どもたちとは初対面なので、その点で研究授業とはかなり異なる。

自分は飛び込み授業は4回目だが、後者のパターンだ。
今回は5年生という指定。しかも「活用する力を育てる」という点を意識しなければいけない。
授業進度は「暖かい地方と寒い地方」。
まずは教材研究。5社の教科書を読んだ。すると、取り上げられている資料が幅広いことがわかった。
社会だから当然資料をもとに授業を組み立てる。どの資料を取り上げるか吟味した。気温のグラフ、ロードヒーティングの写真、くらしごよみ、スケートと祭りの写真を最終的には使った。教科書にあるものだ。
続いて場の設定だ。北海道を扱うことにしたのだが、日常生活に生かすという意味で、読み取ったことを依頼文に対する返信にするという形にした。

授業については略すが、子どもたちの学習活動では次の活用する力を育てようと考えた。
・資料を選択する
・資料を読み取る
・読み取って解釈したことを伝える
・総合的に考える
・学んだことを表現する

先の学習活動は以下のような点を意図したものであった。これらは、「活用する力を育てる」ために社会科授業に必要なことと思われる。
・既有知識と経験を情報と結び付ける(導入との関連)
・課題に対応して資料を活用する(資料選択)
・資料の特性を評価しながら読む(資料の特性を理解)
・情報を総合的にとらえて考える(キー発問)
・実生活に役立つ場を設定する(依頼文への返信)

 授業での子どもたちはすばらしかった。「わかること」だけではなく、「解釈」を付け加えていた。さらにキー発問に対しても、いい考えが出てきた。それでも最後まで辿りつかなかった。これは自分の教材不足によるものであった。つくづく授業は難しいと感じた。

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2008.01.30

授業づくり研修会(北方小)1「雑感編」

登米市立北方小での授業づくり研修会も3度目。
いつものことながら自分自身がたくさん学べる講師役である。
今日から3回にわたって書こうと思う。飛び込み授業や講演は、時間を割いて書きたいので、今日は雑感編。
すでに北方小学校のWebには多くの写真が掲載されている。しかも雰囲気が伝わる写真ばかりだ。また、皆川先生もご自身のブログで研修会の様子を紹介している。

行事になると「今回の運動会、10項目」と称して語る教頭先生がいた。
私も真似て「今回の授業づくり研修会、10項目」。

・何と言っても一生懸命に取り組む5年生の子どもたち。初対面だからこその緊張感と喜びを感じた。
・遠くからの参加者に驚き。東北だけではなく、群馬・東京も。遠方よりありがとうございました。
・北方小学校の気配りのすばらしさ。いつ行ってもそうである。
・皆川先生の講師依頼、準備、そして研修会でのコーディネートぶり。刺激になる。
・感想による評価の有り難さ。授業自体には甘さがあったことは自分が一番知っている。でも見るべきところを見てくださったことに感謝。
・「活用する力」-テーマを与えられると勉強せざるを得ない。だから依頼は有り難い。
・教科書5社の検討。今回は多くの発見あり。
・遮光カーテンの威力(ICT)。本校の光対策も考えなければ。
・3学期も研究授業をする教師集団のすばらしさ。
・もっともっとノセル技を覚えよう。

思いつくまま書いた。まさに雑感だ。明日は模擬授業編。

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2008.01.27

楽しめた瀬古利彦講演会

岩手にも時々「聞きたいな」と思う講演者が来る。
昨日もそうだった。瀬古利彦氏が一関に来るという。一時代を築いた方である。

私が参加する講演は2パターンある。
1 その道の専門家が専門的な話をするもの
2 「聞き手を楽しませる」もの(その中に人生のヒントもある)
むろん1の場合(それも教育関係)が圧倒的に多いのだが、年に1回程度は2のパターンもある。鈴木健二さん、生島ヒロシさんなどは特に印象深い。

今回の瀬古さんも2のパターン。十分に楽しめた。

・最初に現役時代のビデオ。1983年の福岡国際マラソンでイカンガー(タンザニア)選手とのデットヒート場面。自分もライブで見ていた。大学4年の時だ。家庭教師先で教えていた子の父親と拍手したことを覚えている。

・現在もSB食品の部長さんということで自社商品のPR。さらにシャレを入れての紹介。「修行僧」とその雰囲気から言われていたが、実はおしゃべりでユーモアがたっぷりの方であった。

・現役時代のエピソードがたっぷり。その中での人生訓も話す。オリンピックで金メダルをとるには「運・鈍・根」が必要とのこと。鈍はいい意味で鈍感であること、根は根気だ。これはいろいろなことに通用する。

・不運な話も披露された。優勝候補と言われたオリンピックで体調を崩し力を出せなかったこと、恩師中村監督の死、監督の時のSBと早稲田の合同合宿の北海道での自動車事故。しかし、「人間は一つのいいことで生きていける」と話された。栄光だけではない部分は共感を呼ぶ。

・サービス精神旺盛な講演会は終わっても同様。写真を自由に撮ってよいということだったので、自分も記念に撮らせていただいた。これは一つの思い出。

ということで元気が出る講演会となった。

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2008.01.16

単純な方法ではあるが

冬休み中は、2学期の研究のまとめの研究会をする。
研究授業を行った先生方は、自分の研究授業について2ページに決められた様式でまとめる。
各部会の部長さん方も様式に、その部会の取組についてまとめる。
それらを部会毎に発表し、ディスカッションをするというものである。

しかしながら、今までなかなか活発な話し合いとはならなかった。
他の部会のことをよく知らないで全体の前で意見や感想を言っても・・・・ということがあるのだろう。
「皆さんからありませんか」という司会の声に「シーン」という様子がけっこう続いた。
今回もそういうことが予想された。何らかの工夫した方法を考えなければいけない・・・と思っていた。

ここ数日、思い出した時に、どういう方法がいいかチラッ、チラッと考えた。
いろいろとアイデアは出るが、単純な方法で研究会をすることにした。
それは、発表後に「グループで話し合い」をすることである。部会ごとの協議の時間は6~8分。そのうちの2分をグループでの話し合いに費やした。
これだけだ。単純な方法だ。
しかし、これがヒット。「発表者はグループ内で決める」「あくまでも自主挙手」と事前に話した。すると、先を争うように手が皆さんからあがる。時間切れで、挙手したのに当てられないという事態にもなった。

もともと発言力のある先生方である。
研究主任としてすべきことは、それらの発言が活かされるしくみと雰囲気を作ることである。たった2分のグループ別の話し合いであるが、各自が言いたい意見・感想をまずグループ内で話した。7グループもあればかなり賑やかだ。今度はその勢いで話しやすい雰囲気ができたのだと思う。
「これはいい方法ですね」と同僚から言われた。そう、単純な方法であるが、こういうのもいいものだと感じた。

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2008.01.10

センタ-Web

今日も県立総合教育センターの話。

今回のセンターの発表でなるほどと思ったのが、「発表資料」の扱いだった。
自分も6年前に教育センターで発表をしたことがあった。こちらのレポート
確か20ページだったと思う。それが200部印刷だった。その時の丁合は大変だった。(本校のように丁合機がある学校ではなかった。丁合機がある学校の方が珍しいだろうが)

さて、今回の資料提出は3つの方法から選べるしくみになっていた。
それにはWeb掲載の有無も書かれていた。これはいいと思った。たとえば、かなりのページになる人であれば、Web掲載にしておいて、概略版だけのレポートにすればよい。発表者の負担はかなり軽減されるし、必要は人は自分で印刷をすればいいわけだ。(むろん発表会の前にWebに公開されている。)
今回、幸いにも社会の発表で興味をもったものがあった。その重厚なレポートもWebで見ることができた。
使える資料も書かれていた。

きっとこのしくみ数年前から行われていたのだろう。自分と縁がなかったから、チェックしていなかった。
今年度は、文科省Web、県教委Web、センターWebから多くのことを学んでいる。
ちなみにレポート公開のサイトはこちら

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2008.01.09

本校の研究をライブで発表2

昨日の続きである。実際のライブの様子。

1 授業前にフラッシュ型クイズ
 授業者は6年担任とT2である。しかし、自分も授業前に少し登壇した。3分ほどのパワーポイントのフラッシュ型歴史人物クイズである。
 これは、授業者との雑談で「やはり子どもたちは緊張するだろうから、直前にリラックスできるクイズでもしようか」という話になった。「では、社会の時(その学級の社会を担当している)にいつも教室でしていることを」ということで行ったものである。声を出す練習にもなるし・・・ということで歴史人物を10名ほど。
 これは子どもたちよりも参観者にウケていた。ICT活用の一場面を見せることもできた。

2 授業のポイントは高め合いの2段階方式
 いざ授業。2人の先生にとっては大舞台だ。周囲を見れば150人ぐらいの参観者。後方ではイスに立って見ている方も何人か。でも授業者は堂々たるものだった。大拍手。
 教科は算数。比例だ。課題把握、見通しの確認、一人学びと順調に進む。ポイントは次から。学級を二つに分け、前と後で2人の教師がそれぞれ少人数で発表しあう。学級内少人数指導だ。一段落ついたら、今度は全体でまた高め合い。通常であれば1回でするのをあえて2段階で行うのが、今回の主張。研究会の論点もここにある。
 少人数で出た内容を交流しあい、適用問題を解き無事終了。
 多くの参観者と広い会場で声が通らず、子どもたちは大変だったであろう。でも、一人残らず集中して学習に取り組んでいた点がすばらしかった。

3 ワークショップ型研究会
 このワークショップ型研究会自体については、心配していなかった。しかし、条件が異なる部分のみ、「仕方ないだろう」と思っていた。一番は時間だ。通常90分ですることを60分で行う。でも一連の研究会の流れは全部見せたいので凝縮する形になった。自分が焦ったのは、グループ回りが参観者の人垣でなかなか入っていけなかった時だ。回りながら各グループの様子を見て、次の協議部分の柱立てを考えるのだが、効率的にはできなかった。それでも何とか、グループ発表後に深める部分を算数部長と授業者で決めた。
 グループ発表後の深め合いで頼りになったのはベテランの先生方だった。いくら校内研といっても、多くの先生方が聞いているとなれば、発言も躊躇するのは自然なこと。その点ではベテランの先生方の底力を見た感じだった。ミドルリーダーは各グループを仕切り、若手は模造紙に書く作業と発表もきちんと行った。各年代がフリーで意見を交換する他に自分の役割を果たした研究会だった。

4 伝えたかったこと
 今回の本校の研究会の公開で、参観者に見てほしかった点は次のような部分だ。
・付箋紙を使ったグループ別の討議が、発言を活性化させること。
・本校のワークショップ型研究会の一定の流し方。
・模造紙の表現。
・グループ別発表の後の深め合いの様子。
・そして何よりも研究会を楽しんでいる姿。
 参観者にはこれらの点は伝わったと思う。これはビデオでは無理だ。やはりライブだからこそ、わかるものだ。その点で、今回の企画自体が価値あると改めて感じた。

 むろん参観したからといって、即校内研究会に導入するという学校は少ないと思う。しかし、今回ライブで参観された先生方はワークショップ型研究会のイメージがつかめたであろう。それだけでも十分である。いつか、実践する時に、「そういえば・・・」と今回の記録をもとに行えばいいのだから。
 本校にとっては、今回の発表は一定の評価を得たという点で有り難かった。同時に研究の特色として明確に位置づけられた。その点では、「これからが勝負」と思っている。

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2008.01.08

本校の研究をライブで発表1

今日は県教育研究発表会。冬休み中の岩手県各地から教員が県立総合教育センターに集う。
その大会で本校が発表する。一般的なプレゼンでの発表ではない。
「研究授業」と「校内研究会」の発表だ。

今年度から取り組んだワークショップ型研究会。センターとの協力校ということで、指導をしていただきながら、研究会で実践をしてきた。最初は戸惑いはあったものの、回数を重ねる毎に先生方もより意欲的になり、明らかに研究自体も変わった。その様子から、今回の発表の依頼である。

今回の発表はいくつかの点で価値がある。

1 「ライブ」という企画
 通常であれば、校内研の様子をビデオで紹介するであろう。しかし、今回はライブだ。授業する学級の児童が35名、本校教員が34名の大移動。センターの先生方もビデオはその様子は伝わらないと判断されたのであろう。センターで子どもたち対象の授業をしたことはあったが、研究会を公開した例はなかった。その点で、今回は思い切った企画である。

2 センターとの連動
 本校は今年度、センターの研修主事の先生方に何度も依頼をして、研修を深めた。センターは本校等の事例やアンケートをもとに、今回の分科会での提案を作成した。どちらにもメリットがある取り組みだった。教育センターと現場のこのような関係は「目指すべき関係」だと言える。

3 学校の発表
 自分が個人で今まであちこちで発表してきたが、今回嬉しいのはこれが学校毎であるという点だ。学校自体の研究が評価されたという点で、研究担当である自分の役割も果たせたと思う。

それにしても参加者は会議室いっぱい。200名とか。さらに午前中に講演者だった千々布敏弥氏(国立教育政策研究所)や県の教育長が、授業からずっと研究会、さらにはその後の協議にも参加されていた。注目度の高さが伺える。実際のワークショップ型研究会の様子は明日。

ちなみに、この分科会でのセンター提案のレポートはこちら

追記:ローカル紙「岩手日日」に写真入りで授業の様子が掲載されていた。こちら

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2008.01.07

プレゼンについて考える機会

今日は市の教育研究発表会。合計で8本の発表を聞いた。研究内容から学ぶことがメインだが、プレゼンの在り方についても考えるいい機会だ。毎年毎年考えているが、今回も基本原則のいくつかを改めて学んだ。

1 聞き手を意識してプレゼンする
  見るのは原稿用紙ではなく聴衆。
2 スライドの時間と文字数を考える
  短時間しか映さないスライドなのに文字数が多ければ簡単には見られない
3 デザインが逆効果に
  デザインやアニメーションに凝リ過ぎると印象が薄くなる場合がある。
4 エピソードや子どもの作品を入れる
  具体的に授業場面がイメージできる
5 失敗やユーモアも入れる
  実践には失敗もつきもの。それを紹介すると聞き手もホッとすることが多い。特に本音の話の時にはうなずきも多い。
6 時間配分を考える
  理論・実践・結論とどのようなバランスがほどよいのか意識する。

スライドを使った発表が通常になり、聞き手も「いいプレゼン」を意識していると思われる。これからの教師にとって、プレゼンスキルも必須であろう。

ところで、この発表会では新しい実践用語を知ることも楽しみの一つ。今回は「ディベカッション」という言葉を知った。見ての通り、ディベートとディスカッション(討論)を合わせたもの。ネット上にもいくつかの実践例はあった。やはり学びの機会は貴重である。

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2007.12.27

研究通信発行の意義を感じる

学期末。岩手は冬休みが長いので、夏休みと同じぐらい研修意識は高い。
本校ではこの期間に全体の校内研が2回、開かれる。各種の研修会もけっこう多く、教育センターの研究発表会をはじめ、実技教科のセミナーや県の評価教育研究大会等が開催される。私も事務局をしている図工のセミナーを開く。20人程度の規模だが。

さて、本校の研究会に合わせて、先生方が資料を作成している。自分の研究授業に関わるまとめである。今日も何人もの先生方が取り組んでいた。その中で嬉しくなったのが、私が発行している研究通信を参考にしながら、作成している先生方がおられたことだ。
研究授業の号の時には、研究授業の内容をよりわかりやすくビジュアルに伝える工夫はしてきたつもりだ。同時のその授業の価値づけ、成果として確認できたことを一般化して書くことを心掛けた。けっこう時間もかけた。それが、各自の資料製作に役立つのであれば、有り難いことだ。
自分が研究通信を発行する意義を改めて感じた。

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2007.12.04

所見フリー研

先週はフリー研修会の第一歩。
今週は自分が主催してのフリー研修会。テーマはこの時期に即役立つ「通知票の所見の書き方」。
毎年3回、多くの時間をかける仕事であるが、実は他の先生の所見をあまり見たことがないという先生が多いと思う。私もその一人だった。以前から、このような研修会もいいと思っていた。
これは私だけではないようで、けっこうベテランの先生も「他の人の所見はあまり見たことがない」と話していた。

さて、今日の運営。参加自由のフリー研修会だから、準備もいたって簡単。
お願いした講師の先生方に事例を事前に提供していただき印刷する。あとは呼びかけのチラシを作成(5分ぐらいでできる)しただけである。
5時過ぎの研修会に何と20人も集まった。若手だけではなく、中堅もベテランも。
講師の先生方から、書き方の方法だけではなく、その考え方、さらには仕事術まで伺うことができた。講師の先生方にとってもお互いの情報は貴重だったようで、とにかく皆さんがよくメモをした30分間だった。
私もいろいろな話に知的興奮を覚えた。今回は質問形式で答えてもらったのがよかったのかもしれない。

このフリー研、校内で自分が今まで学んだことを若い先生方に伝える機会にもなっている。
次の企画を何にするか、とても楽しみである。(フリー研ではないが、1月中旬に地区の図工のセミナーを企画をしている。)

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2007.11.30

フリー研

また校内研の話。
今日は、「フリー研修会」が行われた。5時過ぎ、体育館で体育に堪能な先生による「お話マット」である。
参加者は自由。若い先生方を中心に十人以上集まり、いい研修となった。
フリーというのは参加する、しないだけではない。参加しているスタイルもフリーだった。体育で実技をするのが一般的であろうが、ただ見るだけでもOK。これなら気楽に参加できる。さらに話を聞きながら、時々質問をして楽しい雰囲気の会となった。

このような自主研修会。本校のように人数が多く、様々な専門性をもっている先生方がいるというよさをぜひ生かしたいと思っていた。今までも体育等でこじんまりとしていたが、今回はそれをきっかけに様々な分野に広げていこうと考えた。
学ぶ意欲の高い先生方が多いから、その点では実施へのハードルも低かった。来週も別テーマでフリー研修会が行われる予定である。

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2007.11.29

思いを語る研究会

全員が集まる全体研究会。今日が2学期最後であった。12月は校内研究会の予定はない。
予定通りに研究報告会のこと、冬休み中の教育センター発表会での本校ワークショップ型授業研究会実演のこと(児童も教員も教育センターに行き、研究授業&ワークショップ型授業研究会をセンターで行う)等、予定通りの提案が終わる。そして、「思いを語る研究会」である。

趣旨は次の通り。

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 11月で各学級の研究授業が終わり、一段落がつく。仮説に基づいた授業提案、ワークショップ型研究会への改善と多くの成果が得られた。
 しかしながら、授業研究に「これがベスト」ということはない。常に改善していくことが必要である。そこで、本校の研究や授業をよりよくするために今回各自の「思いを語る」ワークショップを行う。データ的な反省は毎年行っているが、それだけでは各自の思いが書ききれないと思われる。また、このワークショップに出た提案が、平成19年度の残り4カ月の研究に反映される可能性もある。
 以上のことから、このワークショップで各自の思いを提案や意見という形で集約することがねらいである。
------

以上の趣旨でテーマ「本校の子どもをよりよくするために」を設け、ワークショップ型研究会で各自の思いを出し合った。現状の研究への感想・悩み・思いつき・アイデア等を付箋紙に書き、分類し、キーワードでまとめる。
その中から、いくつものアイデアが出てきた。
「教師として力量をアップさせたい」という皆さんの思いがビンビンと伝わってくる研究会だった。
データ的な研究反省も必要であるが、一人一人が日常思っていることを出し合うことができたという点で、価値がある研究会だったと思う。ワークショップ型の研究会はこのような内容でも有効と感じた。

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2007.11.22

WS型研究会に他校の先生方が参加

今日の社会科の部会研究会は、小学校の副読本編集委員会のメンバーを迎えての研究会だった。
ちなみに、今年の本校の研究授業は外部の先生方の参観・助言が多かった。半分ぐらいはどなたかが参観されていた。
社会科は6年生が地区社会科教育研究会との抱き合わせ研究授業だったので、それに続き2回目。人数の少ない部会だけに、にぎやかになるのはいいことだ。その時にも、ワークショップ型授業研究会をしたが、今回も同様。ただ前回と異なるのは、全体研でのワークショップを経てきているので、本校なりのスタイルが定着してきていることだ。
それだけに、今回新たに参観してくださった皆様にも丁寧に説明もできたし、初めての方が多かったのにもかかわらず、深まりもあった。

同時にいくつかのよさもあった。

・他校の先生方に参加していただくということは、他校の先生方にワークショップ型授業研究会のよさをライブで感じていただくということだ。「すぐに視点が絞られますね。まとめもすぐにプレゼンで行って、参考になりました」という声をいただいた。
・ふだんの部会員とは違った視点からの意見をいただくことができた。
・二人のリーダーの活躍。授業者と私以外は、部会員は二人のみ。2つの班のそれぞれのリーダーだ。若いお二人がうまく仕切って、まとめ、発表までスムーズに行った。今までの経験が大きい。

その先生方が自分の学校に戻られた時や何かの折りに話題にしていただければ幸いである。

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2007.11.21

一つの壁

New Education Expo in 東北に今日は登壇。「学力向上とICT」がテーマである。
内容面については、社会科の授業実践の中での実物投影機とプロジェクタの活用で、どのように学力がついたか話すというもの。さらに、校内での広がりについても2回目は話すということであった。

どちらも今まで取り組んできたことであるし、さらにはプレゼン自体も一から作る必要はない。今までの財産を再構成+新しいスライドでプレゼンに臨んだ。自分のプレゼン自体は一定の型になっている。

ところがこの「一定の型」がある意味、一つの壁になっている・・・と最近思っている。安定感はあるかもしれない。しかし、そのままだと停滞状態になってしまう・・・。そんな危機感だ。打破しようとしつつも、今だ挑戦できずにいる。そのための勉強が圧倒的に不足しているからだ。そのためには、多くのプレゼンを見て、意図的に分析を行い、自分なりに取り組むしかない。そう思っている。

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2007.11.20

研究情報を発信する

 一つの研究授業について、研究通信1号分にまとめている。A4判で両面。授業の価値・授業の様子・確認できた成果等について書いている。かける時間は1時間半ほど。職場では書けないので、家で書くことがほとんどだ。
 研究授業が週に3つぐらいある時や、自分の仕事に手一杯な時には、すぐに発行というわけにはいかない。そうすると、発行すべき通信がたまることになる。これを自分では「借金」と言っている。研究授業1つにつき借金1。一時期は借金3の時もあったが、先週の休日で何とか挽回して0にした。

 そうすると余裕も出てくる。自分からの研究情報を発信したくなる。指導法、本からの抜粋等々。先日はノート指導に関連して「ノート祭り」のことを、今日は12月号の雑誌から伝えたい内容を掲載した。どちらも、じっと読む先生の姿を拝見して、有り難いことだと思った。

 前任校で研究主任をしていた時に、学校公開でQA形式の冊子を作った。その中に、「研究通信発行のよさは何ですか」という質問を設けた。回答は以下の通りである。

★Q7「研究通信発行のよさは何ですか」

★Aのポイント     1 研究授業の成果・課題を記録化・発信できる
              2 研究情報を発信できる
              3 他校の成果を本校の研究に生かすことができる
              4 研究の方向性を提示できる

 本校では研究通信を月に2~3号のペースで発行をしています。研究部の発行です。発行当初は「自由に何でも」という考えて行うつもりでしたが、結果的に4つの方向性で発信していきます。
 
1 研究授業の成果・課題を記録化・発信できる
 Q6で示したとおり、1時間の研究授業後には研究通信を発行しました。これにより、一人一人の授業の成果、今後の課題点を確認できました。研究会の場でも確認はしますが、改めて記録化することによって、成果が一般化されました。

2 研究に関わる情報を提示できる
 研究課題に関わるヒントを研究通信で提示する場合もあります。たとえば、ノ―ト指導をどうすべきかという課題に対して、いくつかの例を研究通信で示した時がありでました。また、研究主任研で得た最新の情報を、本校に応用できる形を示したこともありました。

3 他校の成果を本校の研究に生かす
 他校の研究紀要は回覧をしています。しかし、それだけでは本校の研究にどう役立つのか不明のままです。そこで、参観した先生に様子を伺ったり、研究紀要から学ぶ点を具体化して研究通信で示しました。
 他校の研究の成果についても、必ず研究通信で発行することにしていましたので、逆にその学校のよさ、本校に役立つ点を真剣に考えることができました。

4 研究の方向性を提示する
 研究推進委員会で今後の研究の方向性を話し合う場があります。その話し合いの内容を具体的に伝える時にも研究通信を活用しました。

-------

今もこれらの基本方針は3を除くと同じである。発行部数はこの時の3倍ぐらいは発行しているであろう。
今年度のこの研究通信発行の意義についても、一度まとめてみたいと思っている。

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2007.11.14

全体研究会も一つの実践

先週に続き、今日も全体研究会だった。
部会研究会の運営が研究部長さん中心であるのに対し、全体研究会の運営は部長さん・部員・そして研究主任である自分の力を発揮する場だ。授業自体は部会員と共に研究をするが、研究自体はやはり研究主任の考えのウェートが大きい。その点では、この研究会自体が研究主任の実践の場ともいえる。

授業の全体研究会をワークショップ型で行うのは4回目。それぞれ実践として考えるのであれば、目的があった。
1回目(国語・9月)・・・本校の全体研究会でのスタイルを決める
2回目(算数・9月)・・・1回目で不備な点を改善する
3回目(社会・11月)・・・縦割りグループでワークショップ。全体討議では、ワークショップの発表から成果と検討すべき点を事前提示
そして今回の4回目。グループは異学年・異経験年数で構成。さらに「模造紙での表現の構造化」「書く色の指定」「模造紙は白紙の状態からスタート(今までは「授業の視点とプラス・マイナス」の観点から行っていた)」。これらが予想以上のヒット。いいワークショップ型研究会になったと思う。その点では一つの実践を行った感じである。

むろん、実感した意見にも耳を傾けたい。すると、何もないところから付箋紙を貼るということが大変だったことが他の先生の話からわかった。確かに限られた時間なのに、付箋紙を読むことから始めるのは大変だ。その点で、「事前に付箋紙を貼る→読んでおく」ということができればしたいと考えた。これはリーダーへのミニヒヤリングからわかったこと。自分の「実践」への課題点である。

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2007.11.09

授業研究会フルコース

今日は年間で5回ある全体授業研究会だった。全体での研究会は年間で20回あり、そのうちの5回が授業を参観→研究会というパターンである。ちなみに部会(4教科)の研究会は事前研究会と事後研究会を合わせると、少ない部会でも10回、多い部会は20回以上行っている。
授業は5年生の社会。提案性があり、子どもたちの反応も活発ないい授業だった。

さて、全体研究会は次のような流れだった。
1 部会部長からの部会の取り組み、授業者からのコメント
2 付箋紙を用いてグループ別討議
3 全体で成果の確認、課題点の話し合い
4 指導主事より授業についての助言
5 教育センター研修主事より研究会の運営についての助言
6 各自で学びの振り返り

1と2はいつも通りだ。ただ、今回はグループ編成をほぼ経験年数別にした。大規模校だからできることだ。これはこれでわかったことがあり、収穫だった。
3については、今回は自分が司会をした。2のグループ別の討議を見て、「成果」と「検討点」をそれぞれ一枚のスライドにまとめておいた。検討点について指名するグループを決めておいた。むろん自由発言もありだ。20分弱という限られた時間だったが、3つの検討点は代案をもとに深められた。
4と5は専門家からの助言。どちらも参考になった。そもそも一つの学校の校内研にお二人の助言者が来ること自体が有り難いことだ。これもセンターの協力校だからこそのメリットだ。

この2時間余りというのは先生方にとっては、まさにフルコースの学びだ。グループ討議で大いに発言、全体交流で考え、助言に耳を傾ける。最後に自分の学びを思考する。自分もそうだが、いつも「たくさん学んだ」という実感がある。有り難いことだと思う。

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2007.11.02

研究通信

どの研究主任も発行していると思うが、私も研究通信を発行している。
A4で表裏印刷。2段横書きのものだ。ちなみに研究通信はいつもこのスタイル。
現在37号。担任外なら、もう少し行けるかな・・・という号数だ。

さて、この研究通信の内容は多岐にわたるが、一番多いのは研究授業についてである。これは自分にとっては有り難いものだと思っている。改めて本校の先生方が力を入れた研究授業の価値を知るからである。
書くスタイルはいたってシンプル。本校は、部会ごとの研究授業がメインなので、参観しない先生方にどう伝えるかが重要になる。

・「1授業のアウトラインや価値の紹介・2授業の様子の紹介・3研究会や確認されたこと」の3本立て
・象徴的な様子を表す写真を4枚挿入
・私から見た視点も当然入れる

昨日は1年生の算数の授業の通信を発行した。そのために、指導案と授業記録そして、自分のメモを読み返した。関連づけて読み直すと、授業の時には見えなかったことがわかった。これは、自分自身の新しい発見になる。
今まで20ぐらいの授業をこの通信で発行しているから、一番得をしているのは自分なのだ。

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2007.10.16

貴重な参観授業

今日、「学力向上と学校におけるICT活用の効果に関する総合的・実証的研究」(ICT活用のエキスパート教師が学力向上のために施している授業設計・学習環境設計の特徴)のプロジェクトで宮城の皆川学級を参観させていただいた。しかも中川先生、堀田先生にご同行させていただけるという僥倖。貴重な時間だった。

皆川先生の授業は、昨年2度拝見している。ただ、どちらも公開研究授業だったので、授業について話をする時間はなかった。今回は、じっくりとお聞きしたいことに時間を割けたので、大変勉強になった。ちなみに6年社会の授業であった。
数多く学んだことがあったが、細やかな学習技能の鍛え方やICT活用には特に目を見張った。たとえば、フラッシュ型教材での子どもたちの張りのある声、適宜行われる音読(社会の時間)。さらに付箋紙で厚くなっている国語辞典(社会の時間)。そして、発問・指示が明確な指導案にICT活用の目的の明確化。
考えたい授業の観点が次々と出てくる授業であった。

その後のヒアリングも貴重な機会だった。質問で自分が学びを深められただけではなく、中川先生・堀田先生のご助言もうなずくことばかりだった。
「もっともっと勉強しよう」・・・そう思うような参観授業だった。

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2007.10.12

公開の形

今日の環境教育大会は、「公開の形」としてみれば、いろいろと考えさせられるところがあった。

・保護者参観日とのセット
・環境学習に係わるゲストティーチャーによる8つのセッション
・講演を児童も聞く

このような形は雑誌等で知ってはいたが、実際に目にするのは初めてであった。いろいろと考えた末の結論だっただろうと思う。たとえば参観日とセットになれば、私のような一般参加者は参観しにくいという事態も予想される。しかし、それ以上に保護者に環境学習を知ってもらう方が大事だと考えたのだろう。(ちなみに一般参加者として困ることは全くなかった。)
ゲストティーチャーは企業、NPO法人の団体、行政等様々だった。今までも関わりがあったようで、教え方も慣れていた。子どもたちも異学年が一緒になって学んでいた。

このような様子を見れば、学校公開の形は、その学校の熱意の反映だと改めて感じる。9月末の北方小はポスターセッションだった。東北では珍しい形だった。しかし、今までの研究の成果が一番的確に伝えられたと思う。
今日もそうだった。この学校が今まで取り組んできたことの強みが反映されていたと思う。

自分の他にも環境教育の公開に参加する先生方は何人かいる。その先生方の情報をもとに、今後の本校なりの形を作っていきたいと改めて思った。

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2007.10.06

第2回東北青年塾終了

第2回の東北青年塾が終了した。今回の参加者はスタッフを含めて22名。最大30名までの募集であるが、20人前後が「塾」という形ではちょうどいいのではないかと思う。

今回特筆すべきなのは、模擬授業が3本、レポートが6本、塾員や参加者から出てきたということである。私も含めスタッフも模擬授業をしたから、実に多くの模擬授業、レポートとなった。その分、検討時間が不足するという面もあったが、「幅広く学ぶ」という点ではよかったと考える。

自分が今まで経験したことでいえば、一回目のイベントに比べ、どうしても2回目は人数的にも内容面でも落ちることが多かった。しかし、この青年塾では、参加人数は少しは減ったものの、内容面では本当に充実していた。その点では、今後も楽しみである。

スタッフの運営としては、代表の阿部さん、そして佐々木さんにかなりのエネルギーを注いでもらっている。有り難いことだ。上條さんにはご多忙の中での参加。自分の中での位置づけについてあれこれ考えるが、今の状態がベストとも考える。いずれ、第3回、ネットワークプレ大会と続く。いい流れを続けていきたい。

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2007.10.03

ワークショップ型の積み重ね

昨日は算数部会授業研究会であった。
3年生の授業をもとに、研究会を行う。例によって「ワークショップ型」である。
このワークショップ型を続けてきて、いくつもの変化が出てきていることに気付いた。

1 付箋紙のグルーピングの大幅短縮
 授業参観の時に、授業の視点で気付いたことを付箋紙に書いている。それらを研究会では、模造紙に貼り、グルーピングをする。
 最初に取り組みはじめた時には、どうグルーピングしたらいいのか迷う部分もあったが、取り組み初めてから数分でできるようになってきた。これはにより、大事な話し合いの時間がより確保されるようになった。

2 成果と課題が明記できる
 グルーピングする時点で、「この点は今日の授業の成果」だな・・・とおぼろげながら考えている。実際の話し合いで、それが明確になる。そして、書き込み担当者が成果をはっきりと書くことによって、全員で成果が確認できる。

3 教師自身のまとめる力、プレゼン力もつく
 模造紙にまとめたものは、代表者が発表をする。発表者に選ばれるのは、「勉強をする」という意味合いもあり、若手の教師が多い。その先生にとっては、話し合ったことを「まとめる力」「プレゼンする力」が間違いなくつく。説明が上手になっていくことがわかる。

4 何よりも研究が積み重ねられる
 前回までの研究会の内容が話し合いでどんどん出てくる。つまり、前回までの成果と課題が生かされるのが、ワークショップ型である。その点では間違いなく、研究が積み重ねられる。

 先生方もワークショップ型のよさを感じて、毎回充実した部会研究会を行っている。むろん、課題点はあるのだが、それも一回ずつ改善していっている。私自身もいい勉強をしている。 

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2007.09.30

ピンポイント研修

作文について研究している先生がいる。
しかしながら、なかなか作文の研究校が県内にはない。当然公開するような学校はない。
そこで、その先生に著名な先生の授業を参観される研修を勧めてみた。私も数年前に参観したことがある先生である。さっそく連絡をとって、都合のいい日に参観できることとなった。遠い地区の学校であったが、学校からきちんと旅費も出た。

先週、その先生が実際に参観された報告を受けた。とても参考になったということであった。自分としては、アシスト役として貢献できたことが嬉しかった。
北方小学校のようにすばらしい公開授業をする学校に参観できる機会はそれほどないであろう。しかも、担任であれば、近隣の学校以外を参観できるチャンスは年に1~2回ほど。期待外れに終わることもあるかもしれない。
しかしながら、実力のある先生の学級を直接参観する(私は「ピンポイント研修」と名付けている)のであれば、いい研修になると私は思っている。

・その先生の日常的な授業を参観できる(これはこれで発見が多いはずだ)
・参観後に授業について直接詳しく質問できる
・授業以外のことでもお聞きしたいことも聞ける

 これらは通常の公開研究会では、なかなかできないことであろう。その意味では、自分の研究したい領域で公開研究校がないという場合には、力のある先生の学級を参観する研修がお勧めである。今回、改めてそのよさを感じた。
 もっとも、その先生をどう見つけるかということがポイントになるが、日頃から情報収集をしていれば、その領域のキーマンは見つかるものである。私自身、数年前の参観のその先生については、著書・雑誌の原稿等から注目していた実践者であった。当然のことながら、その先生が関係する論稿を事前に読むことになるし、それがまた、参観する授業・参考になる話を深めることになるのである。

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2007.09.29

北方小からのヒント

昨日に続いて北方小のこと。当然のことながら、出張では「自分の学校で生かせることは何か」という視点で見ていく。いくつかヒントになることがあった。その中から3つ抜き出したい。

1 家庭学習
 これからのことであるが、家庭学習の習慣化を研究部で何とかしなければいけないと思っていた。各学年ともそれなりに取り組んでいるが、なかなか具体的な対応策は手が回らないのが実情である。北方小では「手引き」を作っていた。「やはりそうか」という思いであった。力を入れて工夫している先生方は、このような「家庭学習メニュー」を作成して、具体的な取り組み方法を教えていた。そして、一つのアイデアが閃いた。来週提案ができそうだ。

2 ミニ研究授業
 北方小では2年半で58回ものミニ研究授業をしたとのことである。計算すると一人あたり年3回程度となる。これはすばらしいことだ。本校の研究授業に対する先生方の熱意もすばらしいものだ。一回の研究授業に注ぐエネルギーには感心する。同時に「年に1回だから」という意識があるのも事実だ。
 もっとも、いろいろな事業の関係で2~3割の先生方は年数回の研究授業を行っている。ミニ研究授業方式と同じだ。その点を切り口に、本校なりの研究授業スタイルが似た形でできるのでは・・・と思った。

3 研究紀要の工夫
 北方小の研究紀要は充実したものであった。理論的な部分に注釈がつき、指導案にしても「ICT活用の意図がわかる」「重点研究である発問指示が明記する」といった部分に工夫が見られた。9月であるが、自分の中では「研究のまとめをどうするか」、そして「来年度に向けて」というのが意識の中にはある。その点では、大いに参考になるものであった。 

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2007.09.28

すばらしい公開

北方小学校の公開に参加した。皆川先生が研究主任の学校。堀田先生が指導者として入っている。

すばらしい公開だった。お二人だけではなく、教職員全員がすばらしかった。全国各地から200名集まる価値が十分。

まず授業。ICT活用が目をひくが、指導案を読むと授業構成がしっかりとしていることがよくわかる。しかも指示発問の研究を十分にしただけあって、指導案に明記されている。ここまでできる学校は少ない。明記することは、吟味しなければいけないからだ。実際に複数の学級を参観したが、どの先生方も自信をもって授業をしていた。子どもたちもよく育っていた。

研究発表とポスターセッション。学校の研究の各項目が密接にリンクしあっていることが印象的であった。参観者には「たくさんのことをしているなあ・・・」と思われたかもしれない。しかし、それらは確実に学力向上の土台を作っていると思われた。限られた時間で最大の効果を生んでいると感じた。
それにしても教職員全員のポスターセッションもすばらしい。毎年公開する学校ではない。一公立小学校。そこで、このような公開ができる。まさに皆川研究主任の腕だと感じた。

堀田先生の講演は、公開授業の意味づけや価値づけ、研究のすばらしさを中心に話された。これは圧巻であった。聞き手も、改めて今回の授業の価値を感じたであろう。3年間、継続して指導をしてきただけに、「教職員全員の担任」としてのメッセージのように思われた。

昨年も公開に参加したが、その時には担任の視点。今年は研究主任としての視点で見た。皆川先生が本当にすばらしいマネジメントをしている感じた。研究組織の構成、先生方の生かし方、そしてミニ研究授業を校内でたくさんしてしまう働きかけ・・・。その点で学ぶところばかりの公開であった。

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2007.09.23

学会で発表するということ

今日は日本教育工学会で発表をした。
テーマは「小学生の情報社会の見方・考え方を高める教材パッケージの要件」、堀田先生との連名である。
今回で学会発表は4回目。「まだ4回」と言った方がいいであろう。
学会発表には実に多くのエネルギーを費やす。
長期の取り組みになる事前の準備はもちろん、当日もぎりぎりまで発表の修正。
終わった時には、緊張の糸が切れた状態になる。
もっとも反省点が多かったが・・・。

たとえば、今回のテーマを決めたのはもう10カ月以上前だ。今までの継続研究である。「教材パッケージ」という形にして、必要な要件を明らかにする。そのことによって、情報社会についての教材パッケージ開発が進むと考えたからだ。
早めの文献調査・実践・論文書きを・・・と思っていたが、結局ぎりぎり。また、学会発表のためのプレゼンシナリオとプレゼン自体も早々と仕上げようと考えたが、これも先ほど書いたようにぎりぎりとなってしまった。
さらに今考えれば研究についてもっと深められることがあった・・・・と反省する。
いずれも、終わってから痛感することである。

しかしながら、学会での発表は続けたいと思っている。
正確に言えば、「本物の研究を追い続けたい」ということだ。学会発表はそのプロセスの大きな山。
5年前に初めて長岡での教育工学会に参加し、こういう世界があることを知った。それ以来、いつかは・・・というのが目標になった。
2年前に初の学会発表。長野の協議会だった。
明らかに自分の研究についての見方・考え方は変わった。ずっと学び続けたいと思っている。

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2007.09.12

ワークショップ型研修会で深める

研究主任としての仕事のうち、研究会をコーデネートすることは一番重要な仕事の一つである。
今日は指導主事来校の全体授業研究会。研究会の中でも年数回の重要研究会である。
今年になってから、ワークショップ型の研究会を、教育センターの協力校として取り組んできた。今回も当然取り入れる。
しかしながら、不安もあった。今までは各部会で行っていた。少ない部会は5人。多い部会でも12人である。アットホームな形で、できていた。今回は全体で40人近く。しかも、時間も限られている。さらに「ワークショップ型で授業の成果・課題点を話し合う」だけではなく、その後どう交流をするかという点も工夫が必要だ。

ということで、前日に司会者と部会の部長さんで作戦を練った。

・グループリーダーの役割を明確にする。
・グループ分けで各グループに国語部会員が入るようにする。部会の考えをグループ内で質問された時には答える。
・4つのグループが、ワークショップで話し合った内容をプレゼンする時に、視点をもとに話してもらう。
・各グループから出された共通課題を全体で深める。

最後の深め合いが厳しくなるのでは・・・と思ったが杞憂だった。事前にワークショップ型で検討しているだけに、次々に意見および代案が出てきた。むろん、ワークショップ自体も各部会で取り組んでいた成果で、各グループとも深いものとなった。
さらに、各グループのプレゼンも若手が中心。全体研究会では発言しにくい世代だ。それが堂々と成果と課題を語る。いい研究会になった。助言の先生も「本当に高いレベルの研究会だった」というように話してくださった。
責任者としてホッとした。

といっても、同じような授業全体研究会は3回ある。現状維持に満足してはいけない。少しずつでも進化させるように工夫していきたいところだ。

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2007.09.11

ようやく校内で講座

東北青年塾の続きになる。後輩たちのために自分がすべきことだ。
校内でようやく講座をもつことができた。といっても地区社会科教育研究会を本校で開き、その中のプログラムの一つである。だから校内参加者は7名。それでも貴重な機会だ。

昨年度までは「担任として自分の実践する姿」を見せることが、「後輩のためにできること」と考えて実践していた。実際に研究授業、取材授業も月に1回程度はあり、定期的に参観される先生もいた。
今年はそれができない。研究主任として、放課後の自主研修等も企画したいと思っているが、陸上記録会が終わるまでは本校の先生方はなかなか身動きがとれない。
そこで別のルートとして、このような会で公的に講座をさせてもらうことにした。

自分としては、夏の研修で行ったいくつかの模擬授業をそのまま実践するので、準備は短時間。負担はない。実際に模擬授業をして、知り合い同士というのはこのような場合はたいへん盛り上がることを実感した。(夏休みの明倫小・南小松島小もそうだった。)

校内もこれで(ささやかだが)第一歩を踏み出した。問題はこの次からである。

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2007.09.08

東北青年塾、スタート!

今日は東北青年塾。自分の世代の責任として、「学んだことを後輩たちに伝えたい」という思いがあった。先ごろ読んだ池田さんの本にも、「教育はラグビー」ということが書かれていた。そのような思いが東北青年塾の運営に関わるきっかけである。

何事も立ち上げ集会は重要である。
中心は代表の阿部先生@福島。今回のために、熱心に下準備を行った。さらに佐々木先生@宮城と上條先生@東北福祉大学が強力サポート。自分はちょこちょこと今までの経験をMLで述べるのに過ぎなかった。
ネットでのPRで、東北各地および関東からも合わせて20名もの参加者が集まった。

これだけでも有り難いのだが、さらに嬉しいことがいくつかあった。そのうちの三つ。

・集会の中で質問タイムがあったが、次々ととぎれることがなく続いた。東北でのセミナーは、質問タイムといってもシーンとしていることがしばしばだ。そんな定説は関係なかった。やはり学びの意識が高い集団なのだ。
・アンケートでの集会の評価はとても高いものだった。その満足度は、参加者が作り上げたものであると感じた。ワークショップでの授業づくりでの積極性は特筆すべきものだった。
・会終了後の懇親会にも3分の2のメンバーが参加。以前、京都の「明日の教室」の懇親会参加率に驚いたが、東北もなかなかのものだと感じた。やはり語りたいのだ。

というわけで立ち上げ集会は大成功だった。今回を含め、3カ月連続で集会は続く。軌道にのっていくであろう。興味がある方はこちらのブログへ。(のちほど記録が出ます)

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2007.09.01

フラッシュ型教材セミナーに参加

一参加者として「フラッシュ型教材セミナー」に参加した。この夏は、講師やスタッフとして研修会やセミナーに参加することが多かった。そこでインプットできることも大きいが、「その他にもやはり自分で学ばなければいけないだろう」と参加した次第である。

チエルのフラッシュ型教材は私もダウンロードして使っている。しかし、今回模擬授業で提案されたものは、新しい発見が多かった。自分の実践の幅が間違いなく広げるヒントを得ることができた。
さらにワークショップ。これも圧巻だった。堀田先生の運営ぶりには学ぶことばかりだ。明快。興奮。自主。そんな言葉があてはまるものだった。

その点では、やはりセミナーに出かけなければ・・・と痛感した。自分が講師や会議等であちこち行く機会が増えてから、自主的にセミナーに参加する機会は減った。スケジュールを考えたら仕方のないことだが、それは自分自身を弱めているのでは・・・と思った。まだまだ「出稽古」をしなければいけない実力だ。可能な限り出かけよう。

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2007.08.25

Q&Aでは人となりがわかる

徳島の先生方には、昨日だけではなく1年半前に大変お世話になった。
文科省のICT利活用キャンペーンの模擬授業で徳島を訪れた。その当日はもちろん、前日に一献させていただいたのだ。昨日の研修会ではその先生方も参加されていて、それぞれブログに研修会の様子を書かれていた。(熱中時代さんGenさんあいであ・るーむさんkunibookさん

研修会終了後にアンケートを簡単に見せていただいた。その中で気付いたのが、教師としての姿勢や人柄に関わるコメントである。いつもとは違った言及だな・・・と思った。
これは、Q&Aが研修会の中に組み込まれていたからだと感じた。私の話の後、ミニワークショップで9人ずつの12班に分かれて、私への質問を考える時間だった。その後、各班から1~2個ぐらいずつ質問があり、私が答えるという形である。模擬授業でも教師の考えや人となりはある程度わかるのだが、Q&Aではそれがはっきりと出る。私自身、ゲストティーチャーを招く時には「質問中心の授業」を組み立てていた。その人柄が答え方に反映され、印象に残る授業になるからである。

「質問タイムが十分にある」という工夫。これが研修会では有効であるということも一つ学んだことであった。

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2007.08.24

新分野の開拓

 今日は徳島県小教研総合・視聴覚合同研修会で講演。
 参加者は100人を越えていた。依頼を受けた時に、「視聴覚はICT活用でいこう。総合はどうしようか・・・」と思っていた。総合に関わる講演は初めてだからだ。今までの自分の実践を振り返る。また、総合の現状を分析してみる。そうすると、今まで点であったものが線になった。
 今日は、模擬授業やICT活用の話で70分。残り30分で総合の話をした。次のような流れである。

1 総合的な学習の時間は不人気?
 ・「便利」に活用
 ・指導格差が大きい
 ・学力低下の一因?

2 総合的な学習を「元気にする」
 (1) 総合で「新しい学力づくり」を行おう
  ・探究型で身に付く学力・習得型で身につく学力
 (2) 教科と関連づけたプランを生かそう
  ・「情報テキスト」を生かす
 (3) 指導スキルの幅を広げよう
  ・今必要なプレゼン学習
 (4) 「本命」であるプロジェクト学習を実践しよう
  ・事例「宮古の自慢CMを作ろう」
 (5) 自分がこだわる実践を取り入れよう
  ・メディアとのつきあい方学習にこだわって

 総合は自分にとっては「新分野」。無事終わった時にはホッとした。このような講演を依頼されなければ、過去の自分実践を見直すこともなかったであろう。また、自分自身、過去の映像を見直すこともなかったであろう。その点では、有り難い依頼であった。
 それにしても徳島の先生方はとても前向き、そして誠実であった。村井先生、堀川先生、土井先生をはじめお世話になった先生方に感謝したい。

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2007.08.23

刺激で本を読みたくなる

今日の校内研究会は現職教育。年間20回ほどある校内全体研究会はほとんどが主題研究なので、このような機会は貴重だし、ふだんとは違った内容に先生方も期待している。

今日の前半は特別支援教育。後半は体育実技とICT活用の二つのうちから一つ選択をするという内容。後半の体育実技とICT活用は、若手の先生方が講師。積極的な働きかけが印象に残った。このような経験は若いうちにどんどんすべきだと感じた。

さて、前半の特別支援教育。それなりに学んできたと思っていたが、自分はほんの入り口しか学んでいない(もしかしたら、入り口にすらたどり着いていない)と感じた。3人の先生方が話されることは奥が深い。しかも、自分自身が初めて知る専門用語も多かった。さらに具体的な児童への対応は共感できることばかり。
実のある話に質問・感想が続いた。1時間の内容だったが、「もう少し話を聞きたかった」と感じた。我ながら企画に満足(実は自分が一番学びたかった?)である。

しかも、こういう話を聞いた後は、興味がわき、本が読みたくなる。それが、この「人から学ぶ」ことのよさだ。本校にはいろいろな分野の専門家がたくさんいる。その点では恵まれた環境だ。さらに雑談で、いろいろなミニ自主研修を続けたいということも話題にした。そのような形の学びが本校の「強み」のような気がする。

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2007.08.21

情報テキストセミナーの学び直し

セミナーに参加しても10年前なら、あくまでもその日限りのものだった。その後の報告があるにしても、紙ベースで数日後に関係者に送られてくる・・・・という感じだった。数日後と書いたが、それはかなり早い方。通常は、数週間かかった。

それが今は違うなあ・・・と情報テキストセミナーを終えて感じている。
まずはメーリングリストで、感想の情報交換がある。これが実に参考になる。参加者の感想はもちろん、登壇者からの報告は身近だっただけに実にリアルだ。
もう一つ。ブログの存在だ。チェックしただけでも、情報テキストセミナー関係のブログは、10近くもあった。
たとえば、模擬授業者だったら、かげsenさんみやわきさん。模擬授業に関わって、真摯な姿勢で臨んだことがよくわかる。
登壇された先生方では、高橋先生中川先生。セミナーの意義を価値づけている。
さらに参加された先生方。今日のみやくん毎日読み聞かせさん放送教育ディスクトップさん。それぞれの視点から、ご感想を述べられている。(掲載しているのがまだまだあるかもしれない・・・)
セミナーの登壇者、参加者が情報発信者であれば、セミナーについて学び直せるしくみになっていることがわかった。

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2007.08.19

模擬授業への姿勢

気付けば、この夏にお呼ばれされた研修会・セミナー等では模擬授業をよくしている。雪プロ、明倫小、メディつき、三木市、郡山市、そして今日の情報テキストセミナー。来週の徳島では午前と午後で場所を変えて模擬授業だ。セミナーの趣旨が違うので、違った内容での模擬授業。さらに一回のセミナーで一本は今回だけで、数本行っているから、場数が一気に増えている感じだ。自分を鍛える場としては申し分ない。

この模擬授業だが、研究授業と似ている部分は、ぎりぎりまで修正があるという点だ。特に時間的な制約が厳しい(1本で10分が多い)ので、「削れるところはないか」「別の案はないか」と常に考える。先ほど「修正がある」と書いたが、「修正を探している」と言った方がいいだろう。研究授業と同様にすらすらと諳んじて言えるように練習すると同時に常に修正している。

さて、今回の情報テキストセミナーは同時に5人が模擬授業をした。他の先生方からは、この模擬授業にかける意気込みが伝わってきた。早々と構想を練り、メーリングリストにスライドを提示する。そして、ディスカッション。
それだけではない。昨日の研究会後にも、八重洲地下飲食街の一軒で模擬授業の検討だ。まさに「いつでもどこでも」模擬授業検討会。そして、さらに修正・練習をして今日。とある先生は、携帯の録音機能を使ってホテルで練習→チェックしたという。
一つの模擬授業に対するこのような努力に頭が下がる思いだった。それは、同時に自分の模擬授業に対する姿勢を見直すことにもなった。他者から学ぶことは多い。

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2007.08.17

「引き出す質問」を考える

研究主任になってから、全体研究会での自分の発言にかなり頭を使うようになった。(本校は司会を部会の部長さん方が輪番で行う。)
昨年度までは、ストレートに自分の意見・代案を述べていた。

今年は「話題の方向づけ」「ポイントとなる場面の指導意図を深く聞く」「研究主題との関わり」というように、「本校の研究にとって、この発言がどういう意味をもつのか」ということを意識している。

今日の全体研究会もそうだった。1学期のまとめのレポートをもとにした発表。内容は充実している。そこから、さらに今後の研究のために有益な発言をどう引き出すか。これを発表を聞きながら一生懸命考えていた。

ある意味、授業の発問を考えるのと似ていると思った。むろん、ストレートに言う方法もあるだろうが、今は「引き出す」方が効果的。どのような質問がいいのか考えていくのが、研究会活性化のためには重要である。

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2007.08.10

郡山市教育研修センターで講座

今日は郡山市教育研修センターでの講座講師。
テーマは「ICT活用の授業づくり」。昨年に続いてだが,今年は受講者が倍増。「私が講座をするということで参加された方も何人かいる」ということを聞いた。これは励みになる。

さて,今回の講座に関わっては,事前にいろいろと考えた。
・ニーズが幅広いと予想される。初心者の方も,ICT活用ベテランの方もいると思われる。そのニーズにどう対応するか。
・場所はパソコンルーム形式。通常と違う。これを「強み」にできないか。
・模擬授業を主体として行うが,連続で行うのは受ける身にとってみれば大変なのではないか。
・2時間40分という時間をどう考えるか・・・等々

上記に対応して,講座の内容もいつものパターンと違った形で構成した。特に今回は,「模擬授業後にICT活用のよさを分析する」という形式を取り入れた。受講者には大変だったと思う。模擬授業を受けるのもいろいろ考えるわけだが,それと同時に分析もするのだから。
しかしながら,期待できる反応が数多く返ってきて嬉しかった。模擬授業を体験したからこそ,分析できたというものもあった。また,パソコンの強みは「興味のあるICT活用サイトを実際に見てみる」という活動につながった。その点でも自分にとっても,新しい方法での講座が少しはできたと思う。

それにしても,今回のセンターの講座では所長さんはじめ,担当の指導主事のお二人の先生には大変お世話になった。特に細やかな気配りは,感心するばかりであった。自分も事務局で似た仕事をする場合がある。心しなければいけないと感じた。

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2007.08.06

ミニ遠征第2弾終了

この夏の遠征の第2弾が終了した。今回は2泊3日。(「遠征」というほどでもない?)

昨日のメディつきセミナーの感想を拝見すると,自分の授業行為での特徴が見えてくる。以前は,「ここは強めに話して」「ここではじっくりと間をおいて,全体を見回す」といったことを意識していたものだが,今はどちらかというと自然体。それでも感想には「間の取り方が参考になった」「語り口が安心できる」といった声。有り難い感想だ。

今日は兵庫県三木市教育センターで講座。「自分の授業を再認識」という主題で「模擬授業」という広告文がついている。センターの研修も「模擬授業」は不可欠になってきているのではないかと思う。社会科のネタばかり,4本を行う。残り半分は,講義。熱心に反応してくださってこれも有り難かった。直後に見たアンケート結果にもホッとする。また,対応してくださった先生方・職員の皆様のお気遣いもすばらしく,帰りは新幹線駅まで送っていただいた。

こうやってあちこちで模擬授業ができるのも,お誘いしてくださる方がいるからこそ。次回の遠征は17日から。10日あまりは,じっくりと腰を落ち着けて,今しかできないことをするつもりだ。

さて,一昨年までは毎年のように参加していた「授業づくりネットワーク」。昨年,今年は自分の都合がつかないために不参加ですが,明日が参加締切。充実した内容です。東京開催ということなので,お近くの方(むろん遠い方も),ぜひご参加ください。

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授業づくりネットワーク2007 in 東京
授業成立の基礎技術~「ネアカ教師」になるためのおもしろ授業入門~

 主催 NPO法人「授業づくりネットワーク」
 後援 東京都教育委員会(予定) 武蔵野市教育委員会(予定)
    お笑い教師同盟

 子どもたちの私語・立ち歩きに、授業が成立しにくい状況が増加しています。
 従来の「真面目(一点張り)教師」による一斉画一授業だけではなかなか子どもたちがついてきにくくなっています。いま教室では、いわゆる「ネアカ(演技のできる)教師」による楽しくエキサイティングな授業が求められるようになっています。
 この夏、「授業づくりネットワーク」は、東京で開催します。
 たくさんの皆さま方のご参加をお待ちしています。

■開催日
2007年8月9日(木)~10日(金)
■会場  
成蹊大学3号館、4号館
 東京都武蔵野市吉祥寺

■以前にくわしい案内を掲載しました。興味のある方はこちらに。 

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2007.08.05

模擬授業に吟味は欠かせない

今日は第6回メディアとのつきあい方セミナー。毎回思うのだが,練りに練られた構成。積極的な参加者の皆さんのおかげで今回も大成功だった。スタッフ役の一人として,実に嬉しい。
自分は,第5回に続いて今回も模擬授業者役。
自分の授業力を鍛える場として,私の場合には「模擬授業」は欠かせない。もちろん,模擬授業と子ども相手の授業では目的が若干異なる。それでも,素材研究・教材研究レベルで「授業を構想する」という点ではほぼ同じと考える。

今回はセミナーの趣旨から,テレビコマーシャルと新聞についての模擬授業を行った。新聞については,「メディアのつきあい方学習実践編」で実践をしていたもの。新聞の資料もありスライドを作るだけ。テレビコマーシャルはスライド・指導の流れがすでにあり,それを授業化するだけだ。
自分の今回の事前準備はそれらを10分という「模擬授業」にスリム化すること。これは吟味が必要だ。時間も予想以上にかかる。授業の流れを再吟味する。修正する部分が出てくる。それに合わせてスライドも修正。その繰り返し。結局,今日の模擬授業の直前まで修正の連続だった。
発問・説明・指示にしてもそうだ。余分なのをそり落とす。それでもまだ多そうだから,さらに削る。さらに,実際の模擬授業で「時間オーバーをしたら,ここを削ろう」というところを決める。

昨日,今日はその吟味の繰り返しだった。実際の模擬授業は参加者の皆さんのご協力で,いい反応が返ってきた。これは嬉しいことだった。
実際の授業は子どもたち対象で一回勝負だが,模擬授業は趣旨に合っていれば,何回かはできる。その点では,今回は模擬授業で自分の持ち駒も増えた。これは,よき副産物。これから活用していきたい。

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2007.08.02

環境学習アクティビティ

1日に地球温暖化防止協議会設立の会議に参加した。
市役所の担当の方が音頭取りをして,役所関係+民間の方,そして学校関係者は本校から3人である。
堅苦しくなく,ラフな会であった。

その中で,最初に環境学習アクティビティを経験させてもらった。これは,盛岡での環境学習に関わる団体の方が担当となって行ったものである。(ネットで調べてみると,本当に多くの団体が関わっている。)
二つ行ったのだが,どちらも社会科の内容に関わるものであった。手法も「アクティビティ」というぐらいだから,体験的なプログラムである。
そのうちの一つは「フードマイレージ」。ネットにはこんな例が示されていた。環境学習だけではなく,食の学習,開発教育教材にもなる。

今まで,この手の分野は興味はあったものの,実践に至ることはほとんどなかった。しかし,学校事情により,必然的に関わることになる。それもいいだろう。今までも同様にして,いろいろな取り組みをしてきた。その点では,「強制」することの大切さも感じる。

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2007.07.30

倉吉市立明倫小校内研

今日は鳥取県倉吉市立明倫小学校校内研修会の講師の仕事。
山脇さんのお招きだ。

山脇さんとはNHK「体験!メディアのABC」のプロジェクトで5年前にお世話になってからの縁。このプロジェクトに入っていなかったら今の自分は情報教育にそれほど関わってはいないであろう。その点では自分の教職人生ではターニングポイントとなったプロジェクトだった。昨年も山脇さんの前任校にお邪魔し,今回が2回目である。

今回は模擬授業6本と50分の講座が自分の務め。いくつかの模擬授業は実践済みだったが,「一枚の資料」「ワークシート」にスポットを当てたもの・・・というように初めてのものもあった。これでまた自分のレパートリーが増えた。依頼された仕事をするということで,どんどんと自分の幅は広がる。念のため,昨年度の灘手小での模擬授業とだぶりがないかどうかチェックしたが,ずいぶんと違うものになっていた。これはこの1年間での自分の幅の広がりを表していると感じた。

模擬授業,講座とも皆さんに助けられ,自分の務めを果たした。特に模擬授業では,最初からよき反応,ユーモアのある答え等にこちらの緊張感もほぐれた。講座もあっという間だった。このような研究集団を改めてすばらしいと思った。自分にとっても貴重な体験であり,山脇先生に感謝である。

それにしても明倫小はうらやましい環境だった。校庭わきには学校で自由に使える山があり,学校の手前にはしょうゆ工場,さらには歴史的な町並みもあるということだった。校長先生はじめ先生方は意欲的。昨年も同様に感じたのだが,その場所の印象でその県の印象が決まってしまう。その点では,改めていいところだと感じた。

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2007.07.27

今年も熱かった!雪プロ集団

今年の夏も北海道・雪プロジェクトセミナーに招かれた。
3回目。有り難いことだ。2003年に冬の学習会を開催して,5回続いている。夏のセミナーは3回目。

今回も熱かった。具体的なセミナー内容は「今日の日記」に書いている通りだが,改めて感じるのは,「志」と「人」である。
スタートは雪をテーマにした学習を推進したいという志である。今回もリーダーやスタッフからはその志や思いが十分に伝わった。参加された皆さんにもその思いは伝わったであろう。また,いつものスタッフが欠かさずに参集して熱く語り合う姿も,すばらしいと思う。お一人お一人のその思いに,自分自身も元気が出る・・・・そのようなプロジェクトだ。このようなプロジェクトはそんなにない。

今までは自分もレポート発表等であったが,今回は模擬授業をさせていただいた。自分の専門分野で提案することにより,責任は果たせたのでは・・・と思っている。
セミナーの堀田先生の講演では,今後の雪プロのミッションが示された。これが達成できたら,すばらしいことである。微力ながら雪プロジェクト岩手支部として,活動をサポートしていきたいと思っている。

※それにしても北海道は涼しかった。でも北海道人に言わせれば「今日は暑い,暑い」とのこと。同じ北国でもやはり「違うんだなあ」と感じた。

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2007.07.07

「明日の教室」は一つの「学級」だった

熱い研修会だった。「明日の教室」。京都の糸井先生と池田先生が主宰されている研修会だ。
4月からスタートして、今回が4回目。その講師として招かれた。
時間はたっぷり3時間ある。その中で、模擬授業数本、発問演習、学会論文、ICT活用演習、仕事術について話をした。
参加者は二十数名。ちょうど採用試験と学期末試験があるということで、学生の参加が限られたということだった。でも、昨日のブログに書いたように人数は関係ない。意欲的な皆さんに話すだけだ。

休みの日に集うだけあって、意欲的な先生方ばかりだった。模擬授業の発問に対して考えた答えが返ってくる。発問演習ではグループでしっかりとまとめる。
聞けば、リピーターが多く、ある程度顔見知りになっているということだ。その点で驚いたことがあった。懇親会に8割ぐらいの方々が参加しているのだ。さらに、懇親会のみのために岐阜から参加された先生もいる。これがこの「明日の教室」の魅力を物語っている。
確かに人数や内容で言えば、もっと大規模で、しかも多くの講師が一気にされる研修会もあるだろう。しかし、このような一つの学級規模の人数で顔見知りになって、いろいろな先生(講師を含めて)と話ができるのも魅力的だ。

糸井先生と池田先生はそのような研修会を、さらりと作っていた(裏の努力はいろいろあるだろうが・・・)。これは糸井先生・池田先生という違った個性のリーダーによる「一つの学級」と感じた。それも意欲的・前進的な「学級集団」。話すこちらも大いに刺激をいただいた。糸井先生と池田先生に感謝!

なお、糸井先生池田先生とも昨日の様子をブログにアップされていた。これにも感謝!

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2007.07.02

校内研司会の作戦2

昨日のブログにたかはし先生から質問があった。
細かな部分について、追加説明をしたい。

・授業者の考えを引き出すように、司会者は時々授業者に発問をする
【授業者とは事前に内容も含めて打合せ済みですか。また、どんな内容のレベル(事前研での課題、本時の抽出児の姿など)なのか教えてください。】

授業者には事前に「〇分間で〇〇と〇〇について話してください」と必ず言っています。
しかし、それでも自分の授業について、冷静に批評をして語るというのは難しいと思われます。
そこで、司会者が時々コントロールすることになります。
たとえば、次のようなことです。

□「授業者から」が終わった後に、「研究会で『これだけは話し合ってほしい』『この部分で代案を出してほしい』のは何ですか」
□「あえて〇〇という方法をとったのはどのような理由からですか」

といった感じです。これらは、事前の打ち合わせなしで、話の流れの中で出てくる問いです。
司会者は会場からの意見を聞き、授業者に答えてもらう形が多いでしょうが、それだと単発になりがちです。その点で司会者が授業者に思いを聞くというのは大切だと考えています。(事前の打ち合わせはするけど、それほど重視はしていないことになりますね)

・代案が続々と出てくるような場面では、少人数グループでさらに話し合わせる
【事前にグループは決めいらっしゃいましたか。また、代案は次々に出る秘訣は何でしょうか。(従来型の事後研でのこれが一番の悩みでしたから)】

事前グループは決めていません。席は学年ごとになっていますから、自然に学年で話し合うことになりますね。
授業で参観カードを書きます。それらを「○よさ」「●改善点」という形で研究主任がパソコンで打ち込み(分類化)、プリントアウトして全員に配布しました。これらは全体研究会に限ってのことです。
司会者にはさらに誰がどんな感想を書いたのかわかるプリントが配布されます。「この人がこういう代案をもっている」ということがわかるわけです。
ということで意図的指名で代案がいくつか出てくれば、次々と本校では意見が出てきます。
およそ、こんな感じです。

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2007.07.01

校内研司会の作戦

先週、今年度初の校内全体授業研究会が行われた。
大規模校の本校は研究授業といえば、部会研究会が中心。こちらは6月初めからすでに5つの授業研究会を終えている。全員で検討する授業研究会は年間で5回。その一回目である。
この一回目はとても重要だと考えていた。この研究会で感想・意見が次々と出るようだと、それがスタンダードになって、次回からも大丈夫である。
そのために、司会者といくつかの作戦を立てた。(司会者は部長レベルの先生方の輪番)

・ふだん発言が少ない若手3人に最初に質問をするように依頼
・授業者の考えを引き出すように、司会者は時々授業者に発問をする
・代案が続々と出てくるような場面では、少人数グループでさらに話し合わせる
・指導主事の先生には随時発言していただく
・最後に感想を意図的指名で

これらを昼休みに10分ほどで確認をした。
「タイムキーパー」のような研究会の司会者ではなく、会の「コーディネート」を司会者にはしてほしかったのである。結果は大成功。最初に若手の先生方が次々と発言したことで、触発され、30代も続々発言。ふだんは発言が多い40代は肝心の場面のみだった。また、グループでの話合いの有効性も確かめられた。

ワークショップ型ではないオーソドックスな形の研究会でも、司会の工夫によって内容も深まるということを改めて感じた。

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2007.06.20

漢方薬の如く

8日から今年度の授業研究会がスタートした。それまでは、5回校内研究会が開かれていたが、あくまでもベースの確認。本格的な実践研究会はこれからである。

本校は4教科+特別支援教育が研究対象。教員は5つの部会に分かれる。
それぞれに部長がいて、しっかりと部会をまとめている。授業の事前研究会・事後研究会も活発だ。だから、アンケートしても研究会に対する満足度が高い。

しかし、それでももちろん改善の余地はある。幸い今年は教育センターの校内研協力校ということで、改善への機運もある。私の立場はそのコーディネーター役だ。
先週から今週にかけて、協力校の関係で、センター研修主事さんが3日連続来校された(違う先生方)。
部長さんと相談しながら、今までの事前研の方式を2~4割程度、変えてもらった。教材文をもとに演習をしたり、事前に教材に関わる宿題を出したり、付箋紙を使ってグルーピングして授業検討会をしたりと少しずつではあるが、改善をしてきた。
本校の場合、ある程度満足度があるので、「劇薬」のような劇的な変化を求める必要はないと考えている。漢方薬のようにじわりじわり効いてくる・・・・そのような変化が合っている。
今のところ、「改善してきている」という実感を先生方はもってきている。スタートは上々。次はどのように仕掛けていくかだ。

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2007.06.13

校内研究会についてのアンケート

何度か書いてきたが、今年本校は教育センターの校内研究会改善の協力校だ。
あさって、実質的に「校内研改善の実践」がスタートする。
その前に実態調査ということで、アンケートをした。

・内容は、校内研についての意識調査。
・選択制の評価が4項目、記述するものが3項目。
・10分程度でできそうなので、校内研究会の中で書いてもらった。

内容、分量については絞った。その点で10分でできるものとなった。本校で校内研の中で書いてもらったことは今までなかった。校内研で書く作業をする・・・これも改善のミニアイデアの一つだと思う。

さて、その結果を集計し、今日研究通信に書いた。
内容はここには書けないが、「本校の校内研究会では学びが多い。しかし、それでも改善の余地は多い」という結果になった。さらに、若手とベテランの意識の違い、全体研究会と部会研究会、各自の校内研究会歴等も伺えて興味深い資料となった。

各自が書くと見えてくるものがある。実はこれ、アンケートだけではなく、一回ごとの研究会も同様ではないかと感じている。本校では授業で1時間の最後に振り返りの自己評価を位置づけている。教師の研究会での振り返りも可能では・・・・そんなことを思った。

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2007.06.11

研究の「見える化」をどうするか2

今、研究主任として考えておかなければいけないこと、それは研究のアウトプットをどうするかということだ。
どの学校もそうだろうが、年度末に研究集録を作るであろう。
苦労しながら作ったのに、なかなか活用されない・・・これは事実である。それでも本校は、昨年度の冊子を今年の参考にしている分、まだ活用している方であろう。中には、「研究集録が完成して研究も終わりだから、そのままお蔵入り・・・」という話も聞いたことがある。

役立つ研究集録は「研究が見える」ものだと考えている。
その点では、一回ごとの全体研究会で提案する文書や研究通信が「見えるもの」で、それらがそのまま研究集録に収められるものであることが理想と考える。つまり、のちほど時間を作って研究集録を作るのではなく、同時進行的に作っていくというものだ。だから、「今考えなければいけない」と思っている。

その点で参考になるのが、皆川研究主任の北方小の研究サイトだ。
このサイトがそのまま研究集録の原稿になるのではないかと思うくらいだ。
実は本校もこのような学校Webを構築中である。公開は少し先。まだまだコンテンツは少ないが、この学校Webも「見える化」の一つの取り組みである。

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2007.06.10

研究の「見える化」をどうするか1

今年は5年ぶりの研究主任である。
前任校では4年間の研究主任。国語の説明文の学校公開も行った。この時には、研究紀要の他に「QA集」をまとめた。説明文学習についてのQAだけではなく、研究会運営のQA、さらに発行した研究通信も付け加えた。100ページほどの冊子だったが、好評だった。(その一部はこちらに掲載。)

さて、本校での研究主任。前任校とは違いが多い。
まずは職員数の違い。11人と43人。
対象教科の違い。1教科と4教科+1領域+5プロジェクト部会
組織の違い。今は5人の教科部長、5人のプロジェクト部会の部長がいる。
様々な校内研以外の研究授業の違い。(本校はあれこれある。)
そして時代の違い。5年でもかなりの違いを感じる。

4月からの2カ月間は、今年度の研究のための準備期間のようなもの。
そして8日にいよいよ研究授業がスタートした。各部会の部長さんが、部会研究会のリーダーだ。
私は事後研究会に参加しながら、「部会研の研究授業と成果をどう他の人に見えるようにするか」ということを考えていた。
一つの教科の部会に参加するのは、学年で1~2名(学年4~5学級)。年5回の全体研究会は全員で参観するが、それ以外の研究会は部会員だけの参観だ。だから、研究主任の役目として、部会研究会の授業と研究会を参観していない先生方にどう伝えるかが、大切になってくる。
あれこれ考えたが、「研究通信で紹介」という形がやはり一番いいだろうと考えている。その際、3つの留意点を考えた。

1 「授業の視点」に係わる部分を画像付きで紹介することと
2 研究会で明らかになったことを明文化すること
3 あえて、研究授業の視点以外のよさ(学級経営やちょっとした工夫)も話題にすること

これでいくらか「見えてくる」のではないか。もちろん、発行しながら改善はしていくだろうが、まずはこれで踏み出していきたいと思っている。

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2007.05.29

ミニ講座の設定

今年度、取り組みたいと思っていることの一つに、「身近なところで講座等を開く」ということがあった。
自分の教員生活もあと15年を切った。自分が学んだことを本格的に後輩たちに還元していくべきではないか・・・そういうことは教員生活が折り返しを過ぎた数年前から考えていた。
今までもそういう機会はあったが、今年は本格的に取り組もうと考えた。

一つは校内で(これは、6月から)。
もう一つは地域で。
さらにもう一つは地方で(これは阿部さん@福島の声がけで東北青年塾でできることになった。)

今日はこの「地域」での話。組合の教研だ。
これは依頼されて、社会科部会の事務局になった。
何をするかは任されている。ミニ講座をするために必要な会場は確保されているし、会員も十数名いる。会員で出席できる方は限られているだろうが、講座の対象は会員以外にも案内するので、実際にはある程度の方々が集まるのではないかと思っている。
今日はその話合い。皆さんから「学びたいこと」を聞いた。そして、次のような計画となった。

1回目・・・6月下旬 「社会科の授業づくりABC」
2回目・・・9月上旬 「地域教材、どう扱う?」
3回目・・・9月下旬 「レポート検討会」(県教研代表選出)
4回目・・・11月下旬 「このような内容は、こんな学習活動で」

今日の話し合いでは、6人のメンバーがサポートをしてくれることとなった。どのような展開になるか、楽しみである。

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2007.05.25

プレゼン力

昨日の水谷修氏の講演会の話の続き。
実は同じ職場でも数人聞きに行った皆さんがいて、今日の朝から職員室で話題になっていた。とにかくいい話だったと。
行かなかった先生方も、「行くかどうか迷ったけど、行けばよかった・・・」「整理券がなかったからあきらめていた(当日飛び込みでも入れたようだった)・・・」と悔やむ声もあった。

私は講演の内容と同時に水谷氏のプレゼン力に圧倒されていた。

講演するにあたって水谷氏は手に全く何ももっていない。パソコンによるプレゼンもなし。
演台の後ろに立ち、時計を台に置いてから、一気に話し始めた。

・話し方が非常にクリアー。しかも言い間違いが全くない。次々とテンポよく言葉が出てくる。
・むだな「エー」「で、・・」といった癖ももちろんなし。
・描写がとても具体的。様子が誰でもイメージできる。
・会話文を時々入れて「一人劇」みたいなこともできる。
・1階会場のみんなが「水谷さんが自分を見ている」と思うような視線。
・ジェスチャーも効果的。
・問いかけて挙手。そのあとの一言がユーモアを誘う。
・話す対象によって、表現の仕方を変えている。
・数値を効果的に使っている・・・・等

思い出すだけでもすぐにあれこれ出てくる。まさにプレゼン力。その面でも学ぶことが多かった。
同僚の先生は、「本も読んだけど、聞いたことがある話でも圧倒された」と話していた。これこそ、プレゼンテーションのすばらしさと感じた。

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2007.05.24

水谷修講演会

夜回り先生こと水谷修氏の講演会に行ってきた。
会場には大人に混じって2割ぐらい小中高校生も来ていた。水谷氏だからこそ、このような子どもたちも聞きに来るのだと納得。
主催は青年会議所。講演のオファーがたくさんある方だから、選ぶ基準もあるのだろう・・・と思っていたら、「子どもたちに寄り添った活動をしている」ということが理由とのこと。これまたうなずけた。

一言で言えば、価値ある講演会だった。「また聞いてみたい」と思う1時間半であった。
教師対象の講演会ではないのだが、明日からの仕事に生かせることがたくさんあった。

・子どもは10ほめて1しかれ
・すべての子どもが認めてもらえる学校づくりをしてくれませんか。
・道具をちゃんと使いこなせない人はもってはいけない
・子どもたちに聞きます。先生たちからほめられた時、しかられた時、どっちが多い?・・・等々。

耳が痛いことも多かった。同時に自分が地元の事情についても知らないことが多かった。
後半部分の覚醒剤とエイズの実例は圧巻。授業にプラスして、このようなエピソードを聞かせたら、子どもたちも本当に真剣に考えるだろう・・・というものだった。
同時に講演者としての水谷氏もとても魅力的だった。それについては明日。

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2007.05.23

子どもの実態に合わせる

6年生の2クラスで社会を教えている。
今日が10時間目。年間の10%ぐらいを教えたことになる。
今までは、2クラスとも同じ方法で教えていた。
しかし、二つの学級の実態は異なる。一つの学級は、よく反応が出てくる。一斉読みの声も大きい。元気のよい学級だ。もう一つの学級は、じっくりと考えて答えを出す子が多い。ノートは丁寧。理解力にも優れている。2クラス、それぞれによさがある。

その実態を考えて、今日は同じ学習活動でも、片方はどんどん指名なしで発表、もう一つの学級はノートにしっかりと書かせてから、書いた数の少ない子から発表させた。
そうしたら、どちらの学級からも期待以上の反応が返ってきた。

担任外になって、「実態に応じて、指導法を変えなければいけない」という当然のことを実感している。

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2007.05.20

教育委員会Web

担任していた時には、あまり見ることがなかった県教育委員会学校教育室のWeb
今までの学力定着度調査の分析等のために、ここ数日見ている。
県の教育指針や分析が細かく掲載されている(当たり前だが)のに、今まであまり読まなかったことを反省。
中には、学力定着度調査の事務所毎の結果まで掲載されている。
保護者で興味がある方はきっとこういうものも見ているであろう。それなのに、教師が知らないということであれば、それは職務上の情報収集の怠慢だ。今までの自分をさらに反省。

県教育委員会が発信している情報は、いつでもネットで見られる時代。
このような情報収集を当然のようにしていかなければいけないと感じている。

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2007.05.14

セミナーでの評価

一昨日の教師力アップセミナー。事務局の先生から、集約した資料がさっそく送られてきた。自分が事務局でセミナー等を主催した時には、終了後は一息をついてしまう。それが、この早さ。改めて感謝したい。

感想の中で特徴的なのが、4本立てで内容を組み立てたのだが、どの項目についてもバランスよく感想があるということだ。(質問への回答が役立ったというものもあった)
さらに、「時間が経つのも忘れるほどだった」「来てほんとうによかった」「明日からさっそくまねします」といったメッセージにこちらが元気になる思いであった。

また、ブログにも参加者からの感想がいくつか書かれている。こちらも、こちらも、こちらもだ。お招きいただいた玉置先生の日記はこちら。まだあるのかもしれない。公開するとなると、書きにくい部分もあるので、その点は差し引いて拝見する。それでもこのように反響があるのは嬉しい限りだ。

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2007.05.12

セミナーでいろいろと考えた

今日は教師力アップセミナー
愛知県小牧市での講演だ。自分にとってあれこれ考えた貴重なセミナーだった。

1 「現場」という強み
 今回のセミナーの話をいただいた時に、正直驚いた。Webでもわかるように、有田先生、野口先生、堀田先生。ビッグネームばかり。さらに副島教育長、横山ドクターも知る人ぞ知る有名人。一緒に掲載されることが申し訳なく感じられた。お誘いしてくださった玉置先生にもそのことをメールで伝えると、「現場でのお話をぜひ」とのこと。「そうか、自分は授業を実際する現場にいるのが強みなのだ」と改めて感じた。担任はしていないものの、教育現場にいるのは確か。授業も担任ほどではないが、7割はしている。これが自分の強みなのだと改めて感じた。

2 セミナーの仕組みとスタッフの対応に感謝
 7回のセミナーで年会費が8000円。この会費は、魅力的だろう。聞けば、愛知県一円から参加されているとのこと。それはそうだ。私も近くでこういうセミナーがあったら、間違いなく参加する。
 スタッフの皆様の運営ぶりもお見事。事務局の先生方には丁重にご対応いただき、感謝あるのみ。これは自分たちが主催するセミナー運営の参考になった。

3 学ぶ意欲の高さ
 参加者の意欲の高さに驚いた。控え室で「フォー・ネクスト」の大西氏から「有田さん、野口さんでバンバン指名されていますから、(模擬授業も)大丈夫です」と話をされていた。私が講演の中で模擬授業をすること関わって、反応の様子を質問した時のお答えだ。
 まさにその通り。発問をすると、次々と挙手。マイクで動き回るのが大変なぐらいの反応であった。講演後の質問が4つ出てきたのにも驚いた。自腹を切っての研修会だからこその魅力だ。

4 話の組み立て
 今回は「(前段ありの)模擬授業2本」「教材開発・発問」「ICT活用」「仕事術」の4つの話で組み立てた。最初の二つが前半で1時間10分。残りが後半で30分。前半は模擬授業・演習もあるので、聞き手とすれば活動的に。後半は聞くことがメイン。「構成が適切」という評価をいただいた。自分の中での一つのパターンができてきたと感じている。

5 責任
 今回のセミナー前に群馬の先生、岐阜の先生、静岡の先生方から事前にメールをいただいていた。私が話をすることを知り、遠いところから費用と時間を使って駆けつける。自分の「責任」を噛みしめる。よりよい結果にするためには、精進あるのみと改めて感じた。

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2007.05.03

いい学びができた

今日はTOSSデーに参加した。
毎年1回は参加しているが、今年は都合がつかず、ようやく今日参加できた。
会場は学区内、事務局は同僚が務めるということで、何とも参加しやすい条件。
自転車で会場に向かった。

会場で知り合いの先生方にご挨拶。3時間の研修。いい学びができた。

・工作の実技体験。図工が苦手だった自分(小学校の通知票は5段階の2)も楽しくできた。今日の指導では「どうやったらいいかわからない」「発想を丸投げさせる場面がない」「成功体験ができた」というのが特徴だった。
・ICT教材は適切な指示に効果的というのを再確認できた。
・講演での目線の大切さ。
・即時にコメントできる力の大切さ。

考えてみれば、最近の研修は常に遠出。地元で(しかも水沢で)いい学びができたのは、嬉しいことだ。4連休の初日に「学びたい」という皆さんがいるということも嬉しかった。自分がこれからしたいことのヒントも見つかった。当たり前だが、積極的な行動が大切なのだ。

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2007.04.23

校内研が勝負の場

研究主任にとって、校内研が勝負の場だと考えている。

・どう工夫していくか。
・前年度に比べてどのような改善が見られるか。
・一人一人の先生にとって、価値のあるものになっているか。

そういうことを踏まえて校内研究会に参加している。研究主任として当然の務めである。
今日がその2回目。テーマにドリル学習についてを設定した。
模擬指導者はお二人の先生。
実際に子ども対象にやっているように、そのままやっていただいた。
これは今までの校内研では行われてこなかった部分である。
このような形で、1回1回の校内研を企画するのは自分。全部で19回の全体研究会がある。一つ一つが自分にとって真剣勝負の場になる。
今までの方法でも悪くはない。しかし、改善できる部分は改めなくていけない。
そういう意識で校内研の一つ一つを大切にしていきたいと思っている。
また、19回というのはあくまでも全体研究会。これが部会研究会となると、50回ぐらいはあるだろう。6月・9月・11月はそのピーク。夕方から毎日のように事前研・事後研が各部会で(時には2部会同時進行で)行われる。力のある部長さん方なのでお任せで大丈夫なのだが、これらにも積極的に関わっていきたいと思う。

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2007.04.20

通信で一人一人を・・・

今年になってから、他の先生方といろいろと話す機会が増えている。
研究主任という立場上での事務連絡もあるし、その人の研究に対する考え方を知る点もある。
話している中で学生時代にとある専門的な教育を受けてきたという話も聞いた。
いろいろな話をしていると、それぞれの先生方の「強み」を何とかお互いに交流しあえないかと思う。

ICT活用に強い先生。
PA(プロジェクトアドベンチャー)に詳しい先生。
特別支援教育の担当の先生
今年、プロジェクトや個人研究を受け持っている先生・・・。

それぞれの強みを波及させたら、主題研究だけではなく、いろいろな教育活動がうまくいくのだろうと思う。これは人数が多い学校の強みだ。

しかし校内研の時間は限られている。それを補う方法の一つが研究通信の発行である。一人一人を研究通信で紹介する。そして単なる紹介にとどまらず、関連企画をしていく。たとえば、授業のミニ公開(15分程度)といったこともできるのではないかと思う。
これはそのまま学級通信の考え方と同じだ。学級の一人一人を学級通信で紹介する方法だ。結果的に学級づくりで今までしてきた方法は有効に生かせるのだ。

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2007.04.18

いい研修会だった

今日は研究主任研。
前任校でも4年間、研究主任をしていた。それ以来だ。

最初は研究協議。管内51校を9グループに分ける。本校はAグループ。似たテーマ、複数教科の研究校が集まった。多くは大規模校だ。ある程度キャリアを積んだ研究主任さんばかりで、話し合う内容もたいへん参考になった。
自分の場合、今年学ばなくてはいけないのは、研究内容にプラスして「マネジメント」だと思っている。いかに本校の研究をよりよい方向に向けていくか。より活性化していくか。そのマネジメントをどうするかだ。
その面でのヒントもいくつも見つかった。
さらに講義もわかりやすい内容だった。各学校の校内研を回っていることが、指導主事の強み。そこから気付くことを、参加者を指名しながら話していた。

久々にこの研修会に出て、「行政の研修会も以前と変わってきている」と感じた。ワークショップ型の研修会も他の主任研で行われたという話も聞いた。本校もそれに倣って工夫していきたい。

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2007.04.10

校内研の在り方

校内研の在り方の研究協力校ということで、どのような校内研にしていこうか、しょっちゅう考えている。
本校の研究は停滞しているわけではない。先生方も大変意欲的。実力のある先生方もたくさんいる。
だから研究会も安定している。

しかしながら、こちらのサイトを見て、やはり「研究」にこだわらなくては・・・と感じた。
特に、「似非研究会」という表現は痛烈だ。
個人の力量をアップさせることを目的とした授業研究があってもいい。
しかし、校内研究会と位置づけて、職員の参観が義務づけられて2時間会議をする。
それがあまり意義のないものだったら、確かに「無駄遣い」と言われても仕方がないであろう。
心して校内研究に取り組みたいと改めて感じた。

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2007.04.08

学級経営の手法を応用する

新しい分掌である研究主任や担任外としての仕事の方法について、いろいろと考えている。
「内容」ではなく、あくまでも「方法」である。
そして、出てくるアイデアが、自分の学級づくりで使っていた方法と結局は似ているということに気付いた。
たとえば・・・。

■通信の発行
・研究通信の発行。学級通信のように日刊とはいかないが、せめて100号ぐらいは・・・と思う。主題研究や事務連絡はもちろんだが、その他様々な情報を提供する場にしたいと思っている。学級通信と同様に一人一人の先生方にスポットも当てることができるといいと思っている。
・教科通信。これは担当する社会で考えていること。社会科授業の記録だ。これも学級通信でしていたことと同じ。

■スマイルカードの発行
・一人一人のよさに注目したスマイルカードを、授業で担当する児童や全校の中で見つけた場合に担任に知らせたいと思っている。

■先生方の見取り
・担任であれば、一人一人のよさをしっかりと見取る。先生方を見る目も同様だと思っている。個々の先生方のすばらしさを研究授業を通して見取っていきたいと考えている。

■長所を発揮する場の設定
・子どもたち一人一人の長所を学級全体で認め合う場をよく作っていた。モデルケースだ。先生方も同様の場作りができないかと思う。ICT活用、教材のユースウェア、体育実技等々。本校の先生方の実力はすばらしいはずだ。

このように、学級経営で行われている方法は実は様々なことに応用できるのではないかと思っている。

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2007.04.07

校内研の活性化

今年研究主任として取り組みたいことの一つに「校内研の更なる活性化」がある。
本校はもともと研究のさかんな学校だ。
主題研究として国語・社会・算数・理科・特別支援の5部会があり、全員が研究授業をしている。さらに、道徳・音楽・体育・エコ・ICTの5つのプロジェクト部会があり、それにも全員が所属している。それらでも研究授業をする場合がある。

研究会でも活発に意見が飛び交う。ベテランはもちろん、中堅の先生、若手の先生からもどんどんと意見が出てくる。一つ一つが価値ある研究会になっていると思う。
これを「更なる」活性化にしていくのが自分の役目であると考えている。
県の教育センターで「校内研の活性化に関する研究」がこちらのWebに出ている。多くの文献をもとに小中高から1校ずつ、協力校として取り組んできたものだ。本校は今年度、この研究に関わることになっている。

どのような授業研究の方法があるか。今まで自分が取り組んだことやプロジェクト等で学んだことを生かせるのではないかと思っている。

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2007.03.17

「UNIQUEプロジェクト」成果発表会

今日は「UNIQUEプロジェクト」成果発表会。
この発表会の経緯、趣旨、内容については堀田先生のブログや、そよ風さんのブログに詳しい。

昨日の発表会で感じたこと。

・外国の事例を知ることの大切さ。野中先生と堀田先生の対談で示されたイギリスのスライドは象徴的であった。思えば、自分も2カ月海外派遣研修に行った。その頃のアメリカで行われていたことが、13年後の日本でようやくスタンダードになっている。その点でも、海外の事例を研究する意義を改めて感じた。

・プロの視点から学ぶことの大切さ。どんな領域にもプロがいる。「学校建築のプロ」の柳澤先生の話を初めて聞く。やはり大切なのは、その考え方・視点だと納得。

・個性を出すことの大切さ。同じプロジェクトメンバーの先生方からの視察報告やパネラーとしての主張では、各自の個性が際立っていた。自分の得意な領域はあるものの、個性という点ではどうなのか。考えさせられた。

・自分のデモ授業。主眼は授業内容そのものよりも、新しい教室環境での授業のイメージを伝えること。光村図書のデジタル教科書を使っての授業。タッチパネルで4年「アップとルーズを伝える」の題材で行う。8分間で漢字学習、挿絵(画像)提示、本文の提示、音読、簡単な読み取り等をした。タッチ式だとリズムとテンポがいいということを改めて感じた。

昨年度からのこのプロジェクトは今回の発表会で一区切り。初年度は「デジタル仕事術」で私自身多くのことを学んだ。2年目の今年も多くの学びができたことに感謝。

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2007.03.13

佐藤学級訪問5

研究グループのメーリングリストに9日の授業記録がアップされている。
それだけではない。
参観者による授業へのコメント。
詩「生きる」の解釈ノート。
全て自分にとっては有益な情報だ。

9日の3:10~50に、「情報の構造化」の授業の研究会は行われている。すでにその時にかなり学んでいる。
その日の授業で不足だった手立て。
情報の授業をするには情報学を学ぶことが必要なこと。
研究会に臨む態度・・・・等。
それだけでも有難いと思っていた。

授業記録を作るのは大変な労力だ。それを分担して、皆さん授業ビデオを参考にしながら作成している。多忙な学期末にも関わらず、この仕事を優先させている。本当に有難いことだ。

結局は「授業者が一番得をする」。
このような研究会でありたい。

※参観者の佐藤学級訪問の記事(追加しました)
堀田先生のブログ
皆川先生のブログ
清久先生のブログ
koyateru先生のブログ
かげSEN先生のブログ
kunibook先生のブログ

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2007.03.12

佐藤学級訪問4

今日は5時間目に行った「情報」の授業。
題材は「情報の構造化」。「私たちと情報」(学研・情報テキスト)にある内容である。
改めて、この情報テキストがあるから授業ができると実感。

まずは簡単な流れを紹介する。

■ねらい:ツリー構造の考え方が使われている例について知り、そのよさについて考えることができる。

1 前時の復習をする。
  (図書館の十進分類法をもとに)

2 本時の課題を把握する。
 ツリー構造の考え方はどのようなことに使われているのか。

3 情報を整理する学習活動がツリー構造を作ることであることを知る。
 (1) 情報の整理の方法を知る。(カードを分類し、それぞれ題をつける)
 (2) 簡単なアンケートを整理する。(やってみる)
 (3) ツリー構造の部分を確かめる。

4 ツリー構造の考え方が一般社会の中で使われている例を知る。
 (スーパーマーケットの例等)

5 ツリー構造の考え方を使うよさを考える。
 ・何がどこにあるかわかりやすい ・詳しいことが簡単にわかる
 ・本の整理に便利 ・買うときに便利  ・探しやすい
 ・いろいろな場所にある

6 振り返る。

------

ここで痛感したのが自分の「情報学」についての知識不足だ。これは研究会で指摘された。考えてみたら、国語も社会も教材開発の時に、ある程度テーマについての知識を深める。しかし、今回はテキストを活用するということで、ツリー構造そのものについてはインターネットで調べただけだった。
基礎的な学問の素地があればできた手段を研究会では教えていただいた。
ただ、この「ツリー構造」を教えた価値は大きい。その構造を知ることによって、子どもたちの情報の見方は間違いなく高まる。これは様々な教科に応用できる考えだけに特にそう思った。

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2007.03.11

佐藤学級訪問3

今日は「わいわいセッション」のことを記したい。

今回佐藤学級の訪問団は13名。堀田先生には「学校での講演はOK」という承諾をいただいていた。
何とも有難い話である。堀田先生のお話は「とてもわかりやすい」「納得がいく」と評判である。これは私自身、何度もお聞きしているのでよくわかる。
しかし、ご勤務の関係もあり、依頼されてもなかなか都合がつかないという話を伺ったことがある。それが本校で可能なのだから、本当に有難い。
さらに、堀田先生のアドバイスもあり、本校で1時間程度の自主研修会を企画することにした。それが「わいわいセッション」である。主催は校内ITプロジェクト部会。

内容は次の通り。

1 実践発表2人(初心者とICTの効果の実証研究)
2 わいわいトーク(学年とゲストでトーク)
3 堀田先生のトーク(ご講演)

それぞれがとても効果的だった。1の実践発表はITプロジェクト部会成果発表の場になった。2は訪問団の方にゲストとして入っていただき、多くの実践例や考え方をご提示いただいた。もちろん堀田先生のご講演はいつも通り明快。自主研修ながら、都合のつく人のほとんどが参加をした。もちろん満足度は高かった。

これについては、授業と同じように前から企画を立て、かなり時間を費やしてきた。一つの研修スタイルとしてもよかったし、何よりも本校の先生方の刺激になったであろう。堀田先生はじめ訪問団の皆さんに感謝するのみだ。

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2007.03.10

佐藤学級訪問2

今日はICT活用セミナーで仙台へ。昨日の訪問団メンバーと一緒。
無事自分の役目も果たし、帰ってきた。

今回の訪問団メンバーの中にはブログを書いている先生が何人かいる。
なかなか、自分の授業については客観的に書けないものであるが、参観者のブログであればその人の視点から見た報告になる。(もちろん公開できないことは書けないだろうが・・・)
アップされたものからリンクして紹介していきたいと思う。
堀田先生のブログ
皆川先生のブログ
清久先生のブログ
koyateru先生のブログ

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2007.03.09

佐藤学級訪問1

今日は堀田先生はじめ13人の先生方・編集者が佐藤学級を訪問する日である。
学期末のお忙しい中、宮城・東京・静岡・愛知・兵庫・岡山・徳島からこの岩手に来られた。それだけでも感謝したい。こちらもそれに応える授業をしなければ・・・と数日前から強く思っていた。
行った授業は、社会、国語、総合(情報の学習)。その後情報の学習の授業研究会。さらに本校ITプロジェクト部会の「わいわいセッション」。その後温泉での懇親会。まさにフルコースの一日だった。これから数回にわたって、このことを書きたい。

今日は社会の授業について。
社会の教科書に「国旗と国歌」のコラムがある。内容は国旗や国歌の今までの経緯や基本的なマナー等だ。その内容を1時間の授業で構成した。

■ねらい:日本の国旗と国歌についての知識を深め、尊重しようとする態度を育てる。

■授業の概略

1 国旗ミニクイズ・めあて設定。
 テンポよくいろいろな国の国旗と簡単な由来を考えさせた。でも、子どもたちは日章旗については、あまり知っていることはありません。そこで、「国旗と国歌についてくわしく知ろう」といいうめあてを設定した。

2 教科書にある日の丸を探させ、どのような使われ方をしているか考える。
 社会科教科書の上には、「長篠の戦い」「ワールドカップ」等に資料に日の丸が8つ載っている。その日の丸を子どもたちは一生懸命に探した。そして、その使われ方を考えた。たとえば、「貿易船→どこの国かわかる」というように。さらに、飛行機や船では掲示が義務づけられている法律があることを教えた。

3 君が代の歌詞の意味を教え、他国の国歌の歌詞も紹介する。
 君が代の歌詞の意味およびその歌詞に表れている願いを教えた。さらにこちらのサイトにある他国の歌詞の例を紹介した。

4 学習したことをもとに自分なりの国旗観・国歌観を作る。
 「国旗や国歌はその国にとってどんなものと言えるでしょうか」という発問で子どもたちなりの答えを導いた。合わせて、マナーについても教えた。

5 感想発表。
 「今までは考えたことがなかったが、その国にとって国旗や国歌は大切なものだと思った」というような内容が続いた。

 子どもたち自身に知識があまりなかったので、予想より子どもたちの反応は少なかった。しかし、子どもたちの意識や考えを深めることができた点で、ねらいは達成できたと思っている。

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2007.03.06

校内ICT活用研修会

今週末、自分にとってはとても大きな訪問が控えている。
その数13名。一流研究者、全国各地の教育実践者、雑誌編集者等々。
はるばるこの岩手に来られる。本当に有難いことだし、実践者冥利である。
この日は3校時~5校時まで公開。そして、授業研究会をする。

しかし、せっかくの機会である。
「IT活用プロジェクト部会」主催で研修会をもつこととなった。
今回は、Y先生とT先生のお二人にミニプレゼンをお願いした。学期末の本当にお忙しい時期だったが、お二人からは快諾を得た。お一人は初心者の視点から、もう一人は学力向上の視点からである。校内でプレゼンをする人は限られているので、初心者のY先生がプレゼンをするのはインパクトがあると思う。さらに、データをとった形の報告も少ないので、T先生の報告も刺激的だろう。
もちろん、ゲストトークが一番の目玉。
昨年度に続いて、今年も本校のICT活用に弾みがつくことを期待している。

校内研修会として位置づいているわけではないので(特別クラブの練習もある)、あくまでも自主参加である。
しかし、その内容から、出張やクラブ指導以外の先生方はほとんど参加である。
私自身も授業の準備を数日前から本格的にしてきた。6年の今の時期にできる教材。そして情報の授業。
自分なりに研究はしてきているが、まだまだ不足の面も多いであろう。その点を学ぶことができるのも楽しみである。

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2007.02.24

情報テキストを活用する

今日は情報テキストセミナー
執筆者の一人として、模擬授業をさせていただいた。

10月末の熊本での工学協議会で初めて見たから、情報テキストが発売されてから4カ月になる。
その内容のよさから、今も売れ続けていることが「学研ショップ」のランキングを見てもわかる。(今の時点で4位と5位)。

今日の模擬授業は「テキストのフル活用」という視点から行った。テキストにある写真からちらし広告制作の工夫点や留意点を分析させる、不足点をテキストの内容で補う、誤解を招きやすいちらし広告資料を提示するといったことである。
いくつかの授業準備と発問だけで、「情報」の学習が成立することを示したかった。その点では目的を達成できたと思う。もっとも、授業自体で考えたらもっと様々な学習形態を組み入れてもよかったかな・・・と感じた。

堀田先生のお話の中で「テキストがあるから教科のように授業ができる」ということがあった。まさにその通りだと思った。今回の私も同様である。このテキストがあれば、「テキストプラス自分なりの味付け」で情報の実践が可能である。(先週は「知的財産権」で授業ができた。)
今度、この情報テキストの指導書が発刊された。その中には発問も明記されている。より情報の授業がしやすくなった。Webで購入できるようになったら、また紹介したいと思う。

それにしても、セミナーは熱心な参加者ばかりだった。堀田先生の語りもいつも以上に熱かった。いつもの研究仲間の他にも、北海道でお世話になった佐野先生、ブログで知っている横浜の長瀬先生、2年前佐藤学級を訪問された鳥取の矢田先生等にお会いできた。参加された皆さん、ありがとうございました。

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2007.02.23

フラッシュ型教材

昨日、チエルの岩手担当の方が来校された。
フラッシュ型教材のすすめである。
若い頃からゲーム・クイズを授業に取り入れることが大好きだった。そして自分自身も、フラッシュ教材のようなものはパワーポイントで少しは作っていた。だから大変興味があった。特に先日の北海道での雪の学習研究会で、割石先生が使われるのを見て、そのよさをさらに感じた。
ちなみにチエルのホームページには次のように説明が書かれている。

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紙芝居のようなフラッシュ・カードは,これまでも授業の中で取り入れられてきましたが,このカードを活用した学習に,ICTの良さを加えることにより、ゲーム感覚で楽しく,集中して反復練習することができるため,基礎学力の徹底に効果があります。
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そこで、即その場で登録をした。そうしたら、今日、さっそく授業で使えるようになった。このスピードは有難い。
さっそく社会のサイトを見てみると、歴史授業での復習に使えそうな教材があった。導入で子どもたちをノセるにはいいなあと思った。ダウンロードも簡単である。
来週から使ってみようと思う。
興味のある方はこちらから

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2007.02.09

よき経験

今日は雪プロ研修会。雪プロジェクトでは夏のセミナーの他に、冬の研究会も毎年行っている。夏のセミナーには2回招かれていたが、冬は初めて。改めて呼んでくださる皆様に感謝。

今回の役目は飛び込み授業とシンポジウムでの登壇。
飛び込み授業の対象は6年生。「世界の国々と雪」をテーマに設定し、社会科の中でできる雪に関する授業をすることにしていた。
教材開発にも時間をかけ、切り口は「雪合戦」とした。この教材開発のこと自体は明日のブログで書くことにする。
授業構成も持ち時間が15分ということで、次の5つとした。

1 世界の国々クイズ
2 フィンランドを知る・課題把握
3 雪合戦のルールを知る
4 雪合戦を通したフィンランドと北海道壮瞥町との関わりを知る
5 雪合戦を盛んにしたいという思いを考える

学級でも授業を行い、まあまあの反応に少し安心していた。
しかし、今日の授業では、思ったような反応があまり出てこなかった。
これは内容の吟味とその場の対応力の不足を意味する。対応力とは「この発問で、反応が予想と違う時にどうするか、」ということである。この点に甘さがあったのは否めない。
もっとも、活用した資料から、ねらいとするところの「雪を生かしたまちづくり」という視点は子どもたちは理解できたと思う。

これも一つのよき経験。必ずや次回のために役立てようと思う。

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2007.02.02

授業づくり研修会3

今回は講演について。
自分自身は「話のみ」で講演する力がない。逆に言えば、構成や資料を工夫して提示しなければいけないということである。(「話のみ」ですばらしい講演ができる人は本当に凄いと思う)
そこで、次の6項目の内容で講演をすることにした。

1 先達の発問研究
2 演習 「短歌の発問作り」
3 社会科における発問
4 模擬授業 「国のイメージ」
5 指示のコツ
6 ICT活用は授業の密度を高める

1と2がセット、3と4がセット、そして5・6は説明のみという形である。

1は大西忠治氏、向山洋一氏、有田和正氏の発問について扱った。自分の強みは過去20年の教育雑誌や主だった教育書を読んできているということ。発問についての文献もけっこう見つかった。また、発問関係の部分執筆のために、一度それらを読んでいたことも大きかった。
そしてそれらの内容を生かして発問作りの演習。「みちのくの母のいのちを一目見ん一目みんとぞただにいそげる」という齋藤茂吉の有名な短歌。一度自分で作り、4~5人のグループで紹介しあい、ベスト発問を黒板に書いてもらった。幅広い効果的な発問が集まった。これで1時間の授業ができるという感じであった。

3・4は自分自身の発問。模擬授業は「国のイメージ」。先日のメディつきセミナーで行ったものである。その時と違うものは、授業後に発問の説明があることだ。
この時点で講演時間は残り10分を切っていたので、5・6は一気に説明。写真が中心だったので、テンポよくいったと思う。

今日、皆川先生からアンケートがデータで送られてきた。「本を買って勉強しなければ」「演習を本校でもしてみたい」「模擬授業が緊張感があった」「ICT活用が参考になった」と幅広い内容の感想が出てきた。その点では、構成上の工夫はヒットしたのだと感じた。

むろん反省点もある。皆さんが考えた発問へのコメント力不足。自分自身の発問研究もまだまだ。時間配分等。これらの点は今後に生かそう。

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2007.01.31

授業づくり研修会1

今日は北方小での授業づくり研修会。市主催の行事である。参加申し込み者は59名。
今回は飛び込み授業&講演会。テーマは「授業の「密度」を上げるための指導方法の工夫・改善~この発問・指示で授業が変わる!~」である。今までよく講演させていただいた分野とは違う。

皆川先生から依頼があった時、自分には荷が重いのでは・・・と思っていた。しかし、今、飛び込み授業も講演を終えて、充実感でいっぱいだ。この研修会のために、自分自身が得をしたと思えたからだ。
数回に分けて振り返りたい。ちなみに北方小HPにはすでに今日の研修会のことが豊富な写真入りでアップされている。
今日は、準備段階について。

飛び込み授業の内容としては、二つ考えられる。
一つは自分の得意分野を単発的に行うもの。
もう一つは該当学級の進度に合わせて行うもの。
前者は自分の一番得意な授業ができるというメリットがある。見通しも立つだろう。後者は、授業者にとってはしんどいが、子どもたちの学習の連続性があるという点が強みだ。
自分が選んだのは後者。その方が学級のためにもなる。
今回は消防署見学後の授業だ。教科書はまとめて発表という時間だったが、今回のテーマからするとそれはできない。そこで、「もし北方小が火事になったら」という場面設定型授業を構想した。これが結果的にはよかった。
この授業構想等は、明日のブログで授業の様子とともに伝えたい。

さらに飛び込み授業の心構えとして、次の点に留意した。

・一期一会である。可能な限り子どもたちの名前を覚えること。授業のテンポを崩さないためにも必要。
 (このことを閉会の言葉で教頭先生がご指摘くださったのが、とても嬉しかった。)
・有田先生から学んだ「傾聴」を心がける。
・「ズック」をはいて臨む。その1時間は「担任」のようなものだからだ。

つづきは明日。なお、皆川先生からはすでに授業のまとめがアップされている。その早さに驚くと同時に感謝!また、千葉先生がこのように鋭く、しかも長文で参加記を書いてくださった。感謝!

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2006.12.17

佐藤学級の分析

「同じ学級や授業を見ても、技量のある人とない人ではその差は一目瞭然」
とずっと思ってきた。

一昨日、我が学級を訪れた吉野先生がブログに参観記(その1その2)を書いてくださった。
「自動化されている」「ノート指導では、よい・悪いをしっかり示す」等、12項目にわたっている。
これには圧倒された。自分の授業や学級経営はなかなか客観化できないことが多い。自分が意図していて指導はしているわけだが、参観者の先生方にご指摘いただいて、「なるほど、そういう特徴があるのか」と感じることもしばしばだ。

今回もそれを感じた。それにしても、このような見方ができる(具体例を挙げて)というのは、吉野先生の並々ならぬ力量を表している。
それは我が学級で飛び込む授業をするという姿勢にも表れている。事前にこの話を職場でした時には、驚かれた。自分も飛び込み授業をしてわかるのだが、校内の他学級に入って授業をするのとは全然違う。子どもたちとは一期一会。しかも実態に合わせて授業中に修正をしなければいけない。それを即答で「いいです」という点も力量を反映している。

同じく参観された若月先生からも、有り難いメールをいただいた。それは、子どもたちの態度である。次のように書かれていた。

-----
一番印象的だったことは、子どもたちが、初めの質問タイムや給食中の雑談でもきちんと目を合わせて話してくれたことです。
初めて会った見ず知らずの人にも、目を合わせて話のできる子たちは、とても素敵でした。
しっかり話をしたり、聞いたりできるとこんなにも相手は気持ちのよいものか、改めてわかりました。
-----

子どもたちのことをこのように見ていただいて、本当に有り難いと感じた。これもふだんの自分がそれほど意識をしていなかった部分だ。

1年にこのような参観や取材が何回かある。実に貴重な機会だと改めて今回も感じた。吉野先生と若月先生に感謝。

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2006.12.10

模擬授業の外部評価

研究会で模擬授業を行った。
そのための構想、文献調査、教材作り、発問・指示の吟味、そして練習と多くの時間を費やした。
それだけでも多くの学びがある。もちろん授業そのものもだ。

今回はさらに外部評価の仕組みがきちんとできている。
実際に模擬授業を受けた方々からのメッセージは、自分にとっては「宝の山」だ。
「このような授業の見方があるんだなあ・・・」ということが次々と発言されてくる。
(たとえばこちら)

模擬授業をしても、受け手がどのように感じたかがなかなかわからない場合がある。授業者としては、少し不安になる。良くても悪くても「評価」があると、やった甲斐があるというものだ。その点では、今回は有り難い模擬授業である。

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2006.12.09

特別活動の研究

久々に特別活動の研究授業をした。地区特別活動研究会での研究授業である。
今はほとんど書いていないが、10年以上前は特別活動のレポートや原稿を一生懸命に書いていた。
初めて雑誌の連載をさせていただいたのが、「特別活動研究」誌。1992年のことだ。
自分なりのかなり参考文献を読んだり、時間を費やしたりしたが、今考えると明らかな実力不足。最後は息切れ状態の連載だったことを記憶している。それでも自分にとっては、有り難い機会だったことには変わりがない。

さて、今回の研究授業は学年児童会の話し合い活動。
議題は「他学年と交流しよう」である。
今回は指導案を作るのが楽しかった。

・子どもたちの対立点はどこか
・どこまで、今回の話し合いで決めるか
・議長役の子に対する指導は何をするか
・教師の助言の出番はどこか
・話し合い終了後に教師は何を語るのか・・・等。

子どもたちの話し合いのイメージがふくらんで2枚の指導案を一気に作成した。
(指導案も任されていてよかった。2枚に凝縮できたからだ)
事前指導は前回の学年児童会の終了時に希望活動内容調査を5分。2日前に役割分担の確認を10分。前日に議長との打ち合わせを10分。当日に提案者と黒板書記への指示をそれぞれ3分。
これで十分だった。

いざ話し合い。
いい話し合いができた。対立点でお互いの立場で主張をぶつけ合い、こちらの助言で両方の立場のよさを合わせた考えで内容がまとまった。今回はこの方法で子どもたちも納得である。

研究会で「教師の助言の出番」が話題になった。
私はいつも「話し合いの方法についてはどんどん助言する、しかしその話し合った結果の内容は子どもたちに任せる」というスタンスである。
これが子どもたちに力をつける話し合い活動での教師の出番だと思う。

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2006.12.05

飛び込み授業の意義

(ココログメインテナンスのため3日ぶりの更新です。3日分、少しずつアップしていきます)

昨日の研修会のことが、スプリングさんのブログにさっそく紹介されていた。
ただただ恐縮するばかりである。
自分の中では授業の評価で「この点は失敗だったな・・・」というのがある。たとえば、思考を十分に促す部分で深めきれなかったこと。もっとテンポよく授業を進められなかったか・・・等。
それでもこのように言ってくださる。全くありがたいことである。

そして飛び込み授業の意義について書かれていた。
その観点が自分と同じだったので、とても嬉しかった。
一つは、自分の授業での主張点を出すということ。学習技能を育てるという観点での働きかけを多く提示した。また、教材開発というのも今回の主張点である。
もう一つは自分の教師として日頃心がけている態度を示すこと。今回は「励まし」がキーワード。

スプリングさんは
・一つは、自学級で重視していることの表現
・出合った子どもたちに対する誠意
と書かれていた。

これらを考えたら、飛び込み授業にはいろいろな制限はあるものの、やはりその教師の学んだ来た道の集大成ということがわかる。その点では、今回のT小での飛び込み授業は、私の辿ってきた道だったのだと改めて感じた。そういうことを考えさせてくれた貴重な機会だったのだ。

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2006.12.04

人との縁

今日は秋田県T小学校での飛び込み授業&講演。
1学年1学級の小規模校ながら、近隣等の学校の先生方も研修会に参加されており、合計で14名の参加者だった。秋田は私が教員になるまで暮らしたふるさと。いろいろな縁があった。

1 子どもたちとの縁
飛び込み授業をされる子どもたちはどんな気持ちなんだろうかと前日考えた。慣れている担任の先生、周囲には参観者。間違いなく緊張しているだろう・・・と思った。
確かにそうだった。でも、それが子どもたちにとってはプラスだったと思う。授業に集中して、私が持ってきた資料の読み取りを一生懸命にして、進んで発表してくれた。1時間だけの付き合いだったけど、本当にすばらしい子どもたちと思った。なお、飛び込み授業のことについてはいろいろと感じることがあったので、のちほど記したい。

2 校長先生との縁
今回は校長先生のお招き。主として雑誌やネット上での知り合いである。研究会で以前(十数年も前)発表をお聞きしたことがあったが、その時にご挨拶をしたわけではなかったので、実質今日が初対面。
本当にお若く、これからどんどんと新しい動きを起こしそうな方だった。実際に今までも野口先生、上條先生を招いたセミナー(校内を中心として)を開かれている。教職員は間違いなく大きな刺激を受けるであろう。
だからか、講演後の質疑応答での質問も的を射たものが多かったし、「よりよい授業を目指そう」という雰囲気が感じられた。校長先生の学校マネジメントのすばらしさであろう。

3 秋田時代の縁
 参加者のお一人にKさんがいた。私が大学卒業後に勤めた会社にいた先輩の奥様である。年賀状のやりとりをしていたので、すぐにわかった。研究会終了後に先輩に電話をした。実際に声を聞くのは20年ぶり。話し方は20年前と変わらず。教員を経て、今は生涯学習センターにお勤めとか。会社時代はいろいろと苦労があって、その時のことを思い出した。また、校長先生のお知り合いも私の身近なところにあって、まさに人と人との縁を感じたものだった。

ということで、とっても幸せな気持ちで帰りの雪道を走ってきた。なかなか秋田に行く機会はない。今回は6年ぶり。実に有り難い機会だった。

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2006.11.15

講演の組み立て

今回の宮城県視聴覚教育研究大会での講演は90分。
今までも2時間やほぼ一日講師というのもあったが、それらは模擬授業やワークショップが入っていたので、それほど長いと感じなかった。しかし、この90分は構成を考えたら、微妙だなあ・・・と思っていた。自分の話だけでは90分は無理だよなあ・・・「笑わせられる人」が本当に羨ましいと何度も思った。

結論は「自分の強みを生かす」ということだった。模擬授業。いろいろな場でのIT活用のプレゼン。自分が入っていたプロジェクトの成果。今まで実践したワークショップ。そして学会発表。
ということで次の6つの構成。

1 模擬授業・・・漢字と社会
2 シンプルなIT活用とは・・・次々とスライドを紹介・子どもの感想も紹介
3 IT活用と学力・・・国の動向と数的なデータ紹介
4 ITを活用した授業を考える・・・ワークショップ風
5 IT活用仕事術・・・すぐに役立つ仕事術
6 こんな授業をしてきた・・・プレゼン学習、情報社会を教える学習

6つの構成だから、一つ平均15分。1と4で書く作業や考える作業も入っている。特に最初に模擬授業をすれば、IT活用のイメージも持ってもらえるし、多少笑いも入るので、会場の雰囲気も変わるだろう。活動のバランスもいいかな・・・として最終的に決定した。
考えてみたら、これは授業の構成と同じだ。やはり、授業の組み立てはいろいろな所に応用できるものだと実感。

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2006.11.14

宮城県視聴覚教育研究大会で講演

今日は上記の大会で講演。
県の大会での講演は初めてだ。

午前中は研究授業。9月に続けて皆川先生@北方小の授業を参観。
前回の授業もよかったが、今回はさらにブラッシュアップ。
IT活用が本当に自然そのもの。授業の中に溶け込んでいる。目的も明確。
さらに、今回気づいたのが次の2つ。

1 デジタルとアナログの融合
 今回、昔のかまと炊飯器を準備されていた。実物が実に効果的。また、プロジェクタで映すはするが、効果的な板書もしっかりととっていた。まさにデジタルとアナログが授業の中にうまく融合している。
2 発問のよさ
 今回は思考を深める発問と、小刻みな発問が光った。コンピュータが入った機器の問題点を考えさせる場面では、子どもたちが一瞬沈黙した。でも、それは「思考を深めるもの」で、まさに『沈黙は金』。その後の学習が深まった。

今回は「情報テキスト」を使用されていた。子どもたちの学習に有効ということを感じた。

さて、私の講演。自分の目では客観的な評価ができない。反省点も多いのだが、皆川先生が有り難い感想を送ってくださった。以下転載する。自分の振り返りは明日書くことにする。なお、JJさんも有り難い感想をブログに書かれている。これにも感謝。

--------------(皆川先生より)

■いきなり模擬授業
 ・どんどん指名,会場を動き回る正寿先生
 ・正寿先生の動きを追う参加者
  #おそらく,こういう講演は想定外だったのでしょう。

 ・スライドを出すタイミング,お見事!!
  #グッと引きつけておいて,答えスライドを出す。見習います。

 ・意外性のある資料の提示
  #会場から「はぁー!」という声

■シンプルなIT活用とは
 ・「はっと汁」の由来の話から,
  「IT活用も,使いすぎは御"法度"です」・・・これは名言!

■IT活用ありとIT活用なしの学力
 ・文科省の報告を示し,情報化の動向を示す
  #これも,ほとんどの人は初めて見たような感じで目が点になっていました。
  #IT活用の皆川報告を紹介していただき,感謝

■ITを活用した授業を考える
 ・プロジェクタと実物投影機の<良い点><よくない点>
  個人で書き出し,その後グループで情報交換
  #90分という講演時間のポイントでこのような活動を組み込み,
  #ときに集中させ,ときにリラックスさせる工夫,見事!

 ・デジタルとアナログの共存について本日の授業の様子を写真で紹介
  #会場から「オォ!」という声が上がる。これぞIT活用!
  #こういう提示の仕方も,見たことがない人には驚き 

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2006.11.10

校内全体研究会の司会

今日は校内研究会。全体研である。司会がまわってきた。
校内研の司会は、研究主任が行うことが多いであろうが、本校は学年主任クラスの輪番制である。本校は前任校等では教務主任や研究主任等を経てきている人も多く、輪番制になっても、それなりに適切なリードがされている(だから以前から輪番制というしくみなのだろう)。議論もそれなりに深まっている。

ただ、自分としては「一部の先生に発言が終始している」という点が、残念だった。40人近くの校内研参加者と限られた時間を考えたら、議論を考えるためには一部になってしまうのは仕方ない面はある。しかし、今日は自分の司会でせっかくのチャンスだ。「ひらすら聞くだけ」という先生がないようにしようと考えた。

今日行ったのは「グループ討議」だ。一回限定。
今日のテーマである「高め合い」の場面で、参観者からいくつか意見が出たあと、授業者からもそれに対する意見が出た。そこで、「今日の授業でよりよい高め合いにするには、どうすべきだったか。代案をグループで出してほしい」と話した。このような場面なら、グループ討議に値する。
「あくまでも今日の実験を前提にすること」「時間は4分」「まだ発言していない人がグループ代表で発言する」ということも言った。

すると研究会の雰囲気ががらっと変わった。やはりみんな話したいのだ。7つのグループから「なるほど」という代案が次々と出てきた。司会をやっていて、これは嬉しかった。代案はそのままオープンエンドにした。
惜しかったのは、この討議を始める時間が少し遅かったこと。もう20分早ければ、その代案をさらに検討ということもできたかもしれなかった。これは次の楽しみとしてとっておこう。

結局は司会も授業の腕と同じ。教員の研究会も子どもの話し合いも組織化する原則は似ていると感じた。

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2006.11.04

発表のたびにわかってくる

今日は日本教育工学会での発表。
今まで学会発表は先週の協議会大会で2度。この日本教育工学会は初めてである。
協議会大会と違うのはこちらは研究者中心であるということだ。
論文集の分厚さ。そして、その質の高さ。
このような学会で発表できることを光栄であると思うと共に、それに見合った実力をつけなければ・・・と思う。

さて、そのような学会であるから事前の準備はかなりしたつもりだが、まだまだ・・・というのを痛感した。

・言葉の吟味
・プレゼンの組み立て
・プレゼンシートの工夫
・話し方や主張点の伝え方
・質問への答え方
・そして何よりも研究そのもの・・・・

これらすべてにおいて、学会でプレゼンができるための基礎力を身につけなければいけない。いつまでも同じパターンでするわけにはいかない。発表のたびにわかってくる。

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2006.10.28

学会発表

今年は2つの学会に論文を出している。
今日は前半戦。全日本教育工学研究協議会全国大会だ。
テーマは「情報社会について学ぶ小学生向け情報テキストの開発と効果」。堀田先生との連名である。

プレゼン作りは一度研究会で行っている。今回はその時の反省点をもとに修正、そしてくり返しのプレゼン練習が準備となる。その点ではかなり時間をかけた。

その結果だが、「まだまだ力不足」ということを痛感した。
自分でプレゼンシートを作成している時や、練習をしている段階では気付かないことを、他の発表者のプレゼンで気付くのである。
たとえば・・・

・もっと見やすいスライドへのこだわり
・研究内容自体の深まり
・プレゼンでの語り口調
・質問への適切な回答について

こうやってみると、わずか10分間にその人の持つ様々な力がまさに集約されているということがわかる。

考えてみれば学会発表のデビューが1年前。このプレゼンが2回目。圧倒的に経験不足なのだ。だまっていても力はつかない。その点では精進あるのみだ。
まずは目の前の次の目標に向かってスタートである。

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2006.10.14

教師の修養

先日の職員会議で校長から新聞記事の紹介があった。
野口芳宏先生の「出発点は教師の修養だ」である。野口先生の話題が会議で出ることは、本校に来て初めてだった。書かれている内容がいいとやはり目にとまるのだ。

改めてWebで読むと、明快な主張である。「要するに教員は自分以外の「他者改善」に熱心なのだ」という部分などは、「そうそう」とうなずいてしまった。もちろん自戒をこめてだけど。

この記事を読んで、校内修養会なるものは開けないものかと思った。生き方を考えるような講師を招いての1時間の学習会。研究会の一部を使って一人5分の「私の学ぶ」といったスピーチでもよい。公的な形が無理なら、自主的な修養会。最終的にはそれらが教育活動にプラスになることは間違いないだろう。

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2006.09.30

北方小公開2

昨日の続きである。

公開授業が終わってからは、皆川先生の研究発表と堀田先生の講演だった。
その内容も楽しみだったが、皆川先生のプレゼンと堀田先生の講演の組み立ても楽しみだった。

通常の研究発表はプレゼンの最初に「研究主題」がドーンと出てきて、読みにくい「設定理由」「仮説」「研究構想図」が出てきて「またか・・・」と思うことがしばしばだ。
しかし、皆川先生はやはり違っていた。象徴的な1枚の写真(先生方の授業の一場面を集めたもの)から入り、主張をずばり。導入から引きつけられた。
それにしても研究の内容はすばらしい。
「教師の授業力向上なくして児童の学力向上なし」という考えのもと、数多くの研究授業と事後研究会を重ねた事実。こういう職員集団を創るのは容易ではない。研究通信を読むと、そのための布石が随所にうたれているのがわかる。その点で今回の公開は、研究内容の公開であると共に、「研究方法の公開」でもあると感じた。

堀田先生の講演は何度聞いても新しい発見がある。
今回は特に自分も登米市で講演をするので、その組み立て方に注目をしていた。
最初は本日の授業スライド。初めて見た人は度肝を抜かれたであろう。自分もそうだった。しかも、象徴的な写真がずらり。いわば、「具体的な授業解説」になっている。そして、一般的なIT活用の話へ。具体から一般という流れが実に自然。
さらに客層を意識したデータが次々と。行政の皆さんが注目する資料もあり、思わず「なるほど」と唸ってしまった。
講演時間は70分。本当に夢中になってお話を聞いた70分だった。
満足度120%の公開研究会だった。

公開研究会への参加だけでも十分な学びなのだが、その後、メーリングリストや各自のブログでさらに「復習」が行われている。他の皆さんの参観記も学びとなる。特に渡辺先生と高橋先生のものは、研究を的確にまとめており、参考になった。いずれ、有難い公開であった。

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2006.09.29

北方小学校公開1

皆川先生は私が尊敬する先生のお一人である。
研究に対する真摯な姿勢、子どもたちを見る目の確かさ。そして話しているとよくわかるのだが、誠実である。だから、時々頼りにしていろいろと助けていただいている。

その皆川先生が研究主任を務める北方小学校の公開研究会が今日あった。講演会は堀田先生。十分に期待できる公開である。年に1回の県外研修の場を迷わずに今日にした。
一言で言えば、実にすばらしい公開であった。研究発表から、北方小学校の着実な前進が、そして職員の意欲的な研究ぶりが伺えた。

参観した学級は皆川学級。5年生の社会科、工業地帯。社会科授業としてのよさが随所に出ていた。たとえば・・・

・社会科的な学習技能を伸ばしている点(写真の読み取り、地図技能)
・習熟もしっかりと行っている点(京浜、中京、阪神・・・)
・それでいながら全てを教えず、さりげなく調べてみようね と言っている点
・地図帳に履歴を残す点
・3枚の写真の共通点を探させている点(見方が育つ)
・そして何よりも、太平洋ベルトの工業地帯と金ヶ崎を比較している点(社会的なものの見方を育てている)

IT活用の場面はもちろん適切であった。それ以上に社会科として大事なポイントをしっかり押さえた授業に感心した。

担任をしながらの研究主任としての公開は、かなりハードである。紀要書き、他の先生方の指導案チェック、公開のプロデュース等の他に自分の授業ものだ。しかも研究主任ということで参観者も多い。7年前に高浜小学校で国語の説明文の公開をした時(そういえば、日にちも9月29日だった)には、まさにそうだった。
それらをしっかりとやり切った皆川先生に拍手をしたい。
(堀田先生の講演については明日掲載)

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2006.09.28

模擬授業のよさ

今日は社会部会の全体研。授業者は今年転任してきた先生だ。
社会部会の部長を4年連続してきているが、今年は私以外は皆新しいメンバー。その中での全体研究会。
9月初めに授業場面を決め、社会部会の研究に沿った授業案を考えていただいた。私からも随時アドバイスをして、1週間前には指導案もほぼできた。

例年であれば、あとは前日に軽く模擬授業をして、当日に臨んでという形だ。今回は2日前の設定。
今回は模擬授業の途中でも随時ストップして、子ども役の先生方が即代案を出した。発問を受けて実際に「これだと考えにくい」「分類の種類は別の項目がいい」といった発言がいくつか出た。その意見を受け入れるかどうかは、あくまでも授業者の判断(結果的にはほとんど受け入れられたが)。

さて、本番。見事な授業だった。社会部会の主張項目がきちんと入っている。子どもたちに力がついていることがわかるし、思考を促している授業という点でもよかった。指示発問の言葉も削って、すっきりしていたのも印象的だった。
その点では、模擬授業が果たした役割は大きかったと思う。力量アップという観点からも、どんどんと入れていく方向性で行きたいものだと感じた。

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2006.09.25

京都橘大学シンポジウム2

昨日のことが、すでにいろいろな方のブログに出ている。
まずは、コーディネーターの池田先生。清水寺をご案内してくださった糸井先生。会場でご挨拶した前田先生。そして、genさんという方も書かれている。他にもかかれている方がいるかもしれないが・・・・。

このような方々に見て頂いたことも有難いが、何よりも一緒に模擬授業をした先生方の刺激は大きかった。皆さん、著書をバンバンだされているし、全国のあちこちを飛び回っている。杉渕先生の力をつける授業、土作先生のネタ&仕掛け、赤坂先生のコミュニケーション力と、どれもやってみたいと思うような内容だった。「凝り固まってはダメ、もっと柔軟にいろいろ取り入れなくては!」という思いにさせていただいた。
このような多くの人との出会いも今回のシンポジウムの大きな財産だ。

さらに模擬授業とシンポジウムですてきな反応や質問をしてくださった学生さんたち。会の終了後、たくさんの名刺交換でお一人お一人が礼儀正しくてびっくりした。このような学生さんたちが全国あちこちで教師になったのなら、いい教育現場になるなあとつくづく感じた。

新しく出会えた皆さんに感謝!

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2006.09.24

京都橘大学シンポジウム1

今日は京都橘大学シンポジウム。たくさんの学び、そしてたくさんの刺激。いいシンポジウムに参加させてもらった。今回は池田先生@京都橘大学のお招き。私の役目はIT活用の模擬授業。ただし、他にも3人の実践家が招かれ、共通項として漢字指導をする。この話が来た時に「漢字指導か・・・」と迷った。十分な蓄積がないからだ。

しかし、池田さんからのお話であれば断れない。また、杉渕先生、土作先生、赤坂先生という一流の実践家の模擬授業を見られるという気持ちも前向きにさせた。
IT活用より、まずは漢字指導の授業作りが基本。役立ったのが過去20年以上購読している雑誌「国語教育」である。ところが漢字指導の特集は意外と少なく10冊にも満たなかった。それでも基本的な今までの指導の流れがわかった。さらに文献をいくつか購入。そこから模擬授業の構想をして、先週はこれが中心の毎日だった。

他の先生方と内容がだぶらないように次のような内容で行うことにした。 

□模擬授業の重点
 ■ 漢字の特色・おもしろさについて考えさせ、漢字についての関心を高める
 ■ ITを活用して、わかりやすい授業を行う

□ 模擬授業の流れ
1 木のつく漢字を考えさせ、発表させる
2 「果」「巣」「桜」「梅」といった木のつく漢字の成り立ちを考えさせる
3 「森」のように3つ重なった漢字について考えさせる(品、晶、轟など)
4 3つ重なった漢字を創作し、発表させる(「笑点」での例を紹介)
 ※随時グループでの相談等を組み入れ、集団で学ぶよさを感じ取らせる

子ども役は橘大学の学生さん。とても意欲的で模擬授業だけど、普通教室で授業をしているようだった。その点で自分の目標は達成できたと思う。
他の3人の先生方の主張は強烈だった。杉渕先生の授業テンポはライブでなければわからないと感じた。土作先生の確実に漢字を覚えるための仕掛けや個別指導での声がけはさすがと思ったし、赤坂先生の子ども役の学生さんへの関わり方、盛り上げ方は一級品であった。
当然、シンポジウムも刺激的。登壇者の主張を語る時間が十分にあったので、それぞれが自分の世界のお話をする。池田先生のコーディネートぶりもさすがであった。「もっともっと学ばねば!」と思うような時間であった。

今回は登壇者としての参加だったのだが、結果的に自分が研修会で学ぶ会となった。かかわってくださった先生方に感謝!

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2006.09.02

学会論文への取り組み

今年の夏はあちこちに出掛けたが,同時に大きな仕事があった。学会の論文執筆である。
昨年が初体験だったが,今年は2本。「全日本教育工学研究協議会全国大会(熊本)」と「日本教育工学会全国大会(大阪)」である。
協議会の論文はすでに送付が終わり,工学会も終了直前である。

今まで多くの教育実践論文を書いてきた。雑誌や本の原稿も十数年書き続けてきた。それでいて,なぜ新たに学会論文を書こうとしているのか。ずばり,自分に力をつけるためだ。
確かに今まで多くの文章を書いてきた。しかし,それらと学会論文はまた別物だ。新たな視点,新たな見方を学会論文を書くことによって学んでいるのである。事実,学会論文は協議会が4ページ・工学会が2ページだが,仕上げるまでに取り組み始めから数えると数ヶ月かかっている。いったん執筆をしても,何度も何度も修正作業が必要だ。これは学会論文に取り組むことでできる貴重な経験だ。

学会発表が論文を書いて終わりではない。今度はプレゼン準備だ。これもしっかりとした取り組みが必要だ。そこから学ぶことも多い。この秋の発表後に自分に力がついているように努力していきたい。

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2006.08.28

講座の反応

今日,8月8日の郡山市教育研修センターでの講座の感想等が届いた。
実に有難い内容だった。ここには書かないが,自分が準備していったのが報われたと感じた。むろん,多少のリップサービスはあると思うが,それでも自信につながるのであれば,やはりありがたいものである。

しかしながら,自分も研修会を企画しているのでわかるのだが,講師の先生には苦言は届かないしくみになっていることが多い。たとえば,「ここをもうちょっと・・・」といったことは,アンケート用紙にはなかなか書きにくい。また何かしらの注文が書いていても,担当者がそれを講師に見せることはないだろう。
だから,なおさら思う。講師等の仕事のあとは,自己評価をしっかりとしなければと。自分に厳しいぐらいでちょうどいいのだ。
これは学校の仕事でも同様。周囲に年下が増える。注文を言いたくても言えない人がいるかもしれない。だからこそ自己評価が必要だ。自分がブログを書いている理由の1つも自己評価なのだ。

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2006.08.13

振り返り その2

1~11日のロードで各地に行けるということは大きな楽しみだった。
大学時代,ワンダーフォーゲル部に所属をしていたので,もともと見知らぬ土地に行くのが好きだった。寝袋で駅に寝ることも全然苦にならなかったし,今も時刻表をじっと見るのも好きだ。

もっとも今回は,現地に行ってあちこちを見学する余裕はない。それでもたくさん楽しむことができた。

□現地ネタをプレゼン
 自分のプレゼンの中に現地ネタを少し入れた。都道府県クイズだったり,その土地の有名なもの等である。これは調べる過程がとても楽しかった。一つの教材開発だからだ。宮城の佐沼が大友克洋さん(漫画家)の出身地だということは,中学校の一部の先生方にとっても驚きだったようだ。また,三木市が山田錦(酒米)や金物の他にゴルフ場が多くあるということもおもしろかった。グーグルアースで見てみると,確かにゴルフコースが沢山。自分の知識も増えた。

□短時間でも「旅」を楽しむ
 短い時間でも旅は楽しめる。今回は姫路に宿泊した時に朝姫路城を見に行った。ホテルに自転車のレンタルがあったから助かった。お堀の周囲には朝からウォーキングする人がけっこういた。身近な世界遺産ということがわかった。鳥取では鳥取空港から倉吉市に移動する途中では美しい日本海が見られた。北海道の空気も味わえたし,東京でも久々のナイター観戦,家族との小旅行と楽しめた。

□「味」に堪能
 北海道では3日間とも美味しい料理を堪能した。ふだん味にうるさいわけではないのだが,それでも「本当に美味しい」と何度も思った。鳥取では久々にハタハタを食べることができた。秋田では名物だっただけに懐かしい味だった。

□何よりも「人」に感謝
 今回あちこちからお招きを受けたのは,そこに自分とつながりのある「人」がいたからである。皆様との再会。そして新たな出会いもあった。人とのつながりがなければ,今の自分はない。その点では本当に感謝したいし,同時にたくさんの元気をいただいた。

 8月上旬の分はこれで終わり。本当に充実した日々だった。

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2006.08.12

振り返り その1

8月1日~11日にかけてのロードが終わった。自分にとっては今まで経験をしたことのない日々だった。無事,自分の責務を果たすことができ(評価は別にしてまずは行うことができた),少しホッとしている。自分の中で感じたことを簡単に振り返りたい。

□自分の中での「強み」を再認識した
 依頼された内容は「授業づくり」「社会科におけるICT活用」「模擬授業」「ICT活用のワークショップ」「コンテンツ活用発表」「地域のよさ・日本のよさを伝える授業」「キャリア教育」等である。幅広いように思われるが,皆一つにつながっているものである。キャリア教育も「人の生き方を考える」という点でリンクする。今まで自分がしてきたことがそのまま「強み」になるものだと再認識した。
 これは逆に言えば,自分が講師するとしたら,「こういうテーマが得意です」とはっきりと言えるようになったということ。今後はこれに「情報社会について教える」という項目が入るだろう。

□内容の組み立ての大切さ
 名人は2時間,ずっと講話だけで聴衆を引きつけることができる。自分はもちろんそういうことはできない。その点では,「模擬授業」「プレゼン」「演習」というものを組み合わせるようにした。結果的にはこれがよかったと思っている。

□本を執筆した経験が生きている
 今回の話では今まで本に執筆した内容を生かすことができた。授業づくりにしろ,教材開発にしろ,結局自分の主張は著書の中にあるのと変わらないからだ。その点では「本を書く」ということは,結局は自分の主張の反映なのだということがよくわかった。

□反応は・・・
 講座をしていると,聴衆の反応がよく見える。「今はよく考えているなあ・・・」「ちょっと飽きてきたかな・・・」「話す内容を変えた方がいいなあ」と様子を見ながら,話をした。聞き手の経験や人数,そして時間帯によっても様々な違いがあることがよくわかった。それらに柔軟に対応できることが大切なのだろうと思う。その点はまだまだだ。

 自分にとっては一つのチャレンジだったこのロード。一つの山を登った感じ。これはこれで自信になった。このような機会を与えてくださった皆様に感謝。明日はロードを通して,自分が楽しんだこと,感じたことについて。

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2006.08.11

三木市で講座

今日は兵庫県三木市で講座。プロジェクト等でご一緒させていただいている三木市教育センター副所長の梶本先生のお招きである。希望制の講座(しかも単独)ということだったが,50人の参加者が集まった。お盆直前のこの時期にこれだけ集まるのは,梶本先生のご努力なのだろうなあ・・と思う。改めて感謝。

三木市の教育の情報化についての取り組みは,いち早いものがある。読売新聞の教育ルネサンスにも取り上げられた。そのような中での講座なのだが,初心者中心ということで予定された内容で行う。教員の平均年齢が47~48歳ということで私よりはかなり年配の先生方に指名したり,突っ込んだりしたが,その点はベテランの先生方。上手に受け答えしてくださった。これもあっという間の2時間だった。

これで1日から始まった長期ロードも無事終了。自分の務めを果たすことはできた。それだけではない。今まで経験できなかったことを経験することにより,自分の中での「強み」を意識をすることができた。それについては,明日以降しっかりと振り返りをしよう。

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2006.08.10

灘手小校内研

仕事日記にも書いているが、今日は倉吉市立灘手小学校校内研修会の講師の仕事。
山脇さんのお招きだ。

山脇さんとはNHK「体験!メディアのABC」のプロジェクトで5年前にお世話になってからの縁。このプロジェクトは藤川先生@千葉大からのお誘いだった。そして堀田先生との出会いの場だった。教員では、山脇さんをはじめ、高橋さん@岡山、糸井さん@京都、重松さん@大阪と出会った。今もいろいろな面で縁がある方ばかりだ。
もし、このプロジェクトに入っていなかったら今の自分は情報教育にそれほど関わってはいないであろう。その点では運命的なプロジェクトだった。

今回は一日いっぱいの研修。「模擬授業」「講話」「ワークショップ1」「ワークショップ2」である。自分としては、ワークショップ1と2をどうするか結構吟味した。ICTというテーマだったので、IT機器の特色について話し合いをして、それをもとに簡単な授業場面をプレゼンするという形をとった。これについては、前段の模擬授業と講話がポイントになる。それらの話があってのワークショップだからだ。
実際に最後の授業場面のプレゼンでは4グループそれぞれから、機器の強みを生かした2学期の授業プランが出てきた。

講座やワークショップの間は夢中でしているから、時間はあっという間。特に模擬授業が延びたのが反省。でも、すべてのプログラムが終わった時には自分として充実感があった。灘手小の先生方の意欲があったからこそであろう。招いてくださった山脇さんに感謝。

それにしても倉吉は「くらしよし」から来ているというように、いい所だった。鳥取は初めて来たが、その土地の印象は初めて訪れた経験で決まってしまう。昨日、今日と出会った人、出会った場所、皆すばらしかった。鳥取、いいところである。

 ※山脇さんがブログに校内研の様子を書いてくださった。率直な感想は励みになる。

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2006.08.08

郡山でのIT活用研修会

今日は郡山市教育委員会教育研修センターでの講座講師。
「社会科におけるIT活用」がテーマである。午後からの講座なのだが、受講者の様子を見たいということもあり、開始段階から参加。

郡山市は人口30万以上の中核都市。県庁所在地ではないが、県の中心都市。研修センターのWebを見てわかるように、環境整備がとても進んだ市だ。担当者のお話だと、プロジェクタは最低でも2学級に1台、新しい学校では全学級(天吊り)で配置しているとのこと。東北にもこういう進んだ市もあるのだ。
そんな環境の中での講座である。

「理論的は話、模擬授業、教材開発の話、演習、今までの実践」というように、様々な活動を組み合わせた形で3時間。受講者も固い雰囲気も最初はあったが、模擬授業でや演習で発言するようになってからは笑顔も見られるようになった。私としてはっという間の3時間だった(講師として行うと本当に時間がたつのがはやい)。

帰りの新幹線の中で、参加者のお一人から、「私たちへの話の進め方、話し方や時間のとり方などに、先生の「授業力」が垣間見られ、本当に感心させられました」というメールをいただいた。こういう感想は講師冥利につきる。
8月上旬の5つの講師のうち、これで3つが終わる。残りの二つもがんばっていこう。

 ※この研修会に同行者として参加された阿部さん@福島が感想を書かれている。感謝。

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2006.08.04

佐沼中研修会

今日は宮城県佐沼中学校の校内研修会講師。
なぜ県外のしかも中学校の講師か。今年の1月に皆川先生@宮城のお招きで行われた授業づくり研修会が縁である。その時に参加されていた先生からの依頼。一つの仕事が別の仕事を生んだような形。ありがたいことだ。

内容はキャリア教育について。教材と発問の工夫を交えてということだった。
7時に学校に行き資料を印刷・丁合・製本。プロジェクタ・スクリーン・実物投影機を積み込み7:50出発。早めに佐沼に着いたので、少し待機。9:30過ぎに佐沼中へ。
10:00から校内研。席に座った時点で中学校の先生方のすばらしさがわかった。席が前から埋まっていくのである。よく、席が後ろから埋まって司会者が「一つ分前に詰めてください」ということがある。その様子とは大違いだ。しかも始まる前に元気な挨拶や会話が飛び交っている。明るい教師集団ということがすぐにわかった。

内容は次の4本だて。

1 佐沼中の研究概要について
2 模擬授業(社会・生き方に関わる)
3 ミニワークショップ(職場体験学習の授業プラン)
4 まとめ

こちらが一方的に話すのではなく、指名をしたり、ワークショップをしたのであっという間の1時間半だった。予想通り反応もすばらしかった。
裏プログラムとして「IT活用について」も随時触れる。教材研究でのIT活用の成果(漫画家の大友克洋さんが佐沼中出身だった)にも共感してもらえたし、研修会終了後熱心な先生にIT活用について質問を受けたので、雪プロのプレゼンをその場で紹介をする。「プロジェクタ、個人で買おうと思います」とその先生は話していた。

昨日の雪プロと同様に前向きな先生方の研修会は本当に楽しい。そう改めて感じた。

※昨日の雪プロの研修会について、笹原さんが鋭い論考をしている。さすがだなあ。実は2日間、笹原さんのプレゼンや語りも刺激になっていた。笹原さんとは8月下旬にまたご一緒するイベントがある。楽しみである。

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2006.08.03

やはりすばらしい!雪プロ集団

雪プロ2日目。今日は「トーク&トーク」で出番。佐野先生へのコメント。すばらしい実践だった。若い先生方の勢いは本当に刺激になる。自分は「シンプルなIT活用」について提案。ふだん心がけていること。神林先生から、ありがたいコメントをいただく。笹原先生のパッケージの話は、貴重な情報だった。自分も教材群の作成しているので、今後の参考になる。

堀田先生の講演では、新たな視点からの情報をいただく。定期的にお話を聞いたり、スライドを見ているのだが、いつも新しい視点やスライドがどんどんと出てくる。改めて驚く。また、今後自分も話をする機会がある。その視点で見ていくと参考になる部分がたくさんあり、新鮮だった。

この2日の雪プロ研修会。やはりすばらしいものだった。内容そのものもののよさだけではなく、「人」がとにかくすばらしい。「また来たいな」と終わった瞬間に思える研修会はそんなにない。それはやはり雪プロ集団の皆さんがすばらしいからだと思う。この雪プロは昨年も今年もそう思った。
2月9日にまた研修会がある。参加して刺激を受けたいと思っている。

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2006.08.02

雪プロ夏の研修会初日

雪プロ夏の研修会の初日に参加。
昨年も夏におじゃまをして、雪プロメンバーの熱意に感心したものだった。今回も同様だった。

割石先生、神林先生のテンポのいい講座。笹原先生の理詰めなプレゼン。
ワークショップでは、リーダーを中心に皆さん初対面ながら、1時間あまりでコンテンツを探して模擬授業プランを作るというところまで行うことができた。練習する時間も限られていたから模擬授業者は大変だっただろうが、皆さん堂々としていた。このようなワークショップと模擬授業を行うという経験はとても大きい。
そして堀田先生のお話。いつもながら新しい視点からのお話。言葉がスーッと入ってくる。最後に新保先生の元気の出るミニプレゼンで初日終了。

「コンテンツを活用した授業の原理原則」というお題をいただいていた自分は、以下の内容でプレゼン。雪たんけん館を調べたり、子どもたちにそれを使った授業をしての内容である。

■写真資料をどう教えるか
   ・「一枚の写真」は発問がポイント
   ・コンテンツの見方を鍛える
   ・どのコンテンツがどんな時に効果的か考える
■学習技能をどう教えるか
   ・ 「Web百科事典」の調べ方を教える
   ・ 「学び方のモデル」を生かす
■教材開発をどう進めるか
   ・利雪・活雪の視点を取り入れる
■ITの強みをどう生かすか
   ・バーチャル体験をリアル体験に結びつける
   ・クイズ性・ゲーム性を生かす

プレゼンで迷った部分で言い直しがあったところが反省点。どうしたら的確に自分の言いたいことを伝えられるか。他者に学ぶことは多い。

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2006.06.28

部会公開授業

今日は社会科の公開授業を行った。武士の世の中の発展学習で「水墨画を描き、その見方を深める」というものである。(授業の内容はのちほど、学級通信で掲載する予定)
12日に研究授業を行った。本校における「モデル学習」である。今年は社会科部会員が私以外は新しいメンバーなので、「ではチャレンジ学習も行いましょう」ということで、今回の公開授業となった。

今までも、取材授業・訪問授業等で「参観したい方はどうぞ」という形で公開はしてきた。今回は本校の先生方のみが対象ということでは初めてだ。次のような形だ。

・指導案は本時のみ(今回は2時間だったので、A4で2枚)
・社会部会は部分的でいいから必ず参観。他の方は自由。
・ぜひ参観してほしいところを明記。
・授業記録や事後研究会は持たない。(感想等は交流)

一昨日が全体研。明日が管内体育実技研公開授業という週にあって、合計で7人の先生方が参観をしてくださった。有難いことだ。
行ってみて、このような気軽な形で部会で研修ができればいいなと思っていた。そうしないと、実質的には一人1回の研究授業のみで研究のまとめを書くことになる。研究授業は一人1回は不可欠だが、それに加えた公開授業(それも主張を含めたもの)を今年は数回行って、部会の研究を発展させていきたいと思う。

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2006.06.15

研究授業2

学級通信 プロジェクトZ 第42号より

 「武士の館」の想像図を読み取ったあとの続きです。
 子どもたちに聞きました。

 武士は誰のために武芸をみがいていたのでしょうか。

 これは「社会的なものの見方や考え方」を育てるための質問です。子どもたちからいくつかの見方が出されます。その出されたものを討論します。きわめて根拠を持った討論です。本や資料集に拠る場合もありますし、自分の考えをストレートに出す場合もあります。
 その話し合いの過程で子どもたちは一人一人の見方や考え方の違いを知ります。友だちの考えで学べる点は学ぶというわけです。これが「社会的なものの見方や考え方」を育てることにつながるわけです。

 この時もそうでした。子どもたちからは次の4つが出てきました。

・将軍のため
・自分のため
・家族のため
・村のえらい人のため

 このうちのどれがよりふさわしいか討論です。くわしいことは略しますが、いい話し合いができたと思っています。
 最後は自分の言葉でまとめます。次のような例が出てきました。

①武士は馬に乗るような武芸をみがいていた。それは戦いの備えるためであった。また、いろいろな人のために命をかけて戦うこともあった。その戦いのために毎日練習をしていたのである。
②武士は武芸をみがいたり、家来に農作業をさせたり、いくさに備えたりする生活であった。いくさは自分たちの領地を守るためである。そのために武芸をしていた。

 どの子たちも「くらし」と「武芸をみがく理由」を書いていました。いい学びができたことは次の授業感想からもわかります。

・今日は武士のくらしで気付いたことを発表しあいました。友だちはぼくが気付かなかったことも言っていたのですごいと思いました。
・今日は絵の読み取りができてよかったです。特に友だちの発言で領地という言葉が出てきて、とてもわかりやすかったです。私も上手に発表をしたいです。
・今日は武士のくらしなどがよくわかりました。武士は日ごろから戦いに備えているのですごいと思いました。

 参観者からは、「子どもたちからたくさんの気づきが出てきましたね」「子どもたちの見方がおもしろかったです」といった声をいただきました。
 子どもたちのよさを他の先生方にも見せることができてよかったと思います。

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2006.06.14

研究授業1

学級通信「プロジェクトZ」 41号より

昨日の研究授業の様子を記します。最初に次の教科書の想像図をスクリーンに映しました。

 教科書にはこの想像図が2ページ見開きにわたし掲載されています。その絵には実に多くの情報が詰まっています。それらを発見することが子どもたちの最初の目標です。
 課題は「武士はどのようなくらしをしていたのだろうか」です。
 学習の進め方を簡単に確認したあと、子どもたちに次のように指示をしました。

 7分で気づいたこと、思ったことを書きなさい。この時大切なのは何ですか。そう、「解釈」ですね。どのようなことなのか、自分なりの考えを加えてください。

 子どもたちには気づいたことだけではなく、自分なりの「解釈」もこのような絵の場合には書かせています。これが歴史や絵の見方を育てることになるからです。
 子どもたちは次のようなことを見つけました。

・弓矢やけんで鍛えている。いくさに備えているのではないか。
・女の人々は畑や田で働いている。食べ物を作っている。
・塀や堀で屋敷が囲まれている。敵が襲ってきても困らないようにしている。
・山などで馬が飼われている。いざという時に使えるようにしている。
・入り口がせまい。敵のうまが入りにくいようにしている。
・弓の手入れをしている。どんどん武器を増やして、戦いに備えている。
・やぶさめをしている。武芸の練習のためである。
・武士と農民では身分が違っている。
・入り口の上に小屋がある。敵がきてもすぐに連絡ができるように見張りをしている。
・牛の方が馬がより少ない。当時は馬の方が戦うために大事だったのだ。

 このようなことを子どもたちは20分以上連続で発表しました。発表をしていない時には一生懸命にメモをします。私は時々、理解を深める「ツッコミ質問」を入れたり、教科書や資料集で確かな証拠を探させたりしました。
 子どもたちがスクリーンの絵をもとに発表をしたので、聞き手は集中して発表内容を理解することができました。そして、発表内容は「農作業」「武芸を磨く」「戦いの準備」の3つに分けられることに子どもたちは気づきました。(つづく)

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2006.06.12

「スーッと流れる授業」

今年の研究授業1回目。社会科。鎌倉時代の導入。武士の館が中心資料の学習である。
今回はいくつかのポイントを考えていた。

・本校が今まで取り組んできた「モデル学習」に基づいた授業
・中心資料の読み取りと発表に時間を割く。その中で資料活用技能の向上を図る。
・友だちの発表を生かしたノート作りの在り方
・「指示・発問」の少ない授業

その他にも評価、話し合い等の観点があるが、自分の中では上記のものがメインである。指導案にもそれらを盛り込んだし、指導案通りに流れたといえば流れた。(もっと第2課題で深まった話し合いが出ると期待していたが、その点は少し残念)

しかし、終わったあと、何かもやもやっとした感じがした。研究授業で何度かあった会心の授業後の興奮があまりない。「スーッと流れたような感じ」。そう、昨年2月の地区社研(有田先生の研修会)の時の授業後に似ているのだ。かつての反省を生かせなかった自分を反省。

・提案性のある研究授業を
・もっと「こだわる」子どもたちを育てる

今年の研究授業は始まったばかりだ。これから何度か指導案を書いたり、公開授業をするであろう。これから先の2点を心していきたい。

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2006.06.08

事前研で模擬授業

今日は部会研究会で模擬授業を行った。事前検討会である。
いくつか理由がある。

・今年に入って模擬授業をする機会が多く、それなりの成果をおさめていた。部会研でも成果をあげるために応用しようと思った。
・指導案で検討をしていても、「どういう発問でここは行うのか」といった具体的な質問が出てくる。ならば、実際に発問を言ってもらい、反応を考える方がよいと考えた。
野中先生のブログにも刺激を受けた。また、酒井臣吾先生もかつて雑誌に「校内研を活性化させるために、模擬授業を取り入れたことがあり大成功をした」ということを書かれていた。

というわけで取り入れた。事前研の時間は50分ほど。その時間、全て模擬授業をするのではない。最初に単元、学級の実態、単元の構成、本時の位置付け等を検討。これらはスピードアップしてそのまま行う。そして、重要場面を2カ所、10分ぐらいずつ模擬授業。授業場面が参加者にはイメージ化できたし、自分自身の発問や指示もこの日までかなり磨かれたものになったと思う。
まず1回目はやってみたという段階だ。今度の授業者の時までは仕掛けも考えておきたいと思う。

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2006.05.14

身近なところでいい学び

今日は地区の子ども会育成会リーダー世話人研修会があった。
「自分の知っていることが多い研修会だろう」と勝手に想像して出掛けた。

ところが、行って市教育委員会で作成した子ども会研修会用の冊子「子どもの体験活動の手引き」を渡されて驚いた。学校教育でも活用できる内容がけっこうあるからだ。

まずは、レク。かつては子どもの遊びの王様だった鬼ごっこ。19種類も紹介されている。手づなぎ鬼、子とり鬼、地蔵鬼、高鬼、色鬼ぐらいはわかるとしても、やけど鬼、せなか鬼、あな鬼、あきす鬼・・・(もうこれくらいにしよう)と初めて知る鬼ごっこが続々。感心するばかりだ。

続いて推薦図書。低学年、高学年、中学、高校と推薦図書が20冊ほど紹介されている。「あーこれは読んだことがある」」「岩手の本もけっこう多いなあ」と一覧を見て、これも感心。

そして、家庭行事について。「地域のよさ・日本のよさ」を前面に出しているわりには、このごろはネタが少ない。このような日本の大事なならわしを伝えていかねば・・・と改めて思った。

その他にも、絵かき歌、草花遊び、各種データ等、充実した内容だ。参考文献を読むと本当に努力作の手引きということがわかる。身近なところでいい学びができた。

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2006.05.12

よき学び

今日は校内研修会。
講師として、M市の元校長先生を本校でお招きした。
事前に配布された資料を見て、「これは楽しみ」と思った。校長室便りが子どもの気持ちに沿ったものであると同時に骨太の考えも示されているからである。
事実、今回の研修会は学びが多かった。

半分はエンカウンター風の活動。半分は資料をもとにした講義だった。
導入からユーモアたっぷりの話で、いつのまにか指名・発言させ、私たちを巻き込んでいた。話し合いの組織化などと肩肘を張らなくても、自然に発言をしたいという気持ちにさせていた。ふと最近の学級の話し合い活動を思う。「定型化している」と思っているのは、実は「固定化」に向かっているのではないか。「創造と破壊」。この言葉が浮かんでくる。

活動の中で、ペアで「一人が今困っていることを話してください。もう一人が答えてください。ポイントはどれだけ真剣に聞いているかということです」と指示された。これは、子どもたちや保護者が困り事を話す時の対応に通じるもの。「一生懸命に話を聞いているか」ということだ。振り返ってみる。自分で聞いていると思っていても、時には次の準備をしながら子どもたちに対応していたかもしれない。もしかしたら、子どもたちはその態度を敏感に察しているかもしれない。「子どもの話を一生懸命に聞くのも教師の仕事」という言葉を思い出した。

実は講師の校長先生が担任時代、新採用時の研修の時に授業を参観したことがある。もう20年以上前だ。
図工の授業だった。私が質問をした時に、まっすぐに私の目を見て話を聞き、また真剣なまなざしで質問に答えてくださったことを覚えている。それほど、真剣に聞く・話すというのは印象に残るものなのだ。今回の聞き方の話もご本人が実践されていたのは確かである。だから説得力もある。

この研修から学んだことはまだまだある。これは別の機会に。

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2006.05.02

社会の読解力

「初等教育資料」(東洋館出版)の5月号の特集は「読解力を育成する学習指導の改善」である。
最初タイトルを見た時に、「ああ、国語の話か」と思った。しかし中身を見てみると、国語だけではなく、社会・算数・総合における読解力も書かれている。どうやら、自分がイメージしていた狭義の読解力ではないようだ。

詳しく読むとPISA調査における「読解力」がテーマだった。
定義は次の通りである。

「自らの目標を達成し、自らの知識と可能性を発達させ、効果的に社会に参加するために、書かれているテキストを理解し、利用し、熟考する能力」

なるほど、これなら社会科でもかなり関わりがある。しかも、その後のくわしい説明を読むと、「社会科ではどのような読解力を育成すべきか、もっと深くつきつめていく必要がある」と感じた。
しかも、今年行おうとしている本校の社会科部会のテーマとの関連もありそうだ。
具体的に何の取り組みをしたらいいのかは、まだ思い浮かばない。しかし、本校のテーマと読解力を関連づけて、一つの実践ができそうだ。チェックしておきたい。

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2006.04.01

「元旦宣言」

4月1日は教師にとっての「元旦」。今年度の「元旦宣言」である。
今年度、自分の実践をより深化させるために、一層の集中化を目指す。
テーマは「グレード・アップ」。どんな状況でも一定以上の質のアウトプットを心がけたい。

【今年度の目標】(数字は重要度順ではありません)

1 内容のある単著を書き上げる
 現在、単著を依頼されている。学級通信をテーマにしたものだ。今までの経験を生かして内容があるものを書き上げたい。さらに確定はしていないが、もう1冊分の原稿も今年度すべきこと。こちらは対象が幅広いので、より一層の工夫が必要だ。

2 研究(情報社会のしくみを学ぶ教材群の開発)を継続し学会発表をする
 昨年度の学会発表の内容を、スケールアップして今年度行う。松下教育財団の助成も受け、研究同人もいる。これほど有難い研究環境はない。学会発表もする。

3 各種プロジェクトを充実させる
 有難いことに今年度もいくつかのプロジェクトに参加できることになっている。

4 社会科におけるIT活用の実践をまとめる
 すでにいくつかの講師依頼をこのテーマで受けている。それらをいいチャンスとしてまとめていく。

5 活動中心の社会科授業の記録化
 IT活用とは別に「活動中心の社会科授業」も工夫していきたい

6 「地域のよさ・日本のよさを伝える授業」を各教科で
 これが自分のWebの原点。初心忘るべからず。

7 連載原稿を締切数日前に
 おは奥ネット原稿、小学MMメールマガジン「私の教材開発物語」、授業づくりネットワーク「授業でのIT活用」(隔月)を締切数日前には仕上げるように努力する。

8 メディつき実践、学習ゲーム実践等今まで関わってきた流れを大切にする
 特にメディつき実践は各機関と連携する

9 地域でのセミナー主催
 今までの積み上げたものを継続・発展する

10 学級づくり・家本実践の追究
 故家本先生の実践をより広めるように

欲張って目標を立てた。それでちょうどいいと思う。「学級通信の日刊化」「日々の授業の充実」といったことはあえて記さなかった。それらも当然のこととして行っていく。

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2006.01.31

企業教育研究会の紹介

1月28日の食育教育の発表会で会の運営の中心的存在が「企業教育研究会」だった。
代表は千葉大学助教授の藤川大祐先生。「授業づくりネットワーク」で縁があって以来、時々一緒のお仕事をさせていただいている。

企業と関わりを持って教育をすることに、違和感を覚える人もいるかもしれない。しかし、次のジャンルでは不可欠なものであろう。それは「キャリア教育」である。その道のプロと出会う授業は子どもたちにとっては、貴重である。企業教育研究会はそのような授業をプロデュースするNPOである。
食育発表会の時に1月発刊の新著をいただいた。「企業とつくるキャリア教育」(教育同人社)である。まだアマゾンにも反映をしていないできたてほやほやの本だ。読売新聞、京セラ、キッコーマン等、様々な企業と連携をして作った授業が紹介されている。子どもたちの学びは深かっただろうなと想像される。

私自身、2回本校に企業教育研究会に来ていただいて授業を参観していただいた。藤川先生以外は皆学生だ。学生といってもお手伝いではない。会の中心メンバーだけに、礼儀正しいし、きちんと仕事もする。塩田副理事長をはじめ、気遣いもすばらしい。指導案に対するコメントも研究会としてする。私の大学生時代とは雲泥の差。彼ら自身が大学生である今、いい「キャリア学習」をしているんだなあと感じている。

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2006.01.30

次のステップへ

今日は胆沢地区社研の研修会。
有田先生をお迎えをして、模擬授業&講演会&QAの内容で行った。60人以上の参加者で、いい時間を過ごせたと思っている。

さて、今回の研修会で自分は裏方なのであるが、提案や仕掛けをいくつかした。

1 模擬授業を体験していただくこと
 昨年は自分が提案授業をしたが、今回は模擬授業を提案した。それも研究会メンバーによる、10分間模擬授業だ。これは大成功だった。研究授業と同じ内容を教師向けに模擬授業をするということはあるが、10分間で学習内容が完結するような模擬授業はこちらでは珍しい。その点では参加者が体験するということだけでも貴重だった。授業者には面倒をかけたが、必ず本人の糧になっている。若手中心で行ってよかったと思っている。

2 MLで進行
 中心メンバーでMLを作成した。初めてという人もいた。事務局のIさんもそうだ。今日、MLのよさについて反省会で語っていた。これを体験していただいただけでもOK。

今回で、これらのことが当たり前になっていくのではないか。そう感じた。その意味では提案した甲斐がある。反省会でははや来年度のことが話に出ていた。またパワーアップした会ができそうだ。楽しみである。

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2006.01.28

食育プロジェクト終了

プロジェクトには終わりがある。
今年、取り組んだ食育プロジェクトが今日終了した。
1回目の会議が7月。自分がトップバッターで提案授業を行ったのが9月。そして報告ならびに報告会開催が1月。そのつどそのつど取り組んだ単発型のプロジェクトだった。

いろいろな型のプロジェクトがあると思うが、これは9月の授業が全力投球の場だった。1回(といっても4時間)の授業に、東京・千葉から研究会ならびに企業の方、十数人が本校に来られた。かかる費用(時間も)は相当なものだと感じた。そのようなコストをかけて研究会も企業もプロジェクトに関わっている。マスコミへの注目度も高い。自分の授業の責任を感じた。

食育というテーマ、単発授業ということで授業は特別なものだった。単発でも子どもにとっては授業には変わりはないのだから、力をつけることをめざし、それなりの成果も得ることができたと思う。

さて、これで終わり・・・と思っていたら、「企業と連携する授業」ということで今回の報告会に参加していた、いくつかの企業の方とご挨拶をした。新たな仕事が生まれる可能性があることがわかった。同時に私が初めて本格的なプロジェクトにお世話になった方に、「仕事を選んだ方がいいですよ・・・」と言われた。
今まで「頼まれた仕事は断らない」をモットーにずっと仕事をしてきた。その気持ちは変わらない。しかし、かつてならあっさりと「いえいえ、頼まれた仕事は断らない主義ですから」と言っていたが、今回は言えなかった。ずっと走り続けるという気持ちには変わりはないが。

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2006.01.27

授業づくり研修会

今日は宮城県登米市立北方小学校での授業づくり研修会であった(主催は登米市教育委員会)。この会に講師として参加させていただいた。研究主任の皆川さんとの縁である。皆川さんに感謝。概要については、皆川さんがブログにアップしている。
私の今回の役目は次の3つである。

・研究授業のコメント(国語)
・講演
・Q&Aに答える

このようなフルコースで招かれたのは初めて。準備も授業分と講演のプレゼン、資料と時間をかけた。結果的にこれが自分の学びともなった。大きくは次の3つ。

1 社会の模擬授業ができた
 今回、講演の中に模擬授業を組み入れた。教科書の1枚の写真をもとに授業を組み立てるというものである。
 発問は4つ。プラスノート指導。聞き手の反応がとてもよく、楽しくできた。10分後、自分の発問を解説した。ここは、皆さんとてもうなずいたり、メモをとっていた。実感として発問のよさが入ってきたのだろう。
 これを講演を中で発問を解説しても効果はなかったに違いない。また、模擬授業のよさもアピールできたと思う。

2 自分の授業の特徴について振りかえることができた
 今まで自分の授業の特徴について改めて考えるということはなかった。一つ一つの実践やIT活用については、特色を分析していた。全体的なものは日常的には特色づけが難しいからだろう。その中で考えたのが次の8つ。
① 自分なりの授業原則を蓄積する
② ノート指導に力を入れる
③ 「お助けマン」(ツールやグッズ)の活用
④ 子どもにつける力と教師が深めるべきものを明確に
⑤ 活動をどう組み合わせるか吟味する
⑥ 子どもは最良の授業コメンテーター
⑦ 用語や原典にこだわる
⑧ 新しい型を作る
 今回は①②についてのみ話をした(①はさらに分類化)。このような振り返りの機会も大切と感じた。

3 自分の世代の役割
 ノート指導の内容で東井義雄氏の本から引用した部分があった。一番うなずいていたのが校長先生だった。あとでお話を聞くと学生時代には斎藤喜博氏とも縁があったということ(斎藤氏は宮城教育大学教授だった)。若い教師にとっては聞いたことのない名前かもしれない。
 しかし先人の仕事には学ぶ点が多い。それらを今に伝える役割も自分の世代はあるのだと感じた。

 授業のコメントやQ&A、模擬授業はふだん取り組んでいることだけに、自分のペースでできた。しかし、講演については難しなあと思った。経験不足もあるだろう。今までも「講演のしかた」については、いろいろな方の講演を聞く度に研究してきたがまだまだ研究不足だ。

 参加者の皆さんはすばらしかった。模擬授業にも積極的に子ども役になって参加してくださった。話し甲斐があった。だから時間もあっという間に過ぎた感じである。
 また皆川さんの研究主任としての働きにも感心した。一週間ほど前から、研修会に関わって本当に細やかに準備をしてくださった。さらに研修会の企画・運営にも学ぶ点が多かった。
 それらの点でも自分にとっては価値のある研修会だった。

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2006.01.24

知的!10分間模擬授業

今日は来週30日の胆沢地区社会科研究会の事前打ち合わせ会だった。
昨年に続き、有田和正先生をお迎えしての研究会である。
前回は私が1時間の提案授業、そして有田先生のご講演という内容だった。長年の夢が叶うとあって、前日なかなか寝付けなかったことを覚えている。

さて今回は2回目。総会の席で「10分間模擬授業」を提案した。自分の地域では、研究会で模擬授業をするようなところは民間団体しかない(研究授業のための模擬授業はあるのだが)。そこで、ぜひ社研でもと考えた。しかもこれなら、伸び盛りの若手教師が有田先生の前で授業ができる。そう考えた。

今日は3人が10分間の模擬授業をした。3者3様でおもしろかった。それについて10分ぐらいずつ忌憚のない意見。これは知的である。模擬授業をその場でコメントするのだから、かなりエネルギーを使うし、その教師の力もわかる。わずか1時間あまりだったが、とても充実した時間だった。

このような会が研究会一発ではなく、定期的に継続的にできれば教師の授業力は間違いなくアップする。今回で布石はできた。来年度以降広めていくチャンスだと思っている。

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2006.01.14

WPPP会議

今日はWPPP(Wireless&Poratable Projector Project)会議。
お台場にあるパナソニックセンターに向かった。

ここは自分にとって思い出の場所だ。3年前、今の学校に赴任して思うような実践ができなく、また情報教育担当でありながら、何をすべきかわからないまま過ごしていた。やはり自分から出掛けなくてはと思い、あちこちの情報教育に関係する研修会に出ようと決意をした。そこで、この研究会に参加した時の会場がパナソニックセンターだった。とても刺激的であり、「やはり本格的に情報教育に取り組まねば」と決意したものだった。その時に見たパレットタウンの大観覧車の美しさも印象に残っている。

さて会議である。広い会場に参加者が50人ほど!。実践者は若手からベテランまで、しかも担任はもちろんだが、管理職・社教主事と本当に様々。まさに多種多様な実践が集まるだろうと予想されるメンバーだった。それは個性のある自己紹介を聞いてもよくわかる。北から順番に座るので、北海道・東北メンバーは知っている方ばかり。地区ごとの会議もある予定なので楽しみ。

最初に堀田先生の趣旨説明のあと、5人の実践者の報告。これもまたバラエティだった。図工、音楽、1年生、模擬授業、まとめ・・・どの方の実践も「自分がしたくなるような」ものだった。この点が今回の実践のポイントだと思う。自分の実践を振りかえる。同じように「他の人がしたいと思うような実践をしよう」という考え、同僚の前で授業をしたり、話したりしてきた。しかしその考えにあった内容だったか。これから自分の考えていく点だ。

その後、松下電器さんによる機器説明。聞きながら、「こんな機能もあるのか!」と驚きの連続だった。しかも、強力なバックアップ体制。結果を出すことは当然の義務だ。それにしても担当者の皆さんの一つ一つの言葉に、自社製品への誇りを感じ取ることができた。会議自体にも事務局の皆さんの細やかな心遣いを感じた。自分が大好きな漫画に「課長 島耕作」があるが、主人公に通じるものがある。こういう会議に出て、いろいろな方の振る舞いを学ぶのも大事なことだ。

このプロジェクトは昨年から行われている。その成果はこちらに出ている。これを見るだけでもプロジェクタ活用の工夫を学ぶことができる。次回の会議は8月の大阪。3学期からダッシュで結果を出していきたい。

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2006.01.11

プレゼンの視点で見れば・・・

今日は市の教育研究発表会。個人研究を6人が発表をした。まずもって、冬休み返上で準備にあたった発表者の先生方に敬意を表したい。発表者を支えた方々にも同様である。このような発表の機会を経て若手教師は成長していく。かつての自分もそうだった。実に貴重な機会だ。

しかしながら、プレゼンの視点で発表を聞くと、思うことがいくつもある。毎年の発表を見て、「プレゼンとはこういうもの」という思いこみがあるのかもしれない。
そのような中で、今日のプレゼンで光っている先生がいた。特徴を記す。

・「原稿を読み上げる」というタイプではない。時々原稿は見るが基本的に聴衆を見ている。
・実物を持ち込んで紹介をしていた。
・スライドの文字が大きくてわかりやすい。
・効果があった事例だけではなく、効果のなかった事例も率直に報告していた。
・そして何よりも、「資料のまま言う」のではなく、「自分の伝えたいことをわかりやすく伝える」工夫をしていた。

これらはそのまま研究発表のプレゼンの基本につながるであろう。
研究発表の資料作りまではがんばっても、かんじんのプレゼンのスライドや発表については適切な指導がなされないことが多い。これではせっかくの研究の意図も上手には伝わらない。研究と同様にプレゼンにも時間と労力をかけるべきだと改めて感じた。

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2006.01.01

2006年の夢

元旦。今日はのんびりとあれこれと夢を考えた。これはあくまでも夢であり、現実的な目標とはまた別である。教師の元旦は新しいポジションで始動する4月1日だと思っているからである。

1 社会科教育と情報教育の実践と理論化
 昨年から社会科と情報教育を集中して実践・記録化している。それを今年は深める。理論化したい。アウトプットの形はいろいろ考えられるけど、本格的に学会で発表(今年は2本)したいなあ。

2 プロジェクトで結果を出す
 今、関わっているメディア力プロジェクト、情報配信プロジェクト、WPPプロジェクト等に全力投球。さらに、自分での一つのプロジェクトを主宰し、成果をアウトプットしてみたい夢がある。そのためには経済的裏付け必要だけど。

3 発信・発信また発信
 現在、社会科関係の本の編集を依頼されている(自分も4割執筆)。また、3冊目の単著を今年執筆することも決まっている。連載も新たに家庭教育関係のもの、情報関係のもの(隔月)、今まで5年続いているメルマガの教材開発物語は今年も継続。他にも単発での雑誌原稿・本の原稿も来るであろう。授業成立メルマガの編集もある。「そつなくまとめる」のではなく、何らかの「問題提起」ができる内容としたい。
 学級通信・仕事日記・ブログの毎日更新は今年も続ける。その他に、新たな発信を構想中。

4 日常をしっかりと
 当たり前だが、自分の本務はきちんと行いたい。子どもたちに基礎的な力をつける。担任と子どもとのよき関係を築く。分掌や事務局の仕事をしっかりと行う。チームとして学校の研究活動を深める・・・等。これらの活動から「誰でもできる仕事術ネタ」が増えるといいなあ。

5 大いにインプット
 昨年経済的なことで大きな前進があったので、今年はインプットのチャンスと思っている。読書量を1.5倍に。大学時代のように映画を観る(といってもレンタルビデオ中心だが)。ビッグな家族旅行をする。一般教養を受講する(テレビで)。皆、自分のエネルギーになるだろう。

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2005.11.13

学会発表のプレゼン指導2

昨日の続きである。

3 プレゼンの原則を常に確認
 「一番伝えたいことを明らかにする」というのが指導の中でのキーワードだった。これがプレゼンの柱となるわけだから、重要だ。今回は「テキスト開発の手順を明確にしたこと」ということだ。その手順のキーワードは「逆向きの設計」。これは堀田先生にご指摘いただいた。一番伝えたいこととキーワードが出てくれば、それを中心に肉付けすればよい。

4 データの採り方と表し方の工夫
 テキストの評価のために自己評価の平均値をプレゼンで出していた。「もっといい方法がある」ということで、さらにくわしいデータの採り方とその表現のしかたを教えていただいた。実際にその方法で行ってみると、確かにデータで特色ある結果が出てきた。データを新たにまとめると言っても、シンプルな表だ。でもこのシンプルさが聞き手にとっては「わかりやすさ」につながる。重要なことだと感じた。

5 ちょっとしたスキルも必要
 「見せる技能と工夫」も教えていただいた。「プレゼンは聞き手のため」という点を意識している様子がうかがえた。

6 個のプレゼンの実態から「スピードが大切」
 プレゼンのシートができても、表現スキルがなければ意味がない。「佐藤さんのプレゼンは・・・・」と私自身の実態を教えてくださった。自分が自覚している点もあり、自覚していない点もあった。個に応じたコメントはやはりズシンと心に入る。「スピードが大事」ということも言われた。この点、授業と同じと感じている。

7 プレゼンは場数
 指導後、「今まで何百というプレゼン指導をしているから、このように瞬時に指導できるのですか?」と聞いたら、「自分も講義でプレゼンをしているから」ということだった。つまりプレゼンが日常なのだ。私も授業でプレゼンソフトを使った授業をしているが、1時間丸々と使うことはない。ほとんど学会とは関係のない場数だ。場数が必要というのなら、積極的にその機会を作る必要があると感じた。

 これらの他にも細かな点をいくつも教えていただいた。指導してくださったのは20分あまり。しかし、情報量としては数時間分に値する内容だった。
 修正したプレゼンシートはとてもすっきりしたものとなった。あとは表現スキルを磨くだけ。ホテルで何度も何度も練習をした。こんなに発表で練習をしたのは本当に久々だった。その結果、本番では落ち着いてできた。
参観してくださった方々がブログに私のプレゼンについて書いてくださっている。「伝えたいことが明確だった」「聞きやすく、スーッと入ってくる感じ」というように評価していただいた。
 もちろん、今回は堀田先生の懇切丁寧な指導があったからこそ。まだまだ自分の中で磨いていかなければいけない。その意欲はいつも持っている。今度は12月1日にCEC(仙台)がある。また自分を磨こう。

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2005.11.12

学会発表のためのプレゼン指導1

学会発表が終わった。3年前、「情報教育を学ばねば」という思いで参加した日本教育工学会長岡大会。現場教員で堂々と発表する人を見て「いつか自分も・・・」と思いながら3年。今年、ようやく夢が叶った。当時は情報教育の先生方での知り合いはほとんどいなかったが、今回の学会では多くの先生方・企業の方とご挨拶。これが3年間の自分の歩みの場なんだ・・・と感じた。

さて今回発表できるのは、すべて堀田先生のおかげである。発表テーマが「情報社会のしくみを教える児童用情報テキストの開発」である。これは情報テキストプロジェクトに参加させていただいたからだ。しかも連名発表ということで、論文指導、プレゼン指導とも本当にお忙しい中、時間を割いていただいた。しかも今日の発表の質疑では私の答えのフォローまで。「学会の発表は初めて」ということで、本当に丁寧に教えていただいた。感謝してもしきれないほどである。
たとえてみれば、自動車学校の仮免で路上を初めて走る自分に、十分に練習をさせ、さらに隣の席に座ってこまめに教えてくださったようなものだ。まだ何回か仮免で走らなければいけないが、本免が取れるための努力が必要だ。

さて、自分が一番学会発表で準備しなければいけないのは、プレゼンだと思っていた。自分の苦手分野。セミナー等で発表する時にも何かうまくいかない。学会はわずか10分の発表だ。万全を尽くしたいという思いで、3日前の仙台でお会いした時に、時間をとっていただいた。「視界がスーッと開ける」ようなプレゼン指導を受けた。学会で満足感を得るプレゼンができたのは、まさにこの指導による。そこで、印象に残る指導部分を紹介する。

1 全体構成をどうするか
 プレゼン指導の場はスターバックス。PCではなく、スライドを印刷した紙で説明をする。その時間は3分ほど。終わった時、すぐに全体構成は「テキストの内容」「開発手順」「評価」の3つと言われた。自分は「つかみ・結論+論文の順番」と考えていた。しかし、どうしてもダラダラした感じになると思っていた。
 確かにこの3つだと伝えたいことが整理されると感じた。同時に自分のプレゼンが今までうまくいかない理由もわかった。「レジュメの順番通り」という点が悪いのだ。だったらレジュメを読み上げるのでよい。あくまでもプレゼンで、聞き手はプレゼンを見て聞くのだ。
 それにしても瞬時に全体構成を言われたのには驚いた。これは構成力・編集力がなければできないことだ。ポイントとなるものがどれか。それをどう並べるか。これをまず第一に考えることだと感じた。

2 思い切りよく捨てる
 一度自分が作ったスライドは「自分でも多いなあ」と感じていた。堀田先生に見せると「14分30秒ぐらいになる」と言われた。どれを捨てるか。「教師用の指導書作成」「意欲等を測った事後アンケートの結果」等を捨てることとなった。これらはこれらで自分として取り組んで一定の成果が出たものであった。
 しかし、その意識がよくないのだと感じた。そうだから伝えたい。ところがそうすると「伝えるべきもの」が多くなり、本当に伝えたいことの印象が薄くなってしまう。つまり「精選」ができないのだ。「他を目立たせるために思い切りよく捨てる」ことが大事と感じた。
(つづく)

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2005.11.11

「目指さないもの」も必要

第31回全日本教育工学研究協議会に今日から参加。長野に来ている。子どもたちに告げると「信州そばですね」と言われたので、到着してから駅前の戸隠そばのお店へ。味は私好みだった。

発表は明日ということでゆっくり来てもよかったが、文科省の岡本薫氏がご講演ということで間に合わせてきた。以前に著書に共感をして、この日を楽しみにしていた。

ご講演自体は1時間20分あまり。しかしながら、もの凄い情報量の講演だった。つくづく「頭のいい人とは、こういう人のことなんだろうなあ」と感心した。
ご著書に書かれていた「マネジメント」をメインにお話をしてくださった。その中で一番印象に残ったのは「『これを目指す』と言うのなら『これを目指さない』ということも必要」ということだった。確かにそうだ。「これを目指す」と言っていて、「でも他も大事」ということで結局何でもやはりできるようにならなければ・・・というのが多い。

今年の自分は実はこの路線ではないかと思う。社会科と情報の実践での量産を目指している今年。「他は今までの財産を有効に使っていこう」と考えている。いわば「集中と選択」だ(これは上條晴夫さんがよく言われている)。そしてその方法は「重点化」という点ではうまくいっていると思う。

ただしこれは個人レベルの話。今日の「マネジメント」の話は本校で検討していきたい内容だ。本校で目指すべきものがあるのなら「目指さないもの」も公言する必要があると感じた。

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2005.08.20

立場を変えて見れば

今日は第2回メディアとのつきあい方学習セミナーだった。
自分がメディつきプロジェクトに入っており、そのプロジェクトメンバーが中心のセミナーということで、期待して参加させていただいた。期待通り充実した内容だった。

セミナーの内容そのもので学んだのはもちろんだが、それと同様にセミナーやワークショップ、プレゼンのデザインについても学んだ。数年前まで自分は単に受ける側の人間だった。最近は研修会の企画や講座の講師もある。プレゼンする機会も多い。その立場に立って見ると、この「デザインはすばらしい」というものが見えてくる。
たとえば今日のワークショップは、最後に「学校での授業プランを立てる」という部分で「ああ、なるほど」と思ったし、堀田先生のプレゼンの構成のしかたも「さすがだなあ」と感じた。
立場を変えて見れば、いろいろな点が学べるものだと感じた。

このセミナーで、この夏の遠出は終わり。この1カ月あまりで自分に与えられた仕事をしっかりと行うこと、「次」へのプランをあれこれ考えることにしよう。遠くに出歩くのは貴重な機会。腰を落ち着けるのも貴重な機会だ。

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