2015.03.24

有難いスライド

愛知教育大学大学院教授の志水廣先生の「退官記念講演会」の記事がブログに掲載されていた。
全国あちらこちらで御講演され,著書も100冊以上ある先生だが,1度も直接お話をお聞きできなかったのが残念である。著書は数冊読ませていただいた。

ただ,有難いのは講演のスライド等を随時アップしてくださることだ。
今回もアップしてくださっている。こちら
今の自分に共感できる大切な言葉が並んでいる。
特に次の部分である。

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『運が良くなるためには
①感謝する
②プラス思考
③宇宙貯金を貯める行動する
宇宙貯金:人を幸せにした貯金』

『転んだドラマの転換は
• 運が悪いとあきらめてはいけない。
• プラス思考
• 感謝する
• 淡々と宇宙貯金を貯めていくと、
• ある日、突然、運が開ける。』
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今一度「感謝する」「プラス思考」で新年度を迎えようと思う。余裕があるから「宇宙貯金」ができるのではない。「宇宙貯金」をするから,余裕が生まれるのだと思う。

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2015.03.22

つぶやきより

フェイスブックのつぶやきからです。

・勤務中の朝と昼に2度の地震。ケータイの緊急地震速報が鳴らなかったので「大きくはないだろう」と思っていても,緊急放送のマイクを握りながら「あの日」のことが頭をよぎる。大事に至らなかったのはよかったが,これからも同じ思いをするのだろう。あの日から間もなく4年である。

・「僕が子どもたちに『頑張れ』という言葉を使う時には,どのように頑張るのか,方法を教えてから『頑張れ』と声をかけます」教育雑誌の松岡修造さんのインタビューから。これは学校でも同様。どのようにするか見通しをもてたら,子どもたちの頑張り度も違ってくるであろう。松岡さんのイメージが少し変わった。

・4年生の補欠授業。教務が「社会だからぜひ副校長先生に」とご指名。リーフレット作りをがんばっていた。話の流れで,「都道府県名を全部言ってみてください」とリクエストされたので言ってみたら,「オー」と拍手。たいしたことでもないのに,大げさに驚いてくれる何ともあったかい子どもたちだった。

・JR東日本の大人の休日倶楽部乗り放題チケット(1万5千円)で移動。会員限定・期間限定だが,法事の打ち合わせ前に立ち寄りたい世界遺産に寄ることができる。年をとるのも悪くはない。

・祈りの日。いつも旗をあげる子どもたちに「今日の揚げ方は?」と聞いたら,半旗であることを知っていた。朝活動は各学級で復興教育の副読本。14:46には全校で黙祷。「今日は3月11日です。大きな大きな地震があったあの日から4年が過ぎようとします。岩手県でも大震災で多くの尊い命が失われました…」このようなアナウンスを事前に全校放送で行う。今の自分にできることである。

・幼稚園卒園式に来賓として出席。昨年も感じたことだが,幼稚園教育のすばらしさを感じる。子どもの力をしっかりと発達段階に応じて伸ばしている。「お祝いの言葉」では思わず力を込めて,すばらしさを言わせてもらった。このような幼稚園教育のあとの小学校。しっかりとしないと…。

・胃カメラ終了。1年に1回だが,今回は今まで一番スムーズだった。毎回苦しみを覚悟はするが,違和感がちょっとだけだった。そのことをお尋ねしたら「機械を変えてカメラが細くなったんですよ。先生は新しいものができるとすぐに変えますので」という話。今日も患者さんがいっぱいの人気の内科さんの秘密が少しだけわかった。

・昨日の卒業式後の「卒業を祝う会」で子どもたちから色紙をいただいた。今までの学校と違って6年生との接点は少ない。それでも一緒に行った林間学校や限られた補欠授業のことを書いてくれていた。それだけで十分に有難いのだが,「副校長先生はいつも明るくて,先生は“太陽”のようでした」という嬉しい言葉もあった。もう一つ「副校長先生のオヤジギャグはすごかったです。こんなに寒いものだと思いませんでした」には思わず吹き出した。

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2015.03.19

すばらしい卒業式だった

今日は卒業式であった。
すばらしい卒業式だった。
本校の卒業生は116人。卒業式には5年生が一緒に式に参加する。
卒業生の作法態度、呼びかけはまさに小学校生活最後の日にふさわしいもの。
そして在校生の心のこもった呼びかけと歌もすばらしかった。
先週の卒業式予行で「すばらしい式になるであろう」と思っていたが、まさしくその通りのものとなった。
中学校での活躍を期待したい。

さて,今年も担任の先生方の黒板メッセージに注目。
本校は3学級+特別支援学級。多くのメッセージを一度に見られるのは幸いなことである。
それぞれの学級で個性があるなあ…とつくづく感じた。
ある先生のメッセージは自分が初めて卒業生を送り出した時の気持ちを思い出させてくれたり、
個性的なメッセージから、子どもを大切にしているという思いが伝わってくる。
これもすばらしいことであった。

さらに個人的に…初任校で担任した子のお子さんが本校を卒業。
担任した子の卒業は平成元年3月。26年後にその子を卒業児童の父親として見るなんて想像もつかなかった。
終了後にはその子(もう38歳だが)が寄ってきて「先生,記念写真!」ということで親子と私で撮影をした。
これもまた教師人生の中で嬉しい出来ごとだった。

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2015.03.18

迷い鳩の対応

いろいろな対応を経験しているが,昨日は初の経験をした。

「副校長先生,中庭に飛べない鳩がいます!」という声。
行ってみると,脚環がついた鳩。全く飛べない。
その場にいた先生方も対応わらかずということでまずは市役所に電話。
脚環がついている迷い鳩を保護する協会があることがわかる。
ネットで調べてみると立派なサイトがあった。こちら

即連絡し,脚環の番号で茨城からの鳩ということがわかった。
これまたびっくり。「レースでそちらまで行ったのだと思います」とのこと。
茨城から岩手まで飛んできたのかと思うと,その鳩を見る目も変わった。

そして発送の準備もすぐに行う。
そして,本日,無事飼い主に向けて発送できた。
ちょっと「いい仕事をした」と自己満足。

※そういえば担任時代のラスト10年ぐらいはハムスターを教室で飼っていたことを思い出した。

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2015.03.17

設備投資を怠らない

先日1年ぶりに胃カメラを飲む。
毎年1回の健康の有難さを自覚する日である。
今年も無事大丈夫だったということで,胸をなでおろした。体力的な衰えはすっかりと自覚しているし,健康にいいことはほとんどしていないおで,結果が気になっていた。(本当は運動をしたいのだが,校内をぐるぐる回るのが唯一の運動に近いことである。)

さて,今回の胃カメラは今までに比べて実にスムーズだった。
毎回苦しみを覚悟はするが,違和感がちょっとだけだった。「今回は今までと違っていました。何か変わりましたか?」と看護士さんに尋ねた。
「機械を変えてカメラが細くなったんですよ。先生は新しいものができるとすぐに変えますので」という話だった。

最新の設備投資には費用も時間も惜しまないということだろうか。
ちなみにいつもたくさんの患者さんがいるが,この医院は快適である。その秘訣が少しわかった気がした。

同時に教師にとっての設備投資は何かも考えた。それは自分自身への投資である。自分も残り期間が少なくなってきたが,今こそかつて以上の投資が必要とこのごろ考えている。先日はそのスタートに振込をした。楽しみな投資である。

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2015.03.16

最後の学級通信

土曜日のサプライズ同級会で学級通信のことが少し話題になった。
教師生活の9年目~10年目に5・6年を担任した子たちだった。
この2年間は学級通信を日刊で発行し続けた。

そして最後の学級通信は「思い出」という題。
一人一人についての思い出を書くのである。
「もう一つの通信表所見」という感じで自分も気に入り、力を入れて書いたものだった。
次のような感じだった。

■Aくん
 音楽のテストで君が歌ったあと、必ず学級は「オーッ」という歓声につつまれた。もちろん上手だからだ。何せ実力は市内一、県でも有数の君のこと。でも、それに至るまでには君も努力したはずだ。何もしないで、歌がうまくなるわけがない。そういう点では、努力の意味を君はよくわかっている。これからは、その努力を他のことに広げることが一番大切!

■Bくん
 舞台は運動会、あるいは球技大会。がんばる選手たち。盛り上がる応援団。いつもその輪の中心に君はいた。あらん限りの声をふりしぼり、「何やってんだ!」「いいぞー!」と仲間を勇気づける励ましを君は言っていた。君の声や手拍子で、どれだけ学級がまとまったことか。みんなもそれは知っている。「明るさの配達人」-それを中学校でも生かしてほしい。

■Cくん
 何の授業の時にも、「熱心」という言葉があてはまる君。質問もしょっちゅうしていたし、発表も積極的。跳び箱では「先生、みてください!」と言う。しかし、一番印象に残っているのは別のことだ。歌を歌う時の君の表情がそれだ。意外と思うだろう。真剣な表情、真剣な歌いぶりは人の心を打つものだ。そして、それはいつまでも人々の記憶に残っていく。

■Dくん
 誰もが認める君の運動神経。運動会、陸上記録会、そしてミニバス。いつもトップを走り続けていた。しかし、それ以上に評価したいのは君が学校のリーダーになろうと思っていた点だ。企画委員の仕事をやりとおした経験は、スポーツとはまた別の価値がある。自分たちで仕事を考え、うまくいかない時には別の方法を考える。難しいことだけど、よくやり遂げたと思う。

■Eくん
 「6年1組は楽しかった」とほとんどのクラスメートは答えるはずだ。その理由の一つに、「お楽しみ会が多かった」ということがあげられる。そして、それらの活動は君抜きには考えられない。企画力、仕事の段取りなどは、授業で教える機会は少ない。どこから、あんな力を得たのか。そして、時間の使い方の上手さ。ビジネスマン顔負けだった。

■Fくん
 君が自立していると思ったのは、図画の時間だ。文化祭の絵。多くの子たちが、2~3人で同じ場所で風景画を描くのに、君は学校の坂に一人でいた。自分だけの絵にするために、納得のいく場所を選び、一人黙々と画用紙に向かう。考えてみれば、孤独な作業である。しかし、多くの芸術は孤独の中から生まれたのだ。それを知っていた君は、もはや芸術家だ。

■Gくん
 言葉遣いがきちんとできる人は信用される。この2年間で君の一番変わった部分は、その言葉遣いである。ただ、丁寧というのではない。オアシス(オハヨウゴザイマス、アリガトウゴザイマシタ、シツレイシマス、スミマセン)が完璧なのだ。こちらが元気になる挨拶はなかなかできない。そして、感謝の気持ちを持っていても、それを態度に表さない限り人には伝わらない。君はそれができた。

いわばもう一つの所見のような感じだ。少し気取っている文章だが,それがいつもの通信と違う雰囲気を出していた。その通信を思い出した。

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2015.03.15

サプライズ同級会

「サプライズ」なんて,それほど起こらない。
でも,昨日は本当に「サプライズ」に驚いた。
昨年地元に帰ってきた教え子から,フェイスブックで友達申請があり,さらに2週間ほど前に「ぜひ飲みましょう」という話になった。
20年前の卒業生だ。同級生の経営する店で飲むということだから,3人で一杯ということだと思っていた。
指定の時刻に行くと,何とその時の学級の「同級会」になっていた。
「声をかけたら,こういうことになってしまって!」と笑顔を話す。
中には東京や千葉から,この会のために駆けつけた子たちもいた。

20年前。岩谷堂小学校の6年担任。5年・6年と受け持ち,卒業。阪神大震災があり,卒業式後にはサリン事件のあった年だ。
思えばその時の自分の年齢に子どもたちもなっていた。
サプライズだったのであるが,一人一人の近況報告の時にその子の思い出が次々と蘇ってきた。教師になって9年目,10年目ということで子どもたちとのつながりも深かったのも事実。だからこそ覚えていたのだろう。

20年ぶりの教え子たちは立派になっていた。

・お寺や石材店の家業を継ぎ始めた教え子
・違う町に家を購入した教え子
・経営者としてお店をもってがんばっている教え子
・教育出版会社勤めのあと,フリーのライターとして独立している教え子
・勤務しながら子育てに奮闘している教え子
・小学校に実際に子どもが入って,保護者となっている教え子…等々

当時の話だけではなく,一人一人の近況を聞いて,社会人としての活躍を誇りに思った。
自分が当時できたことは限られたことだったし,失敗も多々あった。
それなのに20年後にこうやって感動的な再会があるなんて,教師というのは何とすばらしい職業だろうと本当に思った。

自分のお祝いことがあるわけではないのだが,教え子たちから花束とメッセージミニアルバムをいただいた。
これも嬉しいことだった。

昨日のような出来事は,残りの教員生活の大きなエネルギーになる。
教え子たちの日常の活躍やがんばりを知るたびにそう思う。

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2015.03.14

幼稚園教育のすばらしさ

幼稚園の卒園式に来賓として参加。
昨年度に続けてであり,幼稚園教育のすばらしさを感じた式であった。

・一人一人の証書を受け取る時の作法の立派さ
・保護者宛の手紙を読むことの感動
・子どもたちの発表のすばらしさ
・保護者謝辞も感動的 等々

幼稚園児もここまでできるんだーと改めて感じた。これは今回だけではなく、ふだんの学習の参観でも感じていることである。
ここで身に付けた力をさらに伸ばすことが小学校、特にも1年生担任の使命である。このような姿を見たら小学校についての保護者の期待も大きいであろう。
1年生でできること、伸びる可能性の高さを実感した卒園式であった。

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2015.03.13

『発達障害の子どもをつつむクラス作り』

メーリングリストで知ったトこちらのサイト
実に参考になる。
講演されている松久先生は今は大学の先生。
その先生が『発達障害の子どもをつつむクラス作り』というテーマで現場で取り組んだことが書かれている。
その中での「20の集団指導の取り組み」の3本柱が次の3つ。

〇「いがいが言葉」を減らす
〇森おこり・林おこり・木おこり
〇「静寂の時間」を増やす

落ち着いた学級づくりには欠かせない柱であろう。
さっそく松久先生の著書も注文した。届くのが楽しみである。

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2015.03.11

3・11

あの日から4年。
自分の人生で社会的な出来ごとで一番大きなものは何かと言われたら,間違いなくこの東日本大震災と言うであろう。
今日の14:46。全校児童で黙祷をした。

4年前,大震災直後は数行でもバッテリーのある限りブログを書き続けていた。
しかし,9日目,長らく続けていたブログを「しばらくブログを休みます」というタイトルと共にやめた。悪夢のような現実に自分がブログを書き続けることの意味を見いだせなかったからだ。
やめる日のブログには次のように書いた。

(平成23年3月19日のブログより)

大震災9日目。
昨日が1つの区切りだったようで、現地では「救助」から「支援」にシフトしていると聞いています。
仮設住宅の建設、交通機関の運行等、復旧・復興に向けてのニュースも入ってきました。
大災害の中でも希望の光がかすかながらでも生まれつつあります。

同時に個別に別情報も入ってきました。
子どもたちのために尽力して犠牲になった私たちの仲間に謹んで哀悼の意を表したいと思います。
皆さんの志はしっかりと受け継ぎます。
見守っていてください。
県教職員としてすべきことに力を注ぎます。

なお、明日からしばらくブログは休みます。
2004年からスタートし、05年からは毎日更新してきましたが、しばし立ち止まって考え、行動したいと思います。
岩手も東北も日本も必ず復興します。
そう信じています。
そして、ブログも必ず再開します。
またお会いましょう。

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どれぐらい先に書く気力が起こるかわからなかった。それがわずか5日だけの休みで書き始める。
エネルギーになったのは子どもたちだった。

(平成23年3月25日のブログより)

今日からブログを再開します。
 「しばらく」と書いたものの、自分にとっての「しばらく」は5日間でした。
 この5日間のうちに、自分の心が上向きになることがいくつか重なりました。
 一番は今を生きる子どもたちの姿です。

・我が子の中学校の卒業式。式自体の凛々しさに感動を覚えたこと
・その時に聞いた今年高校を卒業する教え子たちのがんばりぶり
・震災地の子どもたちの卒業式での思いを聞いたこと
・そして、現任校でクラブが再開され中学生が目標をもって取り組んでいる姿・・・・

 これらの子どもたちの姿に自分の気持ちも変化してきました。

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つくづく子どもたちのエネルギーはすばらしいとその時に感じたものだった。
被災地でも子どもたちは今,未来に向かって歩んでいる。
あの日から4年。
現任校では被災地ではないが,岩手で共に生きている子どもたちだ。
自分にできることを改めて考えながら,進んでいこうと思う。

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