2016.08.21

有田和正継承セミナー

今年の夏は8回の講師依頼を受けている。昨日の有田和正継承セミナーもその一つである。

これはその名の通り、一昨年お亡くなりになった有田先生の実践を伝え広めることを目的としている。
兵庫の古川先生と一緒に行うよき機会である。

今回私は話したのが、「教室づくり」と「教材開発」。
このうち教室づくりについては話すのは初めてだった。そのためにいくつかの文献を読み、まとめて臨んだ。

〇おたよりノート
〇紳士録
〇「プロ」(○○魔)を育てる
〇登録制係活動
〇「今月の詩」
〇発言のアイウエオ・・・・等々

有田先生といえば、どうしても教材開発や授業の名人といった面がクローズアップされるが、学級づくりでも多くの実践群を後世のために残されたことを実感した。
「これらを伝えていくのは自分たち」…今回改めてそのことを感じたセミナーだった。

※一番参考になったのは「楽しい教室づくり」である。

| | Comments (0)

2016.08.05

授業深掘りセミナーの授業分析

6月に行われた授業深掘りセミナーでの「森林を守る人々」の授業について、大西先生が分析してくださいました。
こちらです。
いつものことですが、私自身が意図しているところを見抜き、的確に言語化してくださるところに脱帽です。
まさに授業者が得する批評です。
たとえば、一つの発問について、次のように書いています。

----

続いて、「どのようなことが起きているか、どんなことを思ったか」を話し合わせます。この問いの組み合わせは面白いと思います。「どのようなことが起きているか」はシカの捕獲数が増えていることを根拠に考え(予想)させる発問です。一方、「どんなことを思ったか」は、気持ちを問うものです。根拠を必要としないものなので、答えやすい発問です。しかし、「どうしてそう思ったの?」とその理由を問えば必ず資料と何らかの関係のある言葉が出くるはずです。この発問を付け加えることで、資料をなかなか読み取れない子どもも参加しやすくなりますし、理由に焦点化して考えを深めていくこともできます。何気ない発問に見えますが、奥深さを感じました。全員を参加させることを意識しているからの発問のように思いました。

----

確かに私の意図の通りですが、私自身このように明確に表現できません。その点で、本当に有難い批評です。

| | Comments (0)

2016.08.04

10年前を思い出した

今年度は市の教育研究会で道徳部会に所属している。
かつては社会部会オンリーだったが、管理職としてこちらに来てからは、図工(これは県大会があったため)、国語(これも県大会があったため)、特別支援(これは全国大会があったため)というように、5年続けて大会絡みで所属先を選んでいた(というより自動的に決定。)
今年は大会関係はないので、「久しぶりに道徳を学ぼう」と考えて、道徳部会に入った。11名の小規模部会だ。それ故に会長となった。

これは自分にとっては有難いこと。それというのも事務局と一緒に企画ができるからである。特に2回目は一日研修であるから、工夫のしがいもある。
その2回目が昨日だった。講師として県の道徳教育研究会の事務局の方を講師として招いた。10年前地元の社会科教育研究会で一緒に企画を進めていた先生だ。
すばらしい内容、そして工夫された演習であった。参加された皆さんも満足度が高く、「ぜひまた」と話すほどだった。

思い出せば、10年前の企画も有田先生を招いて佐藤学級の公開授業をしたり、模擬授業3連発をしたり、さらに最後は有田先生に飛び込み授業もしていただいた。
私自身が事務局をしてもよかったが、彼がしっかりとしていたので全て任せることができた。こういう時は、参加者も多い。そんな10年前を思い出した。

ちなみに今の社会研究会の事務局も同様だ。私からバトンタッチして2年目。今日が夏のセミナーだった。
私も講師役で登壇したが、何よりも実践発表が2本あったのが嬉しい。
今日は32名の参加。反応も前向きでまさに「ホーム」のセミナーとなった。
こういう地道な取り組みが社会科への取り組みの裾野を広くするのだと思う。

| | Comments (0)

2016.08.03

フィールドワーク

春日井市の研修会には前日のフィールドワークがあった。
小牧城は昨年度、一昨年度も話題になっていたのにもかかわらず、近くですら行ったことがなかったが、今回さっそく行かせていただいた。高さは八十数メートル。歩いても10分ほどだ。
いざお城に行ってみると四方が平野ではっきりと見える。
信長が見た風景に思いを馳せた。

イチローの記念館に行ったら、小学校時代の陸上大会100mの賞状があった。
町で3位。記録も驚くほどでもなかった。
そういえば日ハム大谷選手も、担任した子たちと同じ陸上記録会に出ていたと思うが、「すごい」というような記憶はなし。
二人とも中学校・高校でがんばったのだろうと思うし、ある意味で小学生の励みにもなりそうなエピソードだ。

フィールドワークで行ったまちはやはり親近感がグッと涌く。今回も同様だった。

| | Comments (0)

2016.08.01

7月終了

7月終了である。今月も本当にあっという間の1ケ月。

〇帰宅がますます…

転勤してから3ケ月がたつので、そろそろ帰宅時刻も一定時間に固定化しているはず…と願っていたが、逆にこの1ケ月はふだんの帰宅時刻よりさらに遅くなった。学期末の事務処理、生徒指導関係のことが大きい。本当に毎日があっという間。時間の貴重さを感じた1ケ月だった。

〇原稿と講師役

そんな中で、本の原稿は一時ストップ。講師役が本格化するので、そのために時間を割く。熊本教師塾きらりと、春日井市教員研修会。3年目と4年目。今までと同じネタは少ししか使えず、まさに自分に学びが反映する場となる。そのために時間をかなり費やす。費やしたものは結果的に自分のものとなった。

〇大学院ゼミ

6月に続いて大学院ゼミがあった。インターバルが短いものの、これがあるから研究も進むのが正直なところ。修士論文までまだまだと思っていたが、実は8月に入ると締切まで半年となる。悠長なことは言ってられない。今まで以上のがんばりが必要である。

〇体力・体調

あれこれ取り組んでいるので、体調管理にはかなり留意している。一番は睡眠時間の確保。しかし、このごろは、早すぎる時間に目が覚めてそのまま…ということもある。また、体力の衰えは日々感じるところ。これからよりよく生きるためにこの体力・体調問題は本格的に考えなければいけない。

〇インプットできず…

体力・体調だけではない。インプットの不調も反省事項。これ以上自分の時間が増えるとは思われない。それを前提にインプットしないと…。

| | Comments (0)

2016.07.29

「副校長」の話

先日テレビで放送されたこちらの話題。
確かに副校長職にこういう面があるのは事実であろう。
職務が多いのもわかる。

しかし、それでも魅力的な面も多くある。かつて副校長に関わって次のような文章を書いた。

---

 かつて,6年生の子どもから卒業する際に,「副校長先生はいつも明るかったです。まるで『太陽』のようでした」と色紙に書かれたことがありました。

 時々その学級に補欠授業に入って一緒に笑ったことや,職員室の対応の時に励ましたことが印象に残っていたのでしょう。

 この子のメッセージから気付いたことがありました。
「副校長・教頭は職員室を照らし続ける太陽のような存在。明るくし続けることが大切」ということです。
 管理職になるまでは,どちらかといえば太陽の光を浴びる存在だったかもしれません。
しかし,管理職になるということは先生方を笑顔で励まし,その活躍に光を注ぐ存在になるということです。そして,そのことを喜べるようでありたいものです。

---

この思いは今も変わらない。これが副校長の一番の魅力である。

| | Comments (0)

2016.07.27

つぶやきより

フェイスブックのつぶやきです。

・平日の疲れがなかなかとれない体になっている。それでも休日になって遠出をして学ぶのは、それで逆に元気になるからだ。この1ケ月、毎週のように同じ経験をしている。周囲は「疲れませんか?」と言うが全く逆。今日もいい学びをさせていただいた。それにしても短くコメントをまとめるのは難しいーと今日も感じた。

・6/18に愛知県で登壇した授業深堀セミナーのことを、玉置研究室の学生さんたちが研究室HPにアップしました。学生時代からこのような研修会に参加するだけではなく、発信活動も行う…これからが本当に楽しみです。採用試験もがんばることと思います。応援しています。

・今年度2回目の大学院ゼミ。論文もこの2週間、力を入れたので光明が少し見えてきた感じ。少し早めに終わったので、大学図書館へ。こちらは昨年から通算すると5回目。この集中できる環境はいつもすばらしいと感じている。疲れた時の外観の庭園にも癒される。

・ゼミの帰り、一本早い新幹線で帰られそうなので、新宿から大宮まで新宿湘南ラインにぎりぎり初乗車。でも、「小金井行」となっていて「小金井市に行くの??」と一瞬不安になった。昔、東京学芸大に入った友達を訪ねて行ったことがあったから、間違えた?と思った。栃木県にある駅とわかってホッとしたが、「初」の人には何とも紛らわしい小金井行だった。

・この頃、かつて担任した保護者や子どもと会うことが多い。今回は、2校目で1・2年を担任した親子と。もう25年前。まだ若かった自分が教えられた保護者だった。暑い中での運動会終了後、学級で「今日は暑くて大変だったね。みんなも疲れたでしょう。もう運動会はいいね」と何気なく話した。クタクタになった時の実感だ。それをその子が「先生は運動会はもういいと言っていたよ」と母に話したらしく、週明けの月曜日に「運動会ご苦労様でした。」と様々感想が書かれていて、最後に「娘によると先生が運動会はもういいと話していたことが少し残念でしたが…」と記されていた。まさに余計なひと言による失敗。事情を説明し、「そういう意味だったのですね」と好意的にとってくださって事なきを得たが、教師が話す言葉の大切さを感じた。一つの学びであった。

・明日の講師役のため、飛行機移動。昨年とは違い、少し早い便に乗ったら瀬戸内海の島々がはっきりと見えた。愛媛の細長い佐田岬半島もはっきりと。風力発電の様子もわかった。そこから九州はあっという間。生きた地理学習だった。子どもたちに「旅には地図帳を」と担任時代は言っていたのに、今回もってこなかったことが心残り。

・熊本教師塾きらりでの講師役終了。今回は熊本地震後ということで、岩手の復興教育についても話をさせていただいた。それにしても、毎回感じることであるが、塾生(+一般参加の先生方)の熱心な学びぶりには感心する。遠い地でも続けて行きたいと思う一番の理由である。

・九州新幹線では英語だけではなく、ハングル語・中国語のアナウンスもあるんだなー。韓国・中国が近いことを感じる。

| | Comments (0)

2016.07.26

地図帳を見たかった

熊本行の飛行機の話。
教師塾きらりの講師役のため、東京からの飛行機移動。昨年度、一昨年度は夜のフライトだったので、四国上空・九州上空時には何も見えなかった。今年は、終業式で午前授業で少し早い便に乗ることができた。
そうしたら、四国上空から瀬戸内海の島々がはっきりと見えた。地図帳で見ていた愛媛の細長い佐田岬半島もはっきりと。そこには上空からでも風力発電の様子もわかった。半島の端から九州はあっという間。まさに生きた地理学習だった。
子どもたちに「旅には地図帳を」と担任時代は言っていたのに、今回もってこなかったことが心残りであった。

熊本上空では雄大な阿蘇山が見えた。もう7時過ぎだったが、まだまだ明るく「西に来たんだな」と体感した。そして目に飛び込んできたのが、「青い屋根」の家々。一瞬「どうしてこんなに青い?」と思ったが、すぐにそれがブルーシートだと気づいた。上空からもはっきりとわかる熊本地震の影響。翌日の復興教育を伝えることの意義を改めて感じた。

| | Comments (0)

2016.07.25

今年も教師塾「きらり」に登壇

過去2年に続き、今年も熊本市教育センター主催の教師塾「きらり」に登壇させていただいた。
昨年度から依頼はされており、喜んで引き受けていたが、4月の地震もあり、「今年は運営は難しいかもしれない」と思っていた。そうしたら担当者の先生から、6月に「予定通り行います」という元気なお声のお電話をいただいた。自分にできることがあれば…と思い、今年発刊の著書も5冊ほど持参した。

厳しい状況の中でも教師塾(4~10年目までの教師対象)を希望した先生方が今年も集った。自分も準備した模擬授業・授業づくりの講話・教師修業の講話をさせていただいた。今回は熊本地震後ということで、岩手の復興教育についても話をさせていただいた。

毎回感じることであるが、塾生(+一般参加の先生方)の熱心な学びぶりには感心する。遠い地でも続けて行きたいと思う一番の理由である。今回学ばれた先生方は10年後、20年後の教育を支えて存在となる。自分にできることはまだまだある。そんなことを今回も感じた教師塾きらりであった

| | Comments (0)

2016.07.22

「夏」が始まる

岩手は遅い夏休みの入り。今日が終業式だった。
12時過ぎに、子どもたちの「さようなら!」の元気な声が響いてくる。終業式の日の特有の解放感である。
教師もその点ではある意味似ている。
もちろん通常の勤務日なのであるが、学期中とはやはり気持ちの面では異なる。

さて、今年も「夏」が始まる。今年も様々な講師の機会をいただいた。本当に有難いことである。
職務上、限られた回数で、しかも遠くてもすぐに戻ると・・・・と考えているが、それでも受け入れてくださるので感謝である。
そのスタートが明日の「熊本教師塾きらり」である。今日の午後はその移動日。1年ぶりの熊本である。
その他にも、愛知、東京(2回)、兵庫に行かせていただく。県内も2ケ所で登壇。さらには、自校でも依頼されている。あちこちに行く楽しみは多くの出会いがあることであり、楽しみである。

そして、何よりも例年と異なるのは通信制大学院での修士論文の取り組みを充実させなければいけないということである。暑い、そして熱い夏になりそうである。

| | Comments (0)

より以前の記事一覧